2回あります。
1回目は東日本大震災後に計画停電が実施された時です。
結果停電になったのは数店舗だけでしたが、その予定の地域に入っているとリハスタはなんとかなりましたがライブハウスはスケジュール組めずに大変でした。
『自販機とライブハウスは無駄な電気を使っている!』と槍玉にあげられましたし、生業として真っ当に仕事しているのに肩身が狭かった事を覚えています。
結果LED化が一気に進みました。
2回目は三年間も続いている新型コロナによる世界的パンデミックです。
多くの国がロックダウン政策で世界的な不況に陥り、ロシアによるウクライナへの侵略戦争も起きてしまいました。
まだ多少制約がありますが、日本では今日いっぱいで一区切りがつきます。
ようやく、ですね。
2回とも諦めはしませんでした。
諦めてしまうと頭も身体も働かなくなりますからね。
開き直ったのです。
現実を受け止めてやれるだけのことはやろうと腹を括ったのです。
そしてその事を明確にしてスタッフに伝えました。
『身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ』です。
2回とも結果浅瀬に浮かび上がる事ができたのは奇跡的に出したが、その奇跡を産んだのは一丸となって現場を支えてくれたスタッフの粘り強い辛抱と我慢のおかげです。
事実上今日いっぱいでコロナ禍の規制が解かれます。
多くの中小企業の経営者は感無量で明日を迎える事でしょう。
でも明日も何事も無かったかの様に日は昇りいつも通りワイワイと仕事が始まるのです。
それで良いのです。
それが私の求めている平時なのです。
まだ予断は許しません。
それでも小さない声で、ひとり、盃をあげたいです。
みんな今回もよくやってくれました。
ありがとう!
次もあるだろうけれど、
その時もよろしくね!!!