2020年11月22日に開催された「ジョグトリップ武雄嬉野路〈長崎街道〉42㎞」大会に参加してきました。
この「武雄嬉野路」は3回目の参加です。と言っても、昨年は大雨で現地にて急遽中止となり、仲間数名で半分程のコースを走りました。
全コースを走るのは2年ぶり2回目です。今回から進行方向が逆回り(半時計方向)へと変更になっています。
今回も定員100名オーバーの満員御礼状態です。
本来ならマラソンシーズンへ突入し、いろんな大会へ挑むところですが、今年は新型コロナによりほとんどの大会が中止となっている中、
これだけの距離を一人で走ることはできないのでモチベーションを保とうとジョグトリップに可能な限り参加し続けています。
8時より受付開始。既に多くの方が集まっていました。久しぶりにお会いする方やいつものメンバーの方々と挨拶します。
コロナ対策で開会式は行わず、受付後各自スタートとなっているため、終始お会いすることが出来なかった方々もおり少し残念です。
今回は途中から歩くことを想定して早めの8時15分にスタートしました。
というのも先週の日曜日、不注意により転んで右ひざを強打しました。
念のため病院に行きレントゲンを撮ってもらい骨には異常がないことを確認しましたが、なかなか痛みが引かず思うように走ることができません。
2日前に職場からの帰宅Jogで痛みを引きずりながらも18㎞を走ることができましたので、今日も半分位は走れるのではないかと考えました。
とりあえず22㎞地点のオアシスまでJogできたらいいな、その先は歩くつもりでスタートしました。
スタートして直ぐの郵便局にいかにも武雄温泉らしいポストがありました。
今回は逆回りということで、まずは国道35号線をしばらく進みます。
20分位進んだのち、左折してちょっとした山道を上って行きます。
写真では見え辛いですが鴨がたくさん泳いでいました。
武雄南ICを過ぎ10分くらい進むと嬉野市に入りました。
脇道にそれて旧街道を進んで行きます。このカーブミラーはきっとこのような写真を撮るために設置しているに違いません!
途中から未舗装路を進みます。トレイルは膝に振動が伝わり痛みを感じるため、ゆっくり進みました。
10分位進むとトレイルを抜け、最初のオアシス(エイド)へとやって来ました。
時刻は9時35分。待受け開始は10時からとなっていますが主催者のあみりんが早めに来て準備してくれていました。
本日最初のオアシス食は「かっぱ巻き」です。いつも以上に梅の酸味が効いており美味しかったです。
一休みして先へ進みます。膝の痛みを感じながらですがキロ7分位のペースで進んで行きました。
嬉野らしく茶畑がありました。
これから先、長崎街道の標識を至る所で見ることができました。
塩田町へと入りました。
川沿いに進んで行きます。
長閑な光景が広がります。
塩田川沿いを20分位進みます。
立派な茅葺屋根の家がありました。
嬉野市役所前を過ぎると塩田宿への入り口です。
レトロな建物を見ながら進んで行きます。
宿場を過ぎると2番目のオアシス22㎞地点に到着しました。
オアシス食は芋ようかんです。熱いお茶が欲しくなります。
当初の予定ではここから歩いて進むつもりでしたが、もう少し走れそうなのでゆっくりと走って行きました。
きっと久間という地名なので「クーちゃん」なんでしょう。
今の時期にピッタリ。正に冬の入り口です。
国道を逸れ再び旧街道を進んで行きます。
郡境石です。この礎石より南は藤津郡で、北は杵島郡だそうです。
今日は久留米のカッパ先生はお休みでした。
本日最後の32㎞地点オアシスに到着しました。ここは8月に開催される「お月見」シリーズ20㎞大会でもお世話になっています。
オアシス食は大好きないなり寿司です。いつ食べても美味しいです。
元気をもらいゴールを目指します。この辺りで雨が落ちてきました。パラパラ程度なので特に気にはなりません。
8月のお月見シリーズは早朝4時スタートで真っ暗の中を走りますが、今日は日中明るい中、また逆回りなので何か違った風景に感じます。
あぁ、こんなところを走っていたんだなぁと。
楼門(ろうもん)のマンホールがありました。
武雄温泉へ来ました。
そしてこちらが武雄温泉楼門です。ちなみに楼門とは、 門の一種で二階建てで上部に屋根を持つものを言うそうです。
13時27分無事ゴールしました。なんとか歩かず最後まで走り通すことができました。
いつも通り記念写真を撮ってもらいヒーローインタビュー(参加者の声)を述べました。
「街道巡りは情緒があっていいですね。古い建物、古い街並みノスタルジックな気持ちになれます。塩田川沿いの道が良かったです。
川のせせらぎと鳥の声、長閑な時間を過ごすことができました」と。
元々の回り方と今回の逆回りそれぞれ1回ずつしか走ったことないので正直どちらが良い悪いとは言えません。
しかし、元の回り方だと最後は国道をダラダラと走ることとなるので少し面白みに欠けるかもしれません。
今回の逆回りだと最後に楼門を楽しみに頑張ろうという気持ちになれるのでこの回り方の方が良いかもと感じました。
それと今回、膝を怪我していたためゆっくりとしか走ることができず、それがかえって良かったかもです。
普段は気になる被写体があっても通り過ぎた後だと後戻りするのは面倒と思いそのまま通り過ぎるのですが、
今日は時間を気にしなかったので躊躇なく立ち止まったり、少し後戻りして写真を撮ることができました。
またアップダウンが少ないコースというのもあるのでしょうが、今までで一番心肺が楽だったような気がしました。
やはり“ゆっくりが偉い”ジョグトリップですね。
新型コロナもなかなか収まらず、じわりと増加傾向にあり来年どうなるのかと心配です。
このような中、大会を開催してくださるジョグトリップは月1回の開催ですがモチベーション維持に繋がりありがたく思います。
次回は12月の「佐世保」、そして1月の「平戸八十八ケ所巡り赤の道」に参加します。
最後にいつもながらですが、
「ご一緒させて頂きました皆様、本日はどうもありがとうございました」
「家族のみんな、今日も好き勝手やらせて頂きすみません、そしてありがとう」