めぐるの日記

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新津由衣 その16 アトリエの休日vol.1

2023年08月19日 | 新津由衣 Neat's
即興曲作りとレコーディング見学、トーク&お誕生日会の二部構成でファンクラブ限定イベントが開かれた。


まずは第一部アトリエ・クリエ。
さすが宅録女子のパイオニアだけあって、キーボードとPCをサクサクと操っていく“先生”!(現在、大学で教鞭をとってるのであえて)
事前に募集した『歌詞のカケラ』を、“生徒”(私達参加メンバー)が決めた曲のイメージに合わせて『詞』へと形づくる。ひとつの『カケラ』だけで、あっという間にイメージを膨らませていく。自然とカラダが揺れだし、脳内会議で創られていく様はとても創造豊かだ。しかも同時にメロディーまでも生まれてきてる。『カケラ』の字数や語呂の抑揚とメロディーの糸が突然紡ぎ始まる。ただただ驚きでしかなかった。目を閉じて“先生”の呟きに聞き入ってしまった。音楽家の理論・知識と、アーティスト“新津由衣”の創作舞台が繰り広げられた。
テンポを決めて始まる『レコーディング』も解説を交えながら分かりやすく教えてくれた。“くるみ割り人形”みたいなって楽器の選択を表現したり、音色名からの閃きでツール内臓の音源を試したりと、ここでも驚きと納得の連続だ。『歌を録音する時と、お料理する時の集中は半端ない』と“先生”が自ら話しながら“うた”を重ねていく。よく通る生の歌声が心地いい。こうしておよそ2時間で素敵なデモが出来上がる。しかもこの音源をQRコードでプレゼントしてくれた。“先生”の創作アトリエを体験出来きる貴重な時間をすごせた。


そして、第二部アトリエ・カフェ“トーク&お誕生日会”。
出席“生徒”全員にプレゼントがあった。主役のはずの“先生”から、手作り感いっぱいの心暖まる“お・も・て・な・し”を受けた。
トーク“ゆい子の部屋”では、アルバム『傑作』を表現するアイディア・想いを熱く自身の言葉で語ってくれた。その眼差しはホントにキラキラ輝いていた。決して容易なことではないけど、いつの日か納得できるものを創って披露してほしい。“生徒”のみんなもそう願っているのでは。もうひとつ、Neat's『MOA』への想いも聞かせてくれた。大胆なリメイク、こちらもかたちにしてほしいな。『BEDROOM ORCHESTRA Ⅱ』の絵本は図書館の書架に加えてほしい一冊だ。

最後に『傑作』から一曲“創作”の弾き語りが初披露され、『アトリエの休日』は終演となった。
とても充実した、新津由衣にしか出来ない素敵なファンクラブ・イベントだった。

“新津由衣は歌と笑顔を届けてくれる優しいアーティストだ”



余談だが、時間のある時にプレイボタンを聴くようにしている。仕方のないことだけど、経年で蓄電力が低下することが考えられるからだ。お持ちの方、時々使って、取説に従って充電する事をお勧めします。



(敬称略)





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