湯歩食人【とうほくじん】

東北各地を走り回る広報マンが東北の魅力を語ります

上條恒彦  「だれかが風の中で」

2010年07月16日 22時26分23秒 | 音楽【~79年】
今日のハナウタはいきなり超懐メロ。
72年に発売された曲です

自分がまだオムツをしているときのヒット曲です



上條恒彦の「だれかが風の中で」…知ってますよね?



タイトルを知らなくても
メロディを聴けば「!」という曲だと思うのですが…


ちなみに出だしの歌詞は

♪どこかでだれかが きっと待っていてくれる♪

です



この曲は時代劇「木枯らし紋次郎」の主題歌。

紋次郎役は中村敦夫氏。

紋次郎の決め台詞は「あっしにかかわりのねぇことでござんす」。


自分はこの「木枯らし紋次郎」を見た記憶がありません。
なんせ片言の日本語をしゃべるぐらいの幼子でしたからね…

が、「あっしにかかわりのねぇことでござんす」というのは知っています。

これはいろんな番組でパロディ化されてたもんね。
確か「元祖天才バカボン」でもパパが使っていたような…



で、で、ハナウタの「だれかが風の中で」を知ったのは
ヒットしてから十数年過ぎてから。


よくある懐かしのメロディ的テレビ番組で初めて聞いたのですが

「何じゃこの曲!! スケールでかっ!!」

というのが第一印象。



さらに歌のバックには「木枯らし紋次郎」の映像が流れていました。

「え? これが時代劇の主題歌なの?」



時代劇の主題歌と言えば演歌or歌謡曲風なものが定番だけど
「だれかが風の中で」は大陸的な曲なんだよね

♪雲は焼け道は乾き 陽はいつまでも沈まない 
 心は昔死んだ ほほえみには会ったこともない
 昨日なんか知らない 今日は旅をひとり♪

の所なんて語り口調ぽくてどこか演劇…ミュージカル的というか…

ほんと時代劇ぽくないんだよね~


まあ、曲の良さに時代劇の主題歌かどうかは一切関係ないので忘れましょう



スケールの大きさは小林旭の「熱き心に」に匹敵、いやそれ以上かも!
これはあくまでも自分の中のランキングですのであしからず



最後の

♪きっとお前は 風の中で待っている♪

の上條さんの歌いっぷりも鳥肌モノ。

一番の聴き所です



大好きな歌だけどカラオケではまだ歌ったことありません…

自分にはこの曲を歌いこなす歌唱力&すごみがありません…

もし歌いこなしたら凄く気持ちいいんだろうな~