2月6日にトルコ・シリア大地震が起きるまで、私は
那覇市でのほほんと短期移住を楽しんでいた。
だが昨年、生まれ故郷である福島県南相馬市を
訪れて小学校の頃の友達が一人も住んでいない
状況を知って、あの不愉快な原発事故と大地震・
大津波の被害をまざまざと思い出された感情が
トルコ地震で甦ってしまった。
特に、地震後四日目ぐらいで、9歳の少女が救助
隊員に向って、「助けて下さい。あなたの召使いに
なりますから」と言ったのを聞いた瞬間から、遊び
気分は吹き飛び、私は歩くことしかしなくなった。
トルコ建築事情には私如きがとやかく言わないが、
吾が国の原発再稼働や新規建設は地震と火山と
津波の国なのだからやはりリスクは大きいのだ。
政府・自民党が北朝鮮のミサイル危機を言うので
あれば、「原発施設ぐらい危険な建物は他にない」
ことに目を瞑るのは嘘つきか莫迦の所業である。
危険じゃないとまだ言うなら、新規原発は東京湾に
幾らでも造ればいい。
そして、もう一つ頭に浮かぶのは、こんな状況時に
戦争をしている莫迦が存在するということ。
あと一週間で開戦から一年にもなるのだ。
誰でもいいから、プーチンを殺してくれ!