JNNの調べでは前月よりも6ポイント上昇して44.3%の
支持率になったそうな。岸田内閣支持率ことですよ。
だから既に始まってる地方選での自民党大敗はない。
31日(金)に発表した「少子化対策案」は叩き台なのに、
内容も解らぬままOKを出した国民が岸田君の目論見
以上に大勢居た、ということである。
詐欺師と政治屋の違いが、う~ん、わからんねぇ。
政治屋の口から出る言葉(嘘)が法律に引っ掛からない、
という点が詐欺師との境目なんだろうね。
だから、「嘘をつくのが上手ってことが政治屋の素質」と
いうことなのだろう。
予想通り「子育て政策」の色濃い「少子化対策」だった。
しかも、そのお金のアテが示されない「空売り」みたいな
叩き台である。そんなモンは子供騙しと言っていい。
それでも支持率が上がるのだから、詐欺師が悪いのか、
騙される国民の頭が悪すぎるのか、と思えてしまう。
殆どのコメンテーターがこの少子化政策に懐疑的であり、
嗤っている人も居るし、怒りを示した人も居た。
そういう中で、唯一、80点の高得点を付けた人が居る。
自民党・参院議員(女性局長)の松川るい君(52歳)だ。
フジTV「日曜報道 プライム」は、かなり右寄りの番組と
言っていいだろう。その番組でも「少子化対策叩き台の
視聴者投票」を実施した。
驚くことに、右寄り番組なのに、「効果は期待できない」
の意見が71%で、「期待できる」の意見は14%。
つまり自民党支持者でも期待できないの意見が圧倒的
なのである。(MCの橋下徹君も「論外」と結論していた)
ところが松川君は、その否定的な意見に対し、「どういう
ところが一番期待できないのか、ぜひ教えて頂きたいと
思います」と言うのである。
そして、自分の子育てでの苦労話を長々としたのだが、
「少子化対策はなくて、子持ち・子育てにはいい政策」と
自ら証明しているのだから、東大卒とは思えぬ思考回路
の持ち主なんだな、と私はびっくり仰天した。
そんな政治屋を信用できるわけがないじゃないか。
私の結論を言うと、「少子化対策」は100%成功しない。
岸田君は「6年内に頑張ればなんとかなる」というような
発言をしたが、1.3まで落ちた出生数を2.0に戻すのは、
どの政党が政権を担っても既に不可能である。
となると、人口がめっきり少なくった際の日本丸の舵は
どう切るべきなのか、を同時に考えるのが必要がある。
でも、古くて水夫では無理である。
少子化問題を30年以上放っておいた奴らなのだから。