社労士みょうみょうの“やめない・つづける・はじめる”方法

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学習は年端のいかない子どもがやるもんなんだって…

2016-08-14 07:26:48 | 日記
子どもが図書館でDVDを観ている間に、『独学術』という本を読んでみました。

私は基本的になんでも独学なので、独学のハウツーが書かれているのだろうと思い、参考程度のつもりで読み始めたのですが、痛烈な学習批判が書かれていました。

学習は年端もゆかない子どもがするもの。何も知らないものがとりかかる最初の数歩のことである。大人がするのは学習ではなく、独学、つまりLEARNではなくSTUDYである。

なるほど。それでは、正規の学部でちゃんと学ばなければならないのかと思ったら、そうではないようだ。

大学へ行こうが行くまいが関係ない。教科書だの入門書だのを読んでみたところで得るものなど何もない。疑問に思ったことは本を読んで調べる。

ただそれだけらしい。

時間の確保だの捻出だのはどうでもいいらしい。5分でも3時間でも読みたいだけ本を読む。それだけ。

第1章の冒頭で「生涯学習」をやり玉にあげている。官僚が作った言葉だろうが、大人が今さら学習してもしょうがない。

ありゃりゃ…

でもじつをいうと、私も常々同じこと思っていたんだ…

面白そうな講座とかがあって(もちろんただ。)行くと、これは生涯学習のポイントになりますとか言っているのをよく聞くのですが、これのどこが生涯学習なんだろう?って不思議に感じていたのです。高齢の方が多いので、きょうようがある、つまり今日行くところと用事がある、という点では評価ができます。ボケ防止にはいいかもしれません。アッそうか、これは認知症予防の一環なのか。

アクティブラーニングとかいうのもしょせん初歩段階のものなのか…

独学の最終目的は独自に新しく考え、これまでになかった見解や推論を生み出すこと。

たしかに!

DVD『ハンナ・アーレント』のなかで、アーレントはユダヤ人虐殺に協力した男に対し、悪の凡庸という独自の見解を示し、大変な嵐に見舞われることになったが…


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