社労士みょうみょうの“やめない・つづける・はじめる”方法

介護離職や育児離職をしないで
仕事を「つづける」方法を探しましょう!

86歳のブロガー、繁野美和さんを勝手に紹介します!

2014-04-21 13:43:36 | 日記
有名やし、もう知っとるって!
って、言われそうですが
そう言わずに、ちょっと聞いてください!
私も、こんな素敵な人おるげんよ~って自慢したいんです!

現在86歳の繁野美和さんは、60歳でパソコンを、82歳でブログをはじめた人です。
今どき、高齢者でもみんなパソコン使っとるよ!って、言う人
「みんな」って誰や~~~?
使えん人、高齢者はもちろん、そう高齢とはいえん人のなかにも
いっぱいおるげんよ!!
私は中年やし、一応パソコンは使っているけど、60歳過ぎとったら
やってない可能性大やわ。ましてや80歳過ぎとったら、棺桶に片足突っ込んどる
リスク高いし、パソコンやブログどころじゃないはずや。

たいしたことやない、と冷静を装うのもいいけど
私はこの人のこと知って、ちょっと興奮したわ

なんでかっていうとね、繁野さんのブログにも書いてあるけど
アンケートなんかでは、80歳っていう年齢設定はそもそもないらしいよ。
私は気づかんかったけど。
60歳以上でくくられているらしい。
私は今、43歳やけど、年齢が40歳以上でひとくくりされていたら
ショックやわ…若い子向けのサイトとかやと、ないんやろね、生年月日
1970年前とか…
繁野さんは、体重計を買おうとして、80歳以上の設定ができないことで
落ち込んだらしいです。80歳を過ぎたら90歳もいっしょでしょ、ってことなのかって
社会人として規格外なんだと思うと寂しいと書かれています。
人から期待されれば、誰だって嬉しいもの
がんばろうって気にもなる
でも、あんたもういいわ、ってなったらふつうは腐る。
年取ったからってみんなが丸く穏やかになるわけじゃないよ。
ひがんで愚痴っぽい人多いと思うよ。
規格外、設定外とされても、勝手に楽しんでるなんていいたまやわ、この人。

ジャムの蓋はなんであんなに固いのか

繁野さんの答え

「歳のせいで握力が低下しているから」

子どもなども握力がないので開けられないこと多いです

こんなもん単にメーカーの配慮がないだけじゃないのか?
開けやすいものをメーカーが開発すればいいんじゃないか?
って、私なら思います。
もちろん、消費者のこういう声が商品開発につながることもあるので
メーカーに苦情を言うのも方法としてありなんだろうけど
繁野さんの自覚ぶりには恐れ入ります

私なんて(他人を引き合いに出すのは気が引けますから)
自分の衰えを棚上げして(あるいは自覚なし)
やれ、音が小さいの、字が小さいの、説明がわかりにくいだの
世間を恨みっぱなしですから…

繁野さんは、老後も忙しい!と言います。
忙しい現役の頃は、老後ゆっくりと…と思うらしいですが
老後は、身体と頭脳の衰えを計算に入れると、むしろ
現役時代よりも何をするにも時間がかかるので、忙しいのだそうです。

最近、あっという間に時間が過ぎ、愕然とすることが多い私ですが
年のせいだったのか…

気がつけば82歳  気がつけば20代後半の人も
気がつけば30過ぎてた人も
気がつけば40、50の人も

繁野さんのブログを読んでみてね

「86歳ブロガーの毎日がハッピー、毎日が宝物」
という本も出ています

ママは諦めず、パパは逃げず、が子育てを乗り切るコツです

2014-04-10 14:31:15 | 日記
ある教育雑誌が「育児ストレス解消法」の特集をやっていました。

NPO法人ファザーリングジャパン副代表で、神戸常盤大学准教授の小崎恭弘(こざき・やすひろ)さんが、『パパとママで仲良く楽しい子育てを!』のタイトルで執筆されています。

多くのパパは、ママが妊娠と出産を経験しているから、子供のことを全部わかっていると勘違いしているが、実際は、ママも子供のことがわからずに、自分なりのやり方を必死に身につけているだけ。そこを理解しないで、ママにまかせておけば大丈夫と思っていることが、ママがストレスを感じてしまうそもそもの出発点、とのこと。

小崎さんは、元保育士です。公立の保育所に12年間勤務した経験があります。
さすがによくわかっています。

実はつい最近、子供の前で夫婦喧嘩をして、数日間家庭内離婚でした…
子どもはまだ4歳なのに、ドアから出て行きそうになりました。
私はもう完全に取り乱していて、子供を引き留めたのは夫でした。
私は後から子供に謝ることしかできず、それでも子供は「いいよ」と
何回も言ってくれました。

この2年間というもの、こういう喧嘩を何度も繰り返していました。
その度に、「離婚」が頭に浮かんだけど、経済的にも精神的にも無理なのはわかっていて、
少しガマンしてはまた爆発して、の繰り返しだったのです。
いくら話し合っても(実際は話し合ってなどいないのですが)いつも平行線をたどるのです。
自分ばかりが大変な思いをしている、だんなは全然手伝ってくれない、が私の主張。
だんなは、自分なりにやっているつもりだが、どうしてそんなに怒っているのか理解できないと毎回言います。
実は、だんなが自分なりにやってくれているのはどこかでわかっているのです。
自分がちゃんと、言えてない、伝えていないこともわかっていたのです。
だんなに言われて一番腹が立ったのは「それじゃあ、子供がかわいそうだ」ってセリフでした。
誰のせいでかわいそうなのよ!!ってかんじですよ。

なんで自分がしんどいってことを伝えなかったのか。
自分でもちゃんと説明はできないです。でも、話し合う機会をずっと作らず、だんなはだんなで、面倒くさいことから逃げていました。

小崎さんは「ママは諦めたらあかん!」「パパは逃げたらあかん!」
と言います。

これって、子育てだけの話じゃないと思います。

いっぱいいっぱいの状態に気づいてくれる人もいるかもしれませんが
全然気づかない人もいます
気づいてもどうしていいかわからない人もいます
言ってくれれば手伝ったのに…はちょっと言い訳がましい言葉ですが
やはり、人が苦しんでるのを見て何もできないでいるのは
心苦しいものだと思います
「ちょっと手伝ってほしい」と言ってみるのも
親切のうちかもしれません