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かりんとうの小部屋Z

このブログでは趣味や仕事や生活について、まったりと語っています。

万能感

2012年06月05日 19時38分26秒 | 考えたこと
何でもできそうなきもち。万能感。
人生をよりよく生きるためには必要不可欠だと思う。
過度の万能感は良くないが、適度に万能感がないと、何事にもチャレンジできない
弱い人間になってしまう。
ウソでもいいから何でもできそうな顔をしたほうがいい。
弱気は風にさらわれる。
万能感と謙虚さは相容れないだろうか。
そんなことはない。しっかりと自己肯定できていれば逆に他人に
謙虚になれる。自分はいつでも先頭に立てると思えるなら、
堂々と他人に前を譲れる。
みなさん、万能感を持ちましょう!


なんて書いてみたけど。
自分はわりと万能感の強い人間だったと思う。
でも多分今はほぼゼロだ。ガス欠状態。
これからまたもとにもどるだろうか。
今のが生活はちゃんとしてると思うけど、昔の自分のがよかったな。昔の自分がだいすきだった。

文庫版1Q84 3 読了

2012年06月05日 19時29分58秒 | BOOK
読んでいてつらくなった部分↓


ある年齢を過ぎると、人生というものは失っていく連続的な過程に過ぎなくなってしまいます。あなたの人生にとって大事なものがひとつひとつ、櫛の歯が欠けるみたいにあなたの手から滑り落ちていきます。そしてその代わりに手に入るのは、とるに足らんまがいものばっかりになっていきます。肉体的な能力、希望や夢や理想、革新や意味、あるいは愛する人々、そんなものがひとつまたひとつ、一人また一人と、あなたのもとから消え去っていきます。別れを告げて立ち去ったり、あるいはある日ただふっと予告もなく消滅したりします。そしていったん失ってしまえば、あなたにはもう二度とそれらを取り戻すことができません。かわりのものを見つけることもままならない。こいつはなかなかつらいことです。時には身を切られるように切ないことです。


本当にそう思います。最近特にそう思う。家族親戚はだんだんいなくなるし、古い友人とも疎遠になっていく。ぼやぼやしてるとあっという間に何もかも消えてしまう。それは耐え難い寂寥感です。辛いですよね。