悠翠徒然

画像中心

書初め総選挙 結果発表!

2017-02-15 19:38:47 | Weblog
浜ちゃん風で『結果発表〜ッ!』(笑)

塾生賞は上位3名が掲示されています。

素敵な書体を選ばれましたね〜

私も上位三作品はお気に入り10作品の中に入ります。

私の選考基準は、

『バランス』です。

どんな作品が選ばれたのかは、お教室で確認してくださいね。

あなたの作品かもしれませんよ〜




『ヘレン メリル』

2017-02-15 15:17:04 | Weblog
買っちゃいました!

ベストとライブと日本制作盤!



魅力的な声だなぁと思っていたのですが、ヘレンメリルのキャッチフレーズはなんと
『ニューヨークのため息』

、、、、

『ため息』ですよ『ため息』、、、

好きにならずにはいられないのであります(笑)

彼女は日本がとても気に入ったらしく、日本に一時期暮らしていたそうです。

そしてその頃、日本ジャズメンと何枚かアルバムを作っています。

全盛期のライブを見たかったですね。

しばらくはヘレンメリル漬けになりそうです。




中国古代における筆の持ち方

2017-02-15 14:55:38 | Weblog
周の時代、幅1センチ未満の竹簡や木簡に篆書を書く場合、どのような筆記用具で文字を書いていたのでしょうか?

今日見た中国の歴史ドラマでは、お箸のような棒を右手で握って書いていたのです。

菜箸を一本握っでは書く感じでした。

篆刻には握刀法と言う持ち方があって、固いものに彫るには力の入る持ち方です。

多分殷時代において、甲骨文字を亀の甲羅や動物の骨に彫るかやり以前から、つまり岩や石に何かを記していた時代から、強い力で彫る為の道具の握り方だったのだと思います。

筆は石器時代からあったとの話もあります。

動物の毛や植物などを束ねて木にくくりつけてきたらしく、筆はほぼその頃に出来上がっていたといえます。

書の歴史が始まった頃の筆の持ち方は、いくつもあったのでしょうね。

筆を使うときは指で軽く持ち、棒のようなものを使うときは手のひらで握って圧力加えながら書いていたのかもしれません。

始皇帝が統一して小篆ができる前の、大篆の多くはそんな記され方を、していたのかも。

想像するだけで楽しくなってきますね〜

なりませんか?(笑)

メインイベントの試合を

2017-02-15 09:28:58 | Weblog
インフルエンザで欠場し、試合が中止に。

インフルエンザで欠場した選手に、該当団体の試合に無期限出場停止の処分を受けた件に対して、多くの批判があるそうです。

当日のファンの落胆ぶりを思うと可愛そうですが、チケット代払い戻ししたのかなぁ〜

多分それまでの試合は行われているので、払い戻しはないでしょうね。

インフルエンザの予防注射もしていたのに、生まれて初めてかかってしまったそうですし、普段から風邪もひかない選手だそうです。

無期限出場停止というのも、長くて数ヶ月の事だと団体側は言っているようです。

ビジネス的に見れば、メインイベントを楽しみにしていたファンの気持ちと、払い戻しできない経営的事情の結果、無期限停止という処分になったと思うのです。

インフルエンザであることを隠してでも出場させたがっていた主催者側と出場したい本人のギリギリの判断が、当日欠場発表となってしまった感もあり、『興行』の宿命を感じます。

私が興行主だったら、、、、、

後から処分は厳しすぎると言われても、選手に矛先が向かないのなら、同じ事したかもしれません。

とにかく暴動にならずに済んで、よかったですね。











『大人書初め総選挙』投票締め切りました!

2017-02-15 07:13:32 | Weblog
二週間続いた投票も、昨日で締め切りました。

みなさんの清き一票で『塾生賞』が決まります。

書き手が誰なのかほとんどわからない状況で選んだわけですから、これはもうみなさんの嗜好次第というわけです。

楽しみですね!

私も選びました。

力作揃いの中からまず三つに絞りました。

全91作品の中で、書き手が誰なのかがわかる作品は数点しかない、ほとんどフラットな状態で三つ選ぶのはとても苦労しました。

貼った順番は書き上げた順でしたが、鑑賞に不利な場所に貼られた作品もあったのは事実です。

それも時の運ですから、仕方ないでしょうね。

諦めてください(笑)

三つの中から一つに絞るのはとても苦労しました。

誰が書いたのか今でも分からないままです(笑)

私の選んだポイントは、

⚫︎紙と文字のバランス
⚫︎お手本にインスパイアされた変化
⚫︎書初めらしい程よい潤渇
⚫︎崩れそうで崩れない安定感と緊張感のバランス

『書初めらしい』って何?(笑)

ですよね〜

お楽しみに!







『未』

2017-02-15 06:28:32 | Weblog
漢字課題最後の文字『未』です。



画数少ない文字ですが、他の四文字に負けない存在感を放っているのは、一画目と五画目の払いのボリューム、そして三画目縦画の清々しさがその要因でしょう。

二画目の横画は、短いですが『寒』の一番長い横画と同種です。
極端に言えば、『未』二画目の横画をストレッチすると、『寒』の一番長い横画に近づきます。



『梅』の横画と『著』の横画が同種であるような関係です。

一画目と二画目のうねった動きを三画目縦画で、おさめるように書いて見ましょう。

馬鹿真面目なほど三画目の頭ができていますが、これは筆先を素早く真上に持ってきた故にできた結果です。

下方にひく流れの中でほんの少し左へうねった後、真っ直ぐに下がりますが、終盤少し押し込んで膨らませたあと、ほんの少し左へ寄せてから筆先を少し遅らせるようにして払っています。

うねりが大きくなってしまうと、清々しさが失われてしまうので注意が必要です。

やり過ぎ注意!(笑)

さて、漢字課題五文字をザックリと解説してきました。

大切なのは、皆さんそれぞれが、詩の意味を感じて、自分に置き換えて故郷に想いを馳せながら書くことです。

その上で、書き手がその内容を鑑賞者に伝えやすくするために、どのような書技を駆使して、しかもそれをこれ見よがしではない方法で表しているかを観察し、理解した上で臨書してください。

新規、初級、人位級の方々は、形を模す臨書『形臨』をして、書技を学び取りましょう。

地位級の方々はその形の中に、書き手の意図を汲み、それを越える自分の線を一箇所でもよいですから、表すチャレンジをしてください。

天位級の方々は、書き手を越えるチャレンジをしてください。

結果、お手本と違うオリジナリティある作品を目指しましょう。

それは、詩の解釈の差から出ていなければなりません。

別な書技を使って表す必然はそこにあるからです。

一人一人に異なる故郷があるように、詩の解釈は一人一人違うはずです。

あなたの故郷を思う気持ちを、あなたの解釈で点画にして書いて見ましょう。

結果ボロボロになったとしても、お手本に戻ってしまっても、その過程で学んだ事やチャレンジした努力は点画や筆意を通じて伝わってくるはずです。

それは『背臨』を超えた、オリジナリティです。

評価を気にせず、果敢にチャレンジしてオリジナリティを求めてください。

さて、次回はかな課題の解説をいたします。

二月末あたりなると思います。

みなさん、競書頑張ってくださいね〜