東京東部労働組合【公式】ブログ

全国一般東京東部労働組合の記録

7・7大久保製壜支部重大労災4ヵ年社前集会に130人が結集!

2023年07月08日 10時56分20秒 | 労働組合
金もうけ優先の3ライン体制強行NO!
労働者の命を守れ!
多くの仲間がともに声を上げる

東部労組・大久保製壜支部は重大労災発生から4年となる7月7日、大久保製壜所本社前での集会を開催。猛暑の中にもかかわらず、東部労組各支部・組合員、大阪の地から駆けつけてくれた全日建連帯労組関西地区生コン支部の仲間をはじめ地域・友好労組の仲間130人が結集しました。



昨年8月4日の和解協定書締結により重大労災をめぐる争議は終結しました。
しかし大久保製壜支部は、労働者が安心して働ける職場をつくるため、また、今後二度と重大労災を発生させないためにも7月7日には毎年社前集会を開催することを決定し、この日の集会開催となりました。

現在、大久保製壜所はコロナ禍の影響による需要減で2ラインとなった生産態勢を6月上旬から3ラインに戻しています。3ラインでの稼動にあたり、会社は人員を補充するとしていましたが十分な補充ではありませんでした。そのような状態で3ラインを稼動させたことについて、職場では「人員が不足しており無理がある」「過重・長時間労働が前提で労働者の負担が大きすぎる」など反対の声が巻き起こっています。しかし会社は人員態勢が整っていないにもかかわらず無理のある3ラインでの生産を強行しました。このような状況ではふたたび大きな労災事故が発生しないとも限りません。労働者の命・健康が脅かされている状況が再び発生しています。

結集した仲間の「大久保製壜所は金もうけ優先・安全無視をやめろ!」「3ライン生産強行に反対するぞ!」とのシュプレヒコールで開始された集会では、大久保製壜支部金澤委員長がこのかんの状況を報告。会社のやり方に対し「金もうけ優先、職場の安全を省みない体質は変わっていない」と糾弾しました。

続く連帯の発言では、
地域共闘の仲間(東部全労協/墨田労組連/葛飾区労協/江戸川地区労センター)
全労協の仲間(東京清掃本部、同 葛飾支部、同 墨田支部、同 台東支部)
全国一般全国協の仲間(全国一般全国協本部/全国一般東京南部/全国一般東京労組/全国一般・全労働者組合)
反弾圧・争議を闘う仲間(全日建連帯関西地区生コン支部/JHU)
コミュニティ・ユニオン首都圏ネットワークの仲間(首都圏ネット・岡本事務局長/プレカリアートユニオン/下町ユニオン/ユニオンネットお互いさま)
地域/友好労組・団体の仲間(部落解放同盟墨田支部/京成労組の民主主義を守る会/総合サポートユニオン/全国一般東京ゼネラルユニオン/全関東単一労組/労組反戦行動実行委員会/レイバーネット/東京労働安全衛生センター/HOWS/みずま雪絵・葛飾区議)
が「職場の安全」を強く訴えました







これをうけ、大久保製壜支部組合員一ひとりが「毎年の集会で職場の安全を訴えていく」と力強く決意表明。東部労組菅野委員長のまとめ、大久保製壜支部金澤委員長の団結ガンバローで集会は締めくくられました。

職場闘争なくして労働者の生活・権利・安全など何も守れません。東部労組・大久保製壜支部は、労働者が目を光らせものが言える労使関係、職場で闘える労働組合を目指します。

また、地域の労働者を励まし、どこの職場でも労働者が声を上げる、社前集会が行われる雰囲気を広げていくため、毎年7月7日を期して開催する社前集会を地域の仲間・労働組合が結集して声が上げられる場にもしていきます。

東部労組・大久保製壜支部は「金もうけ優先」を許さず、労働者が安心して働ける職場をつくるため闘っていきます!
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 【フソー化成との闘い】業界... | トップ | 【フソー化成との闘い】5月... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

労働組合」カテゴリの最新記事