湯歩食人【とうほくじん】

東北各地を走り回る広報マンが東北の魅力を語ります

本田美奈子 「Oneway Generation」

2010年11月22日 23時04分53秒 | 音楽【86~90年】
先日、ハナウタとして伊藤さやかをピックアップした際
“MINAKO with WILD CATS”の単語を出して以来頭の中で

♪あ~なたと熱帯 あ~なたと熱帯 あ~なたと熱ッ帯ィ~♪

がリピートしまくっています。



ということで今日のハナウタは本田美奈子の「Oneway Generation」。



MINAKO with WILD CATSの「あなたと熱帯」じゃないのかよ!というつっこみは自分には聞こえません……………



85年のレコ大新人賞でご乱心だった美奈子嬢が
86年、『我が道』として選んだ“和製マドンナ路線”(笑)

「1986年のマリリン」「Sosotte」「HELP」「the Cross -愛の十字架-」とロックテイストな曲を連発したけど
「1986年のマリリン」をピークに売り上げは


で、起死回生を目指したかどうだか分からないけど87年一発目の曲が「Oneway Generation」。


86年の『我が道』を否定するかのようなモータウンサウンド


個人的にはこっちの路線の方が好きですけど


結果は前作「the Cross -愛の十字架-」のオリコン最高位5位、売り上げ11万枚の上を行く
オリコン最高位2位、20.2万枚を記録


テレビドラマ「パパはニュースキャスター」の主題歌だったことも大きいけど
やっぱりこの路線をみんなは待っていたんですよ


♪人ごみのまん中 今居る場所さえわからないように
 自分の生きかたが 見えない時ってあるよね♪


美奈子嬢心の叫び


歌詞はいかにも秋元康が書きそうな“僕”ものだけど
これは結構好きだな

内容がキュートビートクラブバンドの「NEXT GENERATION」とかぶっていることはご愛敬ということで


で、87年はこの路線で行くのかな?と思ったら「CRAZY NIGHTS」(12インチ)、「HEART BREAK」とふたたびロック路線へ

売り上げも激減でした


「自分の生きかた」が見えない美奈子嬢は翌年MINAKO with WILD CATSを結成


「Oneway Generation」路線を続けたらアイドル人生ももう少し延命していたかもね


まあ、その後アーティストとして開花するわけだから結果オーライだったかな