春のお彼岸になると、シキミ(樒)、ヒサカキ、モチノキ、は、四季を通して緑が美しい常緑性樹木から香り立つ花が咲き始めます。
今年は、花の開花が遅れていましたが、桜が咲くと同時に満開を迎えています。いずれの樹木も神事に使われる事から特に墓地の周辺
に植えられています。シキミは、お仏壇やお墓でも「仏教で宗派を問わずに使われる葉」です。葉は枝先に集まってつき、春に枝先に
多数の黄白色の花被片をもつ花を咲かせます。
ヒサカキは、春先(3~4月)になると直径5ミリほどあるクリーム色の花を下向きに咲かせる。花の咲く時期は、4~5月ごろです。
白に薄い黄緑色がはいったような色の上品な花は、いくつもが連なるように集まって咲きます。
モチノキは、葉っぱの形は楕円形で先がとがっていて、ややかための印象です。葉っぱのカラーは明るいグリーン色。種類によっては、
黄金色のものや白い斑入りのものもあり、花や実のつかない時期も美しいです。モチノキは、秋につく小さめの赤い実がとてもキュート
で印象的な植物です。古くより日本庭園によく使われ人々に愛されてきました。生垣にも使われ人気があります。
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