本日は、中島フラッシュ蛍(姫蛍)鑑賞の旅。
松山市の沖にある中島へ行くには「中島汽船」
を利用する、しかない。
出航すると船内にテーマソングが高らかに響く。
なんとも覚えやすいメロディである。
しかも、透き通る声で歌ってくれる。
中島汽船HPで三番(全部)まで聞けるよ。
青い海がある 鴎が飛んでいる
白い砂がある 裸足で来ませんか
春の瀬戸内 島から島へ
船を走らせ 巡ってみませんか
レモン 伊予柑 蜜柑の花が咲いて
島はいい香り 爽やか花盛り
バイクも載っけて片道1400円。往復割引無し。
観光客も居るのに、船員は大方ぶっきらぼう。
愛媛県は山形県同様にカッペである。
中島には約1時間で到着するのだが、その間、
撮影した写真の説明はせずに、載せるだけ。
(文章が長くなるから・・・ね)





フラッシュ蛍が乱舞する地区まで、海岸沿いの
すっかすかの道路を走って15分。
・・・あっ、この小川の上流だな・・・
河口から離れ、山への細道を3分ほど走る。
農作業を終えた爺さんを掴まえて質問する。
「すぐ、そこやけん。蛍は湧いてくるんよ」
丁重に御礼を述べ、再び海岸に戻る。
まだ18時なので、2時間の暇つぶしが必要だ。
丁度干潮時でワカメが浜で露わになっている。
ワカメの根っこはメカブじゃないの?
うふふ、土産ができた!実は大好物なのよ。
19時は私の晩御飯タイムと決まっている。
どだ!

蚊やブヨに刺されぬ為の私の格好は、どだ!


20時。爺さんが教えたくれた谷に向かう。
まだ薄明るいが、人家を離れて不気味じゃ。
でも、こういうの、岩魚釣りで慣れてんのよ。
堰堤下にバイクを停め、蛍が光るのを待つ。
何故か寒い。なんでこんなに寒いの。
30分待っても蛍は出てこない。
見上げる度に星の数だけが増えていく。
左柳島で見た時の星よりも綺麗である。
雲も月も無いからだ。
眼鏡を掛けていても視力0.4の私。
そんな私の目にも、北斗七星が爛々と見える。
蛍を観に来たのに、星の輝きに感激している。
・・・こりゃ、いかん・・・
地上に目を移しても、星の煌きが残っている。
・・・あ゛っ、違う!蛍だ!・・・
変な光り方なので、星の残像だと思ったのだ。
平家と源氏しか知らんもん、仕方がない。
・・・へぇ~、姫蛍って、こういうの?・・・
でも、寒いせいか、乱舞はしない。
数えられる程の蛍が、あっちこっちに光る程度。
下から車が登って来た。
私をヘッドライトで照らす形で停車し、10秒以上
そのままとは失敬な奴。
すると、再び発車して上流の方へ。
すっかり目が眩んでしまった。腹立つねぇ。
と思ったら直ぐに下りてきて、再び私の居場所に
停車し、運転席のドアが開いた。
「蛍、観に来とるんね?」
再び目が眩んで顔は見えないが、婆臭い声だ。
返事をすると他に三人居るらしく、車から下りた。
全て声だけの判断だが、爺臭いのと、若い娘が
二人居る。
こいつら四人、でっかい声で、騒ぎやがる。
5分間ゲスっぽさを見せつけて、去ってった。
下品(げひん)に加えて下品(げぼん)な奴らだ。
(あんたら、蛍観て、どうすんの)と問いたい私。
気象条件が少しばかり不運だったようだ。
乱舞との再会を期して、港に戻る。
おお、寝返りも打てそうなベンチが・・・。
寝袋を取り出して、浮浪者のように眠る。
やっぱり厳しい旅ってのはいいなぁ。

午前4時起床。
まだ薄暗いが、可愛い声での目覚めだ。
声の主は雀二羽分程の大きさの小鳥だ。
10m先の鳥が薄暗さの為、まだ影しか見えぬ。
なんて名前なの。自分の無知が悲しい。
悲しいけど、腹はちゃんと減る。
おにぎり3個とおかずをワシワシ食べる。
ちゃんと高血圧剤を服む辺りが、浮浪者と違う
ところだ。
5時40分発のフェリーに乗り込む。
また来るどぉ、姫蛍!

帰宅してメカブを調理した。
湯掻く前と湯掻き中の写真も載せとこう。
細かく刻んで、今宵の味噌汁の具にしよう。


【おまけ】
うちのシャーロットちゃん、明日にも開花しそう。
サボテンですよ、サボテン!
松山市の沖にある中島へ行くには「中島汽船」
を利用する、しかない。
出航すると船内にテーマソングが高らかに響く。
なんとも覚えやすいメロディである。
しかも、透き通る声で歌ってくれる。
中島汽船HPで三番(全部)まで聞けるよ。
青い海がある 鴎が飛んでいる
白い砂がある 裸足で来ませんか
春の瀬戸内 島から島へ
船を走らせ 巡ってみませんか
レモン 伊予柑 蜜柑の花が咲いて
島はいい香り 爽やか花盛り
バイクも載っけて片道1400円。往復割引無し。
観光客も居るのに、船員は大方ぶっきらぼう。
愛媛県は山形県同様にカッペである。
中島には約1時間で到着するのだが、その間、
撮影した写真の説明はせずに、載せるだけ。
(文章が長くなるから・・・ね)





フラッシュ蛍が乱舞する地区まで、海岸沿いの
すっかすかの道路を走って15分。
・・・あっ、この小川の上流だな・・・
河口から離れ、山への細道を3分ほど走る。
農作業を終えた爺さんを掴まえて質問する。
「すぐ、そこやけん。蛍は湧いてくるんよ」
丁重に御礼を述べ、再び海岸に戻る。
まだ18時なので、2時間の暇つぶしが必要だ。
丁度干潮時でワカメが浜で露わになっている。
ワカメの根っこはメカブじゃないの?
うふふ、土産ができた!実は大好物なのよ。
19時は私の晩御飯タイムと決まっている。
どだ!

蚊やブヨに刺されぬ為の私の格好は、どだ!


20時。爺さんが教えたくれた谷に向かう。
まだ薄明るいが、人家を離れて不気味じゃ。
でも、こういうの、岩魚釣りで慣れてんのよ。
堰堤下にバイクを停め、蛍が光るのを待つ。
何故か寒い。なんでこんなに寒いの。
30分待っても蛍は出てこない。
見上げる度に星の数だけが増えていく。
左柳島で見た時の星よりも綺麗である。
雲も月も無いからだ。
眼鏡を掛けていても視力0.4の私。
そんな私の目にも、北斗七星が爛々と見える。
蛍を観に来たのに、星の輝きに感激している。
・・・こりゃ、いかん・・・
地上に目を移しても、星の煌きが残っている。
・・・あ゛っ、違う!蛍だ!・・・
変な光り方なので、星の残像だと思ったのだ。
平家と源氏しか知らんもん、仕方がない。
・・・へぇ~、姫蛍って、こういうの?・・・
でも、寒いせいか、乱舞はしない。
数えられる程の蛍が、あっちこっちに光る程度。
下から車が登って来た。
私をヘッドライトで照らす形で停車し、10秒以上
そのままとは失敬な奴。
すると、再び発車して上流の方へ。
すっかり目が眩んでしまった。腹立つねぇ。
と思ったら直ぐに下りてきて、再び私の居場所に
停車し、運転席のドアが開いた。
「蛍、観に来とるんね?」
再び目が眩んで顔は見えないが、婆臭い声だ。
返事をすると他に三人居るらしく、車から下りた。
全て声だけの判断だが、爺臭いのと、若い娘が
二人居る。
こいつら四人、でっかい声で、騒ぎやがる。
5分間ゲスっぽさを見せつけて、去ってった。
下品(げひん)に加えて下品(げぼん)な奴らだ。
(あんたら、蛍観て、どうすんの)と問いたい私。
気象条件が少しばかり不運だったようだ。
乱舞との再会を期して、港に戻る。
おお、寝返りも打てそうなベンチが・・・。
寝袋を取り出して、浮浪者のように眠る。
やっぱり厳しい旅ってのはいいなぁ。

午前4時起床。
まだ薄暗いが、可愛い声での目覚めだ。
声の主は雀二羽分程の大きさの小鳥だ。
10m先の鳥が薄暗さの為、まだ影しか見えぬ。
なんて名前なの。自分の無知が悲しい。
悲しいけど、腹はちゃんと減る。
おにぎり3個とおかずをワシワシ食べる。
ちゃんと高血圧剤を服む辺りが、浮浪者と違う
ところだ。
5時40分発のフェリーに乗り込む。
また来るどぉ、姫蛍!

帰宅してメカブを調理した。
湯掻く前と湯掻き中の写真も載せとこう。
細かく刻んで、今宵の味噌汁の具にしよう。


【おまけ】
うちのシャーロットちゃん、明日にも開花しそう。
サボテンですよ、サボテン!