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TANEの独り言

日々の生活の中でのつぶやきだから聞き流してネ

孫が来るので輪投げをつくる【前編】

2021-03-16 15:59:00 | 
緊急事態宣言も解除になり、娘夫婦が孫を連れて久しぶりに我が家に来る事になりました。

孫は年末に3歳になり、いろんな事に興味を持ち始めています。


今回は輪投げに挑戦!

そうです、すでにジジ・ババによる孫教育が始まっています。


なぜ輪投げをさせようと思ったかと言うと、ただ単に私が子どもの頃にすごく気に入った遊びだったというだけの理由です。


みなさんは、記憶を遡ったら何歳くらいの事を覚えていますか?

私はずいぶん小さい頃の事を思い出します。

例えば、木で作られた手押し車を、よちよち歩きで押して歩くと、可愛い木型のヒヨコがコトコト音を立てながら上がったり下がったり… 。

1歳くらいだったのでしょうか、楽しくてしょうがなかったのを覚えています。

もし、そうであれば60年以上前の記憶です。

輪投げも大好きな遊びでした。

色とりどりの縞模様がある木のポールめがけて麻縄の輪っかを投げ、沢山入って嬉しかった記憶があります。

多分、3歳頃の記憶だと思います。

まだまだ他にもありますが、自分の大切な宝物なのでこれくらいにしておきましょう。


とにかく、翌日は孫がやって来るので寝る前から作り始めました。

材料はその日の夕方に大型ホームセンターで買い揃えています。

麻縄の輪っかは入手困難なので、色違いのビニールホースを買っています。


全て1m20cmの長さです。

1m20cmのホースから小さい輪っかと大きな輪っかの2つ作ります。

π=3.14を頭に置き、小さい輪っかは直径20cm程にしました。


ホースの穴に、絵筆の柄を切って差し込みます。


ホースの穴の大きさに合わせて絵筆の柄を削って調整しました。


輪っかの接合部は、透明なビニールテープで巻いています。


大小合わせて8個の輪っかができました。

あとは的も作らなくてはいけません。


果たして間に合うのでしょうか… ?



       <後編へ続く>










今日も “ボウズ” でしたが…

2021-03-15 13:39:00 | 
先日もお弁当を持って釣りに行ってきました。

天気予報では次の日が雨マークになっていたので “この時” とばかりに出かけました。

家から車で1時間、山間の河畔公園の駐車場に車を停め、川岸に腰掛け昼食です。



レーズンと胡桃が入った自家製パンに、チーズ・マーマレード・ハチミツをはさんでいます。

スープジャーには、野菜とキノコと肉団子が入ったスープを入れてきました。

スープジャーはもちろん “テルモス(サーモス)” 製で保温性はバッチリ!

パンにはコーヒーが合うかなと思い、公園近くの自販機で缶コーヒーも買いました。

春の陽射しを浴び、川のせせらぎを聴きながらの昼食は最高の気分です。

自分だけこんな楽しんで、家の中で一人食事している連れ合いに申し訳ないくらいです。

釣れようが釣れまいが、もうどうでもいい気持ちになってしまっています。

腹ごしらえもできたので、そろそろ川へ入るとしましょう。


脚を滑らせないように、靴底にフェルトが貼ってあるシャワークライミング(沢登り)用のシューズを履きます。

靴紐を “キュッ” と締めると、釣りモードスイッチが入るのです。


スイッチは入りましたが魚の反応は無く、川岸の岩の上に落ちている椿の赤に心惹かれてしまいます。

人里を流れる川を離れ、山合いの渓流へ場所を移しました。

しかし、ここでも赤い椿が、



『川ばかり見ないで、こっちにも目を向けてちょうだい… 』

と私に話しかけてきます。

3月1日に引き続き、やっぱり今日も “ボウズ” で竿を納めることになりました。



川から上がり愛車まで戻る途中、今度は菜の花の黄色と椿の赤が “ボウズ” だった私を慰めるように山道を飾っていました。



 “ボウズ” とは釣りに行って1尾も釣れないこと。
何故 “ボウズ” と言うようになったかについては諸説あるようです。







庭の新人さん

2021-03-14 13:05:00 | 

春になり九州では雪が降ることもなくなったので、草花を愛でる登山シーズンへと入って行きます。

先日、山登りの道具を売っているお店を覗きに愛車に乗って出かけました。

その途中で、『花とみどりの市』の看板を見かけたのでした。

『へぇー、今年はやってるんだー… 』

と、看板をチラッと見ただけで通り過ぎたのですが、やっぱり気になりUターンして戻ってきてしまいました。


私は昨年の秋に侘助のTANEを鉢に植えたのですが、まだ芽が出てきません。

また、我が家の庭にはピンク色の椿は植えてあるのですが、真っ赤な椿も欲しいと思っていたのです。

そして、孫がキンカンを喜んで食べるという話も聞いていて、

『キンカンも植えてみたいなぁー… 』

とも思っていたのでした。

300台駐車できる臨時駐車場はガラガラでお客さんは少なそうです。

入口で手の消毒と非接触による検温、さらには名前と連絡先の電話番号を記入してからの入園です。

『ちゃんとコロナ対策やってるんだー… 』

と感心しつつ、チャチャっと見て回りたかったので、すでに私の目は椿とキンカンを探しています。

20区画ほどの中に10軒ほどの植木屋さんがところ狭しと苗木や鉢植えを並べています。

残りの区間は鎌や鍬などの金物店、籠や笊や箒などの庭掃除道具店、豆菓子や煎餅などを売るお店でした。

お目当ての椿やキンカンも並んでいましたが、私の目に留まったのはピンク色の “コブシ” でした。

お財布の中の現金を確認したら、大丈夫、セーフ!です。

お店の人に植え方と手入れの仕方を聞き、花を傷つけないように車に乗せました。

なるべく揺らさないように安全運転で家まで戻ったのでした。



昼ご飯を済ませたら、長靴に履き替え早速庭に植えました。

植えた場所はお座敷の真正面。

昨年作った手づくりの塀の前です。



山登りの道具とキンカンや赤い椿の苗木は次の機会までお預けになりましたが、庭に新しい仲間が加わり楽しみが増えました。

緑の五葉松と織部灯籠に挟まれて、可憐な薄ピンクの花を咲かせています。



















贔屓にしてる精肉店 … part❺

2021-03-13 13:32:00 | 私のお気に入り
その精肉店に肉を買いに行く度に、年配のご主人は私に “BLACK” の缶コーヒーをくれるのです。

私が購入する金額は1000円程度の時もあるので気の毒でしょうがありませんでした。


娘が家にやって来ていて、2人で一緒にその精肉店へ行った時のことです。

いつも一人で行っていた私が若い女性を連れてやって来たのを見つけ、年配のご主人は驚いた様子で、

「アラー、あんた奥さんいたの⁉︎」
「こんなに若くてキレイな奥さんがいたんだー!」

こちらが恥ずかしくなるくらい大きな声でした。

私はすぐに否定しました。

「娘ですよ、娘!」

年配のご主人はさらにしつこく言ってきます。

「あんた、奥さんはどうしたの?」
「病気?… 病気で亡くなった?」

この精肉店の中では、私は可哀想な独り者になっていたようです。

そう言えば、私より若い男性の店員さんからも以前、こんな事を言われた事がありました。

「お客さんがお料理を作られてるので、私も自分で料理をつくりはじめましたよ!」

その時は、『へぇー、そうなんだー… でも何でそんな話を私にするんだろ… 』と思ったものですが、やっと納得ができました。

『料理を作っているのはあなただけではありませんよ!頑張ってくださいね!』

そんな私への “エール” だったようです。


家に戻り、連れ合いにその話をすると連れ合いも笑っていました。



その精肉店のお肉はとても美味しいので、それに免じて連れ合いも機嫌を損なわずに良かったです。

その日も、私はいつものように辛口のカレーを作ったのでした。
















贔屓にしてる精肉店 … part❹

2021-03-12 14:14:00 | 私のお気に入り
私は今まで自分から進んで家で料理する事はありませんでした。

連れ合いが風邪などで寝込んだ時に、それこそカレーとかシチューとかを昔の登山合宿を思い出しながら作った事はありましたが… 。

スーパーなどではちゃんとトレーに入っているので適当に手にとればいいのですが、ここは精肉店です。

「⬜︎⬜︎肉を▽▽g」という風に注文しなければいけません。

「カレーに入れたいのですが… 」と、聞いてみました。

「 “カレー・シチュー用牛肉” がありますよ」と、その店員さんが教えてくれたので、迷う事なくその肉を買いました。

SH▲RPのホットクックメニュー表に記してある4人分の牛肉の分量です。



その価格がスーパーなどで買う肉と比べて高いのか安いのかもよく分かりませんでした。

男性店員さんは「一口大に切っておきますか?」と、尋ねてきました。

私は何も分からず、「あー…、お願いします… 」としか答える事ができません。

これでは、初めてのお使いに行った子どもと同じだなー、と情けなく思ったものです。


その1週間後も、またその1週間後もその精肉店に通いました。

そのうちにカレー以外の料理にも挑戦してみたくなり、私の大好物のトンカツや角煮の材料の豚肉やチキンカレーやハンバーグを作る為に鶏肉や合い挽き肉、はたまたスペアリブや焼き肉用のお肉まで購入するようになったのです。

何回かその精肉店を尋ねた時でした、その店の年配の店主が私に声を掛けてきたのです。

「あら、いらっしゃい!」
「いつもありがとうございます。今日は何にしましょうか?」

私が何にしようか考えていると、年配のご主人は缶コーヒーを持って来て、



「いつもありがとうございます。これどうぞ!」と言いながら私に手渡されたのです。

私はビックリしてしまいました。

『人のいいご主人だなぁ… 』と思い、断る理由もなかったので愛想笑いしながら有り難く頂きました。

そんな事が数回か続いたのでした。