社労士みょうみょうの“やめない・つづける・はじめる”方法

介護離職や育児離職をしないで
仕事を「つづける」方法を探しましょう!

女性力が企業に活かされています!

2014-02-25 10:28:23 | 日記
公益財団法人いしかわ女性基金主催の

企業に活かせ女性力

というセミナー&研修発表会に行って来ました!

石川県内の会社に勤務する女性幹部のかた3人が、1年間を通して学んだ「リーダー研修」の成果などを発表しました。

ひとり目は、株式会社アイ・オー・データ機器の坂本友紀さんです。

二人のお子さんのお母さんです。
会社では法務担当として、社員の方の相談にのっているそうです。

社員400人のうち、300人が男性、女性は100人で、そのうち75%が20代の女性ということです。

時短制度や産休・育休制度もしっかりとあり、女性にとって
とても働きやすい環境とのこと。

             しかし

女性の活躍はまだまだ       
と、坂本さんは言っています。

役員60人のうち、女性はまだ1人だけとのこと。

「女性にとって働きやすい環境だけど、女性が活躍している職場とはまだいえない」

ついつい働きやすい  ≒  実力を発揮できる


と考えがちですが、そうではないということですね。

実力を発揮するには、働きやすい環境は必須ですが

それだけでは、キャリアアップを目指す女性には十分ではないのですね!

いい目のつけどころです!

女性のキャリアは「梯子」ではなく、
「ジャングルジム

とは、うまく言い得ています!




ふたりめは株式会社エイムの高田里香さんです。

体育会系の元気なおねえさんでした。

フィットネスクラブいきいきランドかがの店長さんです。
      
           彼女の

この仕事楽しいな」
をスタッフに伝えるのが私の仕事!

という言葉に衝撃を受けました。
もしかしたらよくある言葉なんですか?

少なくとも私はこれまでの職場で、こんな言葉を聞いたことはなかったです。

10年間ほど、保育や介護など福祉現場で働いていましたが

こんなこという人まずいないですよ!

なんでだろう?って考えましたよ。

なんで福祉の現場には、スタッフに仕事の楽しさを伝えるのが自分の仕事と思う人がいないんだろう?

わからないけど考えてはみたよ…

福祉の仕事って、世間が持ち上げてくれるんだ

えらいね、すごいね、頭が下がるわ、大変な仕事だよね…って。

とりあえず、大義名分があるんだ。

子どもが好き、おじいちゃん・おばあちゃんが好きっていうのは

誰からも文句の言われようのない仕事選びの理由になるから

自分であえてモチベーション高める努力をしなくてもいいのかもしれない…

だから世間の評価が変ると、今度は卑下してみたりということが起こるのかな…

とにかく福祉現場では、いかにこの仕事が大変かってことはよく言われるけど

楽しさを伝えようって人は皆無といっていい。

ほんとすごい衝撃でした、高田さん!



3人目はPFUソフトウェア株式会社の高山百合香さんです。

ふたりのおこさんのお母さんで、2度の産休・育休を取得し

1日7時間の時短制度を利用されているとのことです。

私のキャリア、このままでいいのと悩み、研修に参加されたそうです。

派遣社員のモチベーションをあげるための取り組みを行い

難易度の高い昇進試験に1回で合格した、実力のある女性です。

           彼女の

「自分の成功体験が他者のモチベーションアップのきっかけとなる

という言葉には、うんうんうんと、思いっきり頷けます。

そうなんです。

悩んで、それでも頑張った人が成果を上げていると

自分も!!となるんです!


今後自分が社会保険労務士としてどんな仕事ができるのか

というのはこれからの課題ですが

彼女たちの話を聞いたことで、福祉業界の呪縛から逃れられたような気がします

自分の多少なりとも知っている業界を相手に仕事をしたい

ついそういう思いで営業先を選んでしまっていました

世の中にはいろんな仕事があり、多くの女性が活躍しているのだと思うと

ほんと、元気がでました。

私の隣に座っていた2人の女性はそれなりの責任のある地位に就く、勤続15年以上の方たちでした。このようなセミナーに送り出してくれる企業があるんだな…と感心してしまいました。後ろに座っていた女性は、自分のモチベーションアップになれば、と思って参加したとのことでした。いっしょうけんめいがんばっている女性の姿はほんと励みになります。

83歳の女子高生球児チエさんのように、とにかくはじめましょう!

2014-02-18 06:28:35 | 日記
83才の女子高生球児」「83才の現役女子高生大活躍」

こうくれば、なんてすてきなおばあちゃん!

どんなハッスルおばあちゃんかしら?!

と思わずにはいられません。

さっそく、主婦の友社からでている本を読みました。

「英語を勉強したい」と76歳で夜間中学に学び、
その後「もっと学びたい」と、定時制高校に入学し、
野球部からドラフト1位で指名され、入部したおばあちゃんのお話です


上中別府チエ『83歳の女子高生球児』1300円


ハッスルおばあちゃんのほほえましいお話ではありませんでした。

ひとりの女性の、「知りたい」「学びたい」という

強い意志を実行に移した、体験記録です。

私たちが通常83歳の高齢女性に求めることは

かわいらしさや寛容さ、遠慮深さなど

けっこう都合のいいことではないでしょうか?

求めるのは勝手ですが、押し付けるのはご法度ですね!!

この上中別府(かみなかべっぷ)チエさん、実は

実際にプレーをしているわけではないのです。

マネジャーも他にちゃんといて、上中別府さんは

手作りのパンやおにぎり、お惣菜を差し入れたり、

部員の相談相手になったり、後方支援のような形で

野球部員を励ましているのです。

な~んだ、という人ちょっと待ったーーーーーーーー!!

チエさん語録を紹介しますのでお読みいただければ嬉しいです。


私はいつまでも戦っていたいし、

いつまでも挑戦していたい

やる気がある限りは、けっして引退も隠居もする必要などなく

いくつになっても現役でいたい

(夜間中学に行ったことで)やりたいこと、やるべきことが

目の前にあるだけで、こんなにも人生が豊かで楽しいものに

なるということに気づいた


私のよく言ういいわけ

子ども小さいし~
だんな協力してくれんし~
お金ないし~
経験ないし~

他にも多数その場その状況に合わせて使い分けています

今後も相変わらず言い続けるのだろうけど

たぶん誰も本気で聞いてくれないだろうな…

できない理由をいろいろ並べることはできるけど

とにかくチエさんみたいに

はじめてみよう

チエさんの活躍


動画もあるよ