走れ!優柔不断児

優柔不断なオヤジの戯言。

平々凡々なオヤジが少しだけ頑張るjogやマラニック、日常の出来事について語ります。

ジョグトリップin生月島 2018年8月

2018年08月28日 06時53分43秒 | イベント・大会


8月26日(日)ジョグトリップ「生月島」27km大会に参加してきましたのでその様子をレポートします。
先週19日は「上弦の月」大会に参加し、2週続けてのジョグトリップ大会への参加となりました。「上弦の月」ではジョグトリップ参加33回目にて初めて“ベストジョグトリッパー賞”(最終ゴール者賞)を頂くことができました。今回はどのようなスタイルで走ろうかといろいろと思案しながら当日を向かえました。実は前日(8月25日)に伊都国の試走会を走ってきて疲労が残っているため無茶な走りはできません。距離が27kmと短めなのでなんとかなるだろうという気持ちで参加してきました。

今回の大会は大会名「生月島」のとおり生月大橋道の駅をスタートゴールとし、島北部にある「大バエ灯台」を折り返すコースです。昨年までは灯台までは行かず途中で戻ってくる20kmのコースでした。ゴールしてから車で灯台を訪れた方もいらっしゃったみたいでどうせなら多少距離が伸びても「大バエ灯台」まで行くコースにして欲しいと主催者の“あみりん”に申し出たところ「そうしようか」という事でことしからコース変更となりました。

本日は5時受付開始、6時スタート、最終ゴール待受けは11時となっております。体力的にもですが睡魔との闘いでもありました。自宅から会場まで約120kmあります。自家用車で2時間半はかかります。という事で眠い目をこすりながら1時半起床、2時に自宅を出発しました。向かう途中、真ん丸お月様がずっと正面に見えとても綺麗でした。途中コンビニに立ち寄り休憩しながら予定通り4時半に到着しました。もうすでに何台か車が停まっています。ここは駐車場のスペースがそんなに広くないため今回は定員50名となっております。(来年は漁港に会場を変更してもっと多くの方が参加できるようにしたいとあみりんが言われていました)

まだ辺りは真っ暗です。遮るものがなく吹きさらしのため風がとても強く少し肌寒さを感じます。風が強いのはここだけでコースを進むと全く気にならない位の風しか吹いていないとのことで安心しました。


受付を済ませゼッケンと記念の「ジョグ鶏缶バッジ」を頂きました。缶バッジ並べるのが面倒になってきました(笑)




本日は国際色豊です。ジョグトリネームは外国人っぽい名前の方が最近多いのですが、5名の(本物の)外国人女性ランナーが参加されています。あみりんが流暢(?)なイングリッシュで堂々と受け答えしています。少しあみりんのこと見直しました(笑)
先程まで辺りは暗かったのですが、開会式の5時50分になるとだいぶ明るくなってきました。3回目参加の4人の方の紹介、10回目の参加でもらえる「金鶏バッジ」獲得の「いねっちさん」の紹介があり、選手宣誓は佐賀市から参加の「N尾さん」に代表して頂きました。力強い宣誓ありがとうございました。




開会式が終わりスタート時刻の6時になりました。いつも通り「ゴール時間は緩いが、スタート時間には厳しいジョグトリップ」「スタートラインは…はい、このあたりということで」「5・4・3・2・1はいスタートです」すると、「ジャンプなべさん」が物凄いスピードで飛び出していきました(笑)あみりんから“だめだめやり直し”の声がかかり、仕切り直しで再スタートし今度は一同ゆるゆるとスタートして行きました。


スタート直後朝日が眩しいです。まさに我々のスタートに合わせて太陽が顔を覗かせてくれました。


最初は島の西海岸に沿って進んで行きます。島を時計回りに一周するようなイメージです。


緩やかなアップダウンを繰り返しながら進んでいくと左側に海が見えてきました。まだ時間が早いこともあり、車も全く通らず貸切状態で気持ちよく海岸線を進んでいきます。


トンネルをくぐります。そういえば開会式の時、あみりんが「トンネルを抜けたら後ろを振り返って下さい。広大な絶壁の光景を見ることができます」と言われていたのを思い出しました。


「フリムキ」と地面に書いてありました。


なるほど、そびえ立つ断崖絶壁。その雄大さに心を奪われます。


しばらく進んでいくと映画やCMなどに使われるロケーションに遭遇します。まさに生月島といった光景で感動します。






ここまで少し飛ばしすぎたことと気温が上昇してきたこともあり、大量の汗がでてきて体にだるさを感じるようになってきました。少しペースダウンして進むこととします。
途中、あみりんが写真を撮ってくださいました。


10km地点の最初のオアシス(エイド)に到着しました。このあと灯台まで行った帰りの2回目のオアシス地点でもあります。




麦茶を3杯頂き、オアシス食の「桃の水大福」を頂きます。梅の実のようで実は桃と一風変わった和菓子です。ひんやり冷たく桃の果汁が口の中に広がります。とても美味しかったです。


一休みして先に進みます。オアシスからすぐのところに「塩俵の断壁」の案内があり、下ってみます。長崎県新観光百選にも選ばれており壮大な断壁を見ることができました。いったいどれだけの年月がかかってこのように削られたのでしょう。


再び上へ上ってくると隣に公園がありました。ここからも見事な断壁を見ることができました。




公園からコースに戻ろうとしたところ、たまたま「大バエ灯台方面3.2km」の看板が目に入りました。どうやら自然歩道が灯台まで繋がっているみたいです。これは行くしかありません。本コースからは逸れますが自然歩道を進んで行きました。


いかにもジョグトリップらしい道を進んで行きます。この辺りはまだ良いのですがここから先はかなり荒れていて「薮こぎ」状態です。だんだん不安になってきましたが今更引き返すのも面倒なので先に進んで行きます。いたるところにあるクモの巣を掻き分けて慎重に進んでいきました。どうにか薮こぎを通りぬけ道が開けました。






真っ青な天に向かって上って行き、その先には草原が広がっていました。昔は盛んに放牧が行われていたそうです。






このあと正規のコースに合流し大バエ灯台を目指します。灯台へと続く石段を上ります。この石段の上りが一番きつかったです(笑)


灯台に到着しました。天気も良く視界も良好で遠くまで見渡すことができました。この雄大な景色を見ると疲れも吹っ飛びます。






灯台から下っていく途中、遠くに生月大橋が見えました。あんな遠くから来たんだと思うと同時にあんな遠くまで帰るのかと少し複雑な気持ちです。


あちこちで稲刈りをしており、刈った稲を束ねガードレールに干しています。刈ったばかりのところはまだ稲の青い匂いがします。気温は真夏ですが季節は確実に秋に近づいています。


オアシスに戻ってきました。コーラ、麦茶、水を一通り頂きます。オアシス食は初登場の柑橘ゼリー(正式名称忘れました)です。しっかりとした弾力があり口の中に甘酸っぱい柑橘が広がります。この時期最高ですね。美味かったです。




ここから先は島の東海岸を街の中を通って進んで行きます。海に太陽がキラキラと反射し眩しいです。




青いいや“碧い”海がとても綺麗です。




漁港の先に生月大橋が見えます。少しずつ近づいていきだんだん大きく映ってきます。




ここを曲がるとゴール地点の道の駅です。大橋の先には先日登った「安満岳」が見えます。きっと今日は視界が開けていることでしょう。


そしてゴール。記念に写真を撮ってもらい参加者の声として感想を述べました。




前日の試走会の疲れと睡眠不足の状態でしたが、無事ゴールすることができて良かったです。

今回印象深かったのは夜の闇から次第に明るくなってくる中で浮かび上がってきた生月大橋の幻想的な景色、スタート直後に思いっきり朝日が照りつけオレンジ一色に包まれた瞬間、西海岸で見た壮大な海原と雄大な断壁、灯台から見た地球の大きさ、あちらこちらで見かけた秋の訪れ稲刈りの光景、そして海の碧さ…見どころいっぱいでキョロキョロしながら走ったため首が腱鞘炎になりそうです(笑)

そして帰り道に過去の別の大会で観た光景が忘れられず車を停めてパチリ。




大崎海岸でも今までで一番綺麗な姿を見ることができました。


生月島だけでなく道中感動的な光景に出会えて夏の良い思いでの1ページとなりました。

今後の予定は、9月9日のジョグトリップ「山ん寺」、23日の「平戸街道」に参加予定です。今後少しずつ涼しくなっていくことを期待して峠走も取り入れたトレーニングしたいと思います。残暑厳しい日が続いていますが皆様どうぞお体に気をつけてお過ごしください。

最後にいつもながらですが、
「ご一緒させて頂きました皆様、本日はどうもありがとうございました」
「家族のみんな、夜中から留守して好き勝手やらせて頂きすみません、そしてありがとう」

本日の走行距離…28km
本日までの8月度累計走行距離…521km

ジョグトリップin上弦の月 2018年8月

2018年08月22日 06時49分39秒 | イベント・大会


8月19日(日)ジョグトリップ「上弦の月」20km大会に参加してきましたのでその様子をレポートします。

ここ最近いくらか朝晩涼しさを感じるようになりました。季節は少しずつ秋へ向かって行っているようです。それにしても今月は台風が数多く発生し、大きな被害はないものの異常気象が続いています。お盆休みをはさみ、3週間ぶりにジョグトリップ大会が開催されました。
今回は佐賀県武雄市で開催される「上弦の月」大会です。因みに昨年は「十三夜の月」という名称で開催日のお月様の状態によって大会名称が変わるようです。今年は開催日が月齢7日の半月にあたる「上弦月」だそうです。

今回の集合場所は旧武雄市役所前の中央公園です。すぐ近くには武雄温泉街があります。
大会の名称にちなんでお月様を拝見しよう、また夏の暑い時期なので涼しい時間帯に走ろうということで受付開始は3時から、スタート時刻は4時と早朝いや深夜の時間帯での開催です。ということで1時起床(ほとんど寝てません)1時半に福岡市の自宅出発し、三瀬峠越えで向かうこととしました。三瀬峠では有料道路を通らずに旧道を行こうとしたのですが、7月の大雨による土砂崩れの影響で前面通行止めとなっていました。仕方なく有料道路を使用しました。会場に近づくと参加者と思われる何人かの方々が走って向かっている場面に遭遇しました。そういえば佐賀から走って行きますといううわさは聞いておりました。大会の前に30数キロを走ってくるとは物凄いパワーです。
3時に会場に到着しました。ここには過去の大会で何度か来ており、いつも公園のすぐ隣に駐車できるのですが本日は奥の方までいかないと空いていませんでした。それもそのはず、今回の参加者は100名の定員に達するという満員御礼状態です。ここ最近は定員に達する大会が出るようになり非常に賑わいを見せています。

いつも通り受付を済ませ、ゼッケンと参加記念のジョグ鶏缶バッジを頂きます。


次々に参加者がやって来られ、いつもご一緒させて頂くお馴染みのメンバーもたくさん揃いました。深夜の3時過ぎというのに公園にたくさんの人が集まっているのはどこか異様な光景です。


やがて3時50分になり開会式が始まりました。主催者の“あみりん”からコースの説明や注意事項等の説明があり、3回目の参加者が紹介されました。(3回参加すれば貴方も立派なジョグトリッパー)本日の再遠来は富山県富山市から参加の○山さんです。おめでとうございます。

次に選手宣誓へと移ります。代表してN野ご夫妻です。いつもご夫婦で参加されており、先程佐賀から走ってこられたそうです。大濠公園のひまわり花壇でもお会いすることがあります。直前の指名にもかかわらずユーモアたっぷりのN野さんらしい宣誓ありがとうございました。


開会式が終わりスタート時刻となりました。100名と人数が多いため2段階に分けてのウェーブスタートとなりました。
今回いつものデジカメを持ってくるのを忘れスマホでの撮影となりました。また夜間のため暗いうちの写真はほとんどなく文章がだらだらと続き申し訳ありません。後ほど明るくなったのち撮影した写真が出てきますが、ほとんどコースからはみ出た写真ばかりですのでご了承願います。実は今回の大会であることを企んでいました。それは昨年達成できなかった「ベストジョグトリッパー賞」です。ベストジョグトリッパー賞とはいわゆる最後にゴールした方で時間いっぱいかけて大会を楽しみ、遅いほうが偉いというジョグトリップの精神に沿った走りをされた方を称えて与えられる賞のことです。昨年はこの賞を狙ってわざと遠回りしてゴールしたのですが、予想外に遅刻してスタートされた方が後ろにおられブービー(鶏っパグレ)に終わりました。今年はリベンジを果たすべき企んでいました。
ベストジョグトリッパー賞を狙うにあたって自分の中で決め事があります。それはただ単に時間調整してゴールするのではなく、時間いっぱい動き回ってコース内外の景色や名所などを訪れ楽しむこと。そして制限時間(本日は4時間)はきちんと守り、決して越えないでゴールすることです。

まずは温泉街に向かって進みます。温泉の入口に立つ朱塗りの楼門を道なりにカーブし長崎街道を進んで行きます。


街道沿いには古い神社、お寺がたくさん並んでいます。後ほど明るくなってから再度訪問しようと思いながら通り過ぎます。
いつもながらのK坂さんのペースに引っぱられ、前半はかなり早いペースで進みました。
K坂さん1週間後に北海道マラソン走られるとのことでスピード練習されているようです。時計を見るとキロ5分を切りそうなペースで走っています。6km地点くらいまで付いて行きましたが私には無理です。ペースダウンして暫くK森さんと併走しました。

10km地点の最初で最後のオアシスに到着です。(本日は距離が20kmと短いためここ1ヶ所しかありません)保冷ポットの麦茶を頂きます。朝涼しい時間帯とはいえ、かなり汗をかき喉もカラカラです。3杯お替りをしました。オアシス食は「コーヒープリン」でした。なんということでしょう!写真を撮り忘れました。いつもはデジカメを片手に持っているので自然とシャッターを切っているのですが今日はスマホのためウエストポーチに入れているのですっかり忘れていました。しかしコーヒープリンは美味かったので良しとしましょう。

一休みして先に向かいます。夜が明けてきました。少し雲がかかっていますが天気は良さそうです。佐賀県立宇宙科学館、通称「ゆめぎんが」にやってきました。朝焼けに移る銀色をした建物が美しいです。




隣にある展望台に上ってみます。展望台からの景色は“可もなく不可もなく”と言ったところです。(笑)




一度本格的な望遠鏡での天体観測やプラネタリウムを見てみたいなぁと思いました。




湖畔に沿って進んで行きます。







このまま進むとゴール地点に行ってしまうため少し迂回することとします。この先何があるか分かりませんがとりあえず「御船が丘梅林」方向へと進んでみます。


その「御船が丘梅林」です。梅が咲く季節の頃見てみたいものです。


先に進んでいくと武雄競輪場がありました。遠くに朝焼けが見えます。


「御船山楽園」と表示されています。とりあえず行ってみます。


夜間はライトアップされてこのポスターのような幻想的な光景を見ることができるそうです。






武雄郵便局の前を通り過ぎます。郵便ポストの上に楼門が乗っかっています。


この先にあるゴール地点を通り過ぎます。先にゴールされた方が「ゴールはこっちですよ」と手を振って教えてくれます。私も手を振りもう少し走ってきますと声をかけ通り過ぎました。
ここから再度長崎街道を巡ることとします。スタート直後通った時は暗くて様子が分かりませんでしたが、あちこちに街道筋であることを示す表示がありました。








楼門へ続く裏道では路上市の準備がされていました。


再び楼門にやってきました。朝日を浴びて朱色がきれいです。6時半から入浴できるとのことで早い時間から多くの方が来られていました。






しばらく先程通ったコースに沿って進んでみます。たくさんのお寺が建ち並んでいます。








武雄川に出ました。オルレコースになっており進行方向を示す赤と青の矢印やリボンがいたるところにありました。地面に直接ペイントしているところもありました。






武雄神社に寄ってみます。境内に上っていくと選手宣誓されたN野ご夫妻がいらっしゃいました。行動パターンが一緒でなぜか嬉しくなりました(笑)






少し先に進むと「武雄の大楠」の木がそびえ立っていました。樹齢3,000年とのことです。樹高30m、幹周20m全国の巨木第7位とのことで真近でみるととても大きかったです。




あんまりゆっくりもできません。制限時間の4時間まで残り30分となりました。ここまでで約30km走行しています。


ゴール方向に向かっていると「塚崎の大楠」と表示がありました。そんなに遠くないので寄って見ることとします。








残り時間はあと10分ちょっとです。ベストジョグトリッパー賞は狙って獲れるものでもありませんがとりあえず残された時間ぎりぎりまで走り、1分前にゴールしようと決めました。
ゴールへ向かう途中スピードを調整しながら走ります。そして7時59分、制限時間の1分前にゴールしました。



どうやらあと2人ゴールの確認ができていないようです。
“あみりん”がゴールの確認が取れていない2人へ電話を入れます。すると1人は既にゴール済みでもう帰宅途中とのこと。もう1人は電話が繋がりません。とりあえず暫定でベストジョグトリッパーとなりました。その後暫く会場の後片付けを手伝い8時半頃までいましたがもう1人の方は来られませんでした。夕方になってフェイスブックにてめでたくベストジョグトリッパー賞を獲得できたことを知りました。33回目のジョグトリップ参加で初めて獲得することができました。100名の満員御礼の大会だったので狙っても難しいだろうと当初思っていましたが、運が良かったです。走行距離は偶然ですが参加回数の33回と同じく33kmでした。最後まで残っていて下さったEN藤さん、2896さん、スタッフの皆様ありがとうございました。

今後の予定ですが、8月25日は「伊都国試走会後半の部」、翌26日はジョグトリップ「生月島」大会に、9月入って9日にジョグトリップ「山ん寺」大会、16日は「伊都国マラニック」、23日は再びジョグトリップ「平戸街道」に参加予定です。今年は台風が異常発生しており、各大会への影響が懸念されますが、どうか各地で被害が発生しないことを祈っています。幾分涼しくなってきたとはいえ、まだまだ暑い日が続いています。皆様どうぞお体に気をつけてお過ごしください。

最後にいつもながらですが、
「ご一緒させて頂きました皆様、本日はどうもありがとうございました」
「家族のみんな、夜中から留守して好き勝手やらせて頂きすみません、そしてありがとう」

大濠公園の「ひまわり」はピークを過ぎて、しおれてきて頭(こうべ)を垂れております。


咲き誇っていた頃には背が高いひまわりもあれば、低いひまわりもあったのですが、不思議と頭(こうべ)を垂れると皆同じ高さに揃いました。何だか人生そのものを語っているようです。正直に全うに生き続ければ、途中凸凹あったとしても最後は平等に「揃う」ことができるのだということを学びました。自分への言い聞かせです。できるだけ全うに生きようと。(でもきっと無理だろうなぁ…)

本日の走行距離…33km
本日までの8月累計走行距離…349km

山の神ごっこin東京箱根間大学駅伝

2018年08月18日 09時43分24秒 | ジョギング


お盆が過ぎ朝晩は若干暑さが和らいできました。今年も何とかお盆休みを頂くことができ、この時期毎年恒例になっている女房の実家への里帰りをしてきました。女房の実家は神奈川県小田原市にあります。結婚して19年間、お盆は毎年、正月は2~3年毎に帰省しています。
女房と息子と私の3人で帰省するのですが、交通費も馬鹿にならないので出来るだけ安く上げようと毎回自家用車で往復します。片道1,050km、女房と交代しながら運転して途中休憩しながら約13時間の道のりです。今回は12日夕方出発し、小田原に13日AM7時に到着、2泊した後15日早朝に出発して19時に帰着するという行程でした。途中大きな渋滞もなく無事往復することができました。

ここ数年は、帰省して2日目に「ひとりマラニック」するのが慣例となっています。昨年は湘南海岸を進み、江ノ島を過ぎ鎌倉まで行って来ました。今年はその先の横浜まで行ってみようかなと考えていました。が、当日気が変わり(優柔不断なもので…)山に向かって走ろうと思い、山といえば箱根、箱根といえば東京箱根間大学駅伝でしょということで往路区間のゴール地点である芦ノ湖を目指すこととしました。この箱根駅伝は過去正月に帰省したとき実際に見に行き声援を送ったことが何度かあります。また途中の箱根湯本までは何度かjogしたことはありますが芦ノ湖のゴール地点へまでは走ったことありません。

14日朝5時過ぎに小田原市内の女房の実家をスタートしてまずは小田原城に向かいます。
6時小田原城に到着。青空にお城の白壁が映えます。さすがにまだ時間が早いため観光客はほとんどいません。




次にお城のすぐ隣にある「報徳二宮神社」を訪れました。この神社は小田原に生まれた
二宮尊徳翁(幼名金治郎)を祀る神社で二宮金次郎像が建っています。お参りをして先に進みます。






東京箱根間大学駅伝の往路第5中継所となっている蒲鉾の「鈴廣本店」にやってきました。いよいよここから第5区間山登りの始まりです。




しばらく緩やかな上りが続きます。箱根町に入りました。先にはこれから目指す山々が見えます。


箱根湯本を過ぎます。幼少期家族旅行でロマンスカーに乗ったことを思い出します。




このあたりまでは歩道があり安心して走ることができるのですが、ここから先はほとんど歩道がなく通行する車に気を使いながら走らなければなりません。


時折急勾配を上りながら大平台温泉を過ぎ小湧谷温泉までやってきました。






ここでコンビニに立ち寄り一休みします。


だらだらと続く上り坂を黙々ふらふらと上っていきます。しかし駅伝選手の皆さんすごいですこれだけ長い距離の上り坂をあんなスピードで駆け上がっていくのですから。




だいぶ上って芦の湯まで来ました。ここまでずっと上りでしたが一旦下り坂になる区間です。温度は22℃と表示されています。やっぱり山の上は涼しいです。




下り坂も束の間で再び上って行きます。国道1号最高地点に来ました。ゴールの芦ノ湖まではもう少しです。


芦ノ湖入り口まで来ました。ゴール地点まではあと2km位です。


鳥居をくぐり湖畔に沿って景色が良いところで記念撮影しながら進んで行きます。






ゴール地点への入り口である「箱根関所南」交差点に来ました。この奥50m位がゴール地点です。


ゴールです。「東京箱根間往復大学駅伝競争往路ゴール」の石碑が建っています。


ちなみに裏には「復路スタート」と書いてあります。往路の第6区を走る元気はもう残っていません(笑)


すぐ隣には「箱根駅伝ミュージアム」もあります。


ゴールした後は暫く辺りを散策したのち、ご褒美のビール片手に箱根湯本行きのバスに揺られながら箱根新道を下っていきました。






この第5区間20.8kmのうち16km過ぎまで永遠と上りが続く厳しいコースでした。歴代「山の神」順天堂大学・今井正人選手、東洋大学・柏原竜二選手、青山学院大学・神野大地選手はじめ各校の選手の方々には、よくもあんなスピードで駆け上がっていけるものだと感心すると共に頭が下がります。ゆっくりながらも自分の脚で憧れの第5区間を上りきれたことはいい思い出となりました。来年の東京箱根間駅伝をテレビで見る際、今日のことを懐かしく思い出しながら見ていることでしょう。

本日の走行距離…40km(うち東京箱根間駅伝第5区間20.8km)
本日までの8月度累計走行距離…261km

ジョグトリップin春日集落と安満岳試登会

2018年08月15日 10時53分19秒 | イベント・大会


8月11日(土)ジョグトリップ「春日集落と安満岳試登会」に参加してきましたのでその様子をレポートします。
この大会は先月(7月8日)に第1回目として開催されました。その日は各地で甚大な被害をもたらせた大雨の翌日ということもあり、終始曇り空で少し肌寒い日でした。悪天候であったため、コースの見どころである安満岳への登山道を通ることができず、迂回ルートを通らざるを得ませんでした。また、安満岳展望台からの光景も真っ白な雲に覆われており景色を楽しむことができませんでした。

そこでリベンジを果たすべく当時通行できなかった登山道を登って、山頂からの景色を拝もうと計画されたものです。それとスタートゴール地点が前回は主師(しゅうし)漁港
でしたが、鯛ノ鼻展望所にしたら良いのではという声があり、現地確認を行うことも目的の一つです。確かに主師漁港はトイレがなかったので少し不便だと感じていました。

今日はジョグトリップの主催者である“あみりん”と私の二人で試走を行うこととなりました。集合場所は新たなスタートゴール地点候補である「鯛ノ鼻展望所」です。ここに6時に待ち合わせしています。カーナビで鯛ノ鼻展望所を検索しましたが「該当ありません」の返答。とりあえず近くまで行き、スマホのグーグルで検索すると今度はきちんと案内を開始してくれました。展望所の400m位手前に大きな駐車場がありました。まだあみりんも来ていないようなので先にある展望所に行ってみました。すると工事中で展望所に入ることができませんでした。どうやら11月中旬まで改装工事を行い、広くきれいな展望所に生まれ変わるようです。




ということで展望所からの景色は眺める事ができませんでした。先程の駐車場に戻るとまもなくあみりんがやってきました。
あみりんと一緒にもう一度展望所に向かい確認します。展望所にも数台は車を停めることができますが、大会参加者全員分はとても停めることができません。大きいトイレが隣接してある点は良いのですが。やはり先程の大駐車場を発着点にしようかと話しました。それで駐車場へ戻ってきたのですが問題が一つ発生です。携帯の電波が届かないのです。あみりんのソフトバンク、私のドコモいずれも圏外になってしまいました。参加者からの電話連絡が毎回何件かかかってくるため、電話が繋がらないとまずいです。車はここに停めて発着点は先程の展望所にしたら良いのではと提案し、再びあみりんが展望所で電話が繋がるか確認に向かいました。結果はOKです。ということで駐車場から数百メートル離れますが展望所が受付及びスタートゴール地点の候補となりました。せっかく鯛ノ鼻展望所まできているのですからスタートとゴール時に素晴らしい景色が迎えてくれることを祈りたいと思います。
そんなこんなでどうにか発着地点の確認が終わり、実際に走ってみることとします。まず、いきなり下り坂が暫く続きます。6~7kmずっと下っていきます。下り坂なので心身は楽なのですが、反面後半はあそこまで上ってこなければいけないということを考えると喜んではいられません。先日の大雨と台風の影響が残る山道を下っていきました。そういえばこの前はこの坂の途中で水が溢れ出し川のようになっている箇所がありました。

ここまでは快調なペースで下ってきました。棚田の先に海が広がっています。


「牛に注意」いや「あみりん」に注意。牛さん早く逃げないとJOGトリッパー族に狙われていますぞ。美味そう(笑)


立派な棚田の光景が広がります。


途中で見つけた「たたる石」です。うっかり触るとたたられると言われる石だそうです。おそろしいです




春日集落所に到着しました。まだ時間が早いため(8時前)誰もおらず閉まっています。




「かたりな」の例の美熟々女?のお二方もまだ出勤されていません。
次回このルートで走るのであれば6時スタートだと早い方で7時過ぎにはここまできてしまいます。なので次回開催当日は、きっとあみりんが無理を承知で早い時間からの開園(7時から)をお願いする運びになろうかと思います。

蛇口をひねると安満岳からの湧き水が出てくるそうです。冷たくてまろやかで美味しかったです。


一休みして先へと進んで行きます。生月島が見えてきました。このコースで好きな光景のひとつです。しばらく海を見ながら走ります。




前回のスタートゴール地点の主師漁港を通り過ぎ、坂道を上った先から右折します。ここから先は前回悪天候により迂回したため、今回初めて通ります。少しすると安満岳登山道入口に到着しました。




さあ、ここからこのコースの最大の見所でもあり難所でもある山登りが始まります。


時刻は8時50分。だいぶ日が昇って気温が上がってきました。しかし木々に覆われているため直射日光が当たらずそんなに暑さを感じません。
石畳をひたすら上って行きます。途中両手をつき、岩をよじ登らなければならない箇所もありました。


はぁはぁ言いながら時折休憩を交えひたすら上っていきます。






約1時間かかって上ってくると見覚えがある場所へやってきました。展望台まであと少しです。ここであみりん体力を使い果たしたのか、先の展望台には行かず休んでいるとのことで私ひとり先に向かうこととします。






ついに展望台に到着しました。前回は曇っていてここからの景色は真っ白けで何も見えませんでした。本日は天気は良いのですが少しガスがかかっています。時折雲の切れ間から雄大な景色が顔を覗かせてくれます。手前は一面に森林が広がり、遠くには海と棚田、そして正面には生月大橋が見えます。生月大橋の延長線上にこの展望台があります。きつい思いをして登山道を上って来た甲斐がありました。疲れが吹っ飛びます。しばらく景色を眺め、目に焼きつけ展望台を後にしました。




ここから前回も通った参道をしばらく進みます。入口まで戻ってきました。


ゴール地点の鯛ノ鼻展望所まではあと2km弱位です。しばらくお喋りしながら歩いていましたが、最後は走ってゴールしようということで最後の力を振り絞って走ってゴールしました。約25kmの道のりを約5時間かけての試走でした。


試走する前はコースの最後に山登りがあるときついのではと思っていましたが、逆に最後だから頑張って上ればもうすぐゴールできるという安心感があり頑張ることができました。

今回良かったのは何と言っても安満岳展望台からの素晴らしい景色です。少しガスがかかっていて完璧な状態ではなかったものの、素晴らしい眺望に感動しました。また春日集落へと続く途中、至るところで見ることができたきれいな棚田の光景。稲が青々と育っておりとても綺麗でした。そして山を下ってきた先に見ることができた生月大橋と手前の漁港がある風景にも感動しました。
今日試走したコースを参考にして、あみりんがアレンジして正式なコースが後日決定することと思われます。以上で「春日集落と安満岳試走(登)会」の報告を終了します。

最後にいつもながらですが、
「ご一緒させて頂きましたあみりん、本日はどうもありがとうございました」
「家族のみんな、夜中から留守して好き勝手やらせて頂きすみません、そしてありがとう」
あっそれと大濠公園のひまわり、今まさに満開です。来週ぐらいからだんだんしおれてくると思いますので今のうちにご覧頂ければと思います。

本日の走行距離…約25km
本日までの7月度累計走行距離…196km

2018年7月総括

2018年08月05日 10時12分51秒 | ジョギング


【7月度月間走行距離】
 534km

【参加した大会やイベント】 
・7月8日 ジョグトリップ「春日集落と安満岳」30km
・7月22日 ジョグトリップ「冷水岳」31km 
・7月28日 伊都国100kmマラニック試走会
・7月29日 ジョグトリップ「ダイゴ松浦フル」42km 

【振り返り】
7月上旬は大雨に泣かされ、雨が止んだかと思ったら例年よりずいぶん早い梅雨明け宣言、激暑続きの毎日、下旬には台風12号が東から逆走してくるといった過去に経験がない現象が起こっています。私は寒い冬よりも夏の暑い中汗をかきながら走るのが好きなので夏の暑さは決して嫌いではないのですが、今年は異常な暑さで勘弁してくれと思う日々を過ごしています。そんな酷暑の中4つの大会及びイベントに参加してきました。
まずは8日に開催されたジョグトリップ「春日集落と安満岳」です。ジョグトリップでは第1回目となる記念すべき大会でした。ニュース等でご存知の通り、世界遺産委員会において、長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産が世界文化遺産に登録されることが決定しました。 その決定直後にこの大会が開催されました。が、大会前日は例の豪雨。大会中止かと思われましたが、予定通り開催されました。但しコースの一部であった安満岳への登りを本来は登山道を進む予定でしたが、安全を考慮し県道を迂回するルートに変更となりました。


途中、道が川のように流れている箇所もありあちこちで今回の豪雨の爪痕を感じました。
あいにくの悪天候だったため、楽しみにしていた安満岳展望所からの眺望にはふられてしまいましたが、リベンジで再度訪れたいと思います。(8月11日にあみりん達と来年のコース選定を兼ね、試走会を実施します。皆さんご一緒いかがでしょうか?ジョグトリフェイスブックにてイベント案内されていますので覗いてみてください。






次に22日のジョグトリップ「冷水岳」です。昨年に続き参加してきました。昨年までは「冷水岳と長串山」という大会名でしたが名前が長いのと“長串山”を「なぐしやま」と読めない方(私含め)多数いらっしゃったので、今年は単純に「冷水岳」としたそうです。距離こそ31kmと短いのですが特に前半はダラダラと上り坂が続きます。しかしジョグトリ特有の夏場は早朝スタートのおかげもあって、前半は気持ちよく走ることができました。その後、最大の見所である長串山公園からの九十九島の光景も楽しむことができました。が、この後、あみりんが取り入れてくださった海岸沿い新ルートに泣かされました(暑さで)。しかし、この大会景色がとても良いので大好きです。






28日は昨年に引き続き、「伊都国100kmマラニック」に参加申し込みしており、試走会に参加してきました。


試走会は前半の部(山コース)と後半の部(海岸コース)の2回に分けて行われるのですが、今回は先に後半の部(海岸コース)を走りました。予定していた山コースは先日の大雨の影響で土砂崩れして通行止めとなっている箇所があります。
7月21日に一人で試走に行ったときの様子です。ガードレールを突き破り土砂崩れしています。約50mに渡って崩れていました。




JR波多江駅に集合し、約30名で走りました。春の橘湾岸でゴールテープを持っていただいたyukihiroさん、女王陛下のkanaさん等々スーパースター達とご一緒できてとても楽しく走ることができました。次回の後半の部(本来は前半の部の山コース)試走会がどのようなルートになるか分かりませんが、是非参加させて頂きたいと思います。

そして翌日(29日)はジョグトリップ「ダイゴ松浦フル」に参加しました。このコースこれで4回目なのですが、今回またしても途中でコースを間違えてしまいました。これで1勝3敗です(笑)
川あり山あり海あり展望台からの空ありと良いところを凝縮したのがこの「松浦ダイゴフル」と思います。ギラギラ太陽が輝く中、2つの海岸から見渡す白浜と青い海がとても印象的でした。




8月の予定は11日に「春日集落と安満岳」試走会に参加します。先日の本コースを通ることができなかったリベンジと新たなルート開発を楽しみに山の日に走ってきます。
お盆休みの間に女房の実家の神奈川県小田原市に帰省した際、「箱根駅伝」コースを走りたいと思います。昨年は雨が降る中、鎌倉まで走ったのですが、今年は横浜を目指したいと思います。
そして19日ジョグトリップ「上弦の月」に参加します。昨年ベストジョグトリッパー賞を狙い、遠回りして制限時間間際にゴールしたのですが、更なる方がいらっしゃいました。遅刻して参加された方に惜しくもベストジョグトリッパー賞を持っていかれました(笑)

そして26日ジョグトリップ「生月島」に参加します。今年は大バエ灯台まで行くコースに変更されています。やっぱり灯台まで行かなきゃね。コース変更ありがとうございます。大大大大好きですこのコース、走りながら鳥肌が立ちます。このコースの後半はランニングを始めた5年前に初めて走った公式レース「生月島ロードレース10km」も含まれており、懐かしさもあります。
「真夏の遠足」を楽しんできたいと思います。
どうぞ皆様、今後もよろしくお願い申し上げます。