走れ!優柔不断児

優柔不断なオヤジの戯言。

平々凡々なオヤジが少しだけ頑張るjogやマラニック、日常の出来事について語ります。

ジョグトリップinオルレ平戸路

2018年01月31日 08時42分49秒 | イベント・大会


あっという間に1月も下旬となりました。
冬将軍が居座り、寒い日が毎日続いています。

前回の「やまづとの道」から3週間経ち、今年に入って2回目のジョグトリップ大会が1月28日(日)に開催されました。
今回の大会名は「オルレ平戸路」20kmです。
その様子をレポートさせて頂きます。


本日の天気予報は曇りのち雨。曇りは仕方ないとして雨だけは勘弁してほしいなぁと思いますが、こればかりは仕方ありません。
今日のコース設定は20kmと短いため、受付開始は9時から、スタート時間は10時といつもと比べてゆっくりです。
しかし、途中雪が心配なのと主催者の“あみりん”が昨年末から腰を痛めておられるので会場設営のお手伝いが少しでもできればと思い、早めに福岡市城南区の自宅を出発しました。
いつもの西九州道を利用して伊万里経由で向かいます。
平戸は昨年11月の「ジョグトリップ平戸観光」以来です。
もう何度も通い慣れており、伊万里~松浦~平戸のルートを走ると原点に戻ったような気分になり、なんだかウキウキします。
途中、雪が心配でしたが所々パラパラと降った程度で問題ありませんでした。
鳥栖方面から長崎道経由で来られた他の参加者の方に聞くと、武雄の辺りまでかなり降っており路肩には降雪していたそうです。
途中休憩しながら約2時間半、8時に会場の「平戸大橋公園」に到着しました。


“あみりん”がテント設置の準備をしています。
「おはようございます。今日もよろしくお願いします。」
お互い挨拶を交わして会場設営のお手伝いを少ししました。
ここは公園の駐車場でかなり広く駐車スペースもあるのですが、なぜか車がたくさん停まっています。
車は停まっていますが人は見当たりません。聞くと地元の方が駐車場代わりに利用しているのではとのこと。
すぐ隣の平戸大橋の下にも広い駐車場があるので停められないということはないのですが、私有化するのはいかがな物かと思います。
受付開始の9時になると参加者が続々やって来られました。
本日の参加者は約40名です。数名の方が風邪などで欠席されましたが、ここ最近参加者が増え賑やかな大会が続いています。
ネットでの参加申込みが以前はスポーツエントリーからしかできなかったのですが、昨年後半からRUNNETでの申込みが可能になり、多くの方の目に留まるようになったのではないでしょうか。今回も参加者の約半数が初参加の方たちです。
参加された方が口コミで紹介していただけると更に輪が広がっていくので益々賑やかになることを楽しみにしています。

さて、今回の大会は距離は20kmと短いものの、オルレコースを走ったり、後半の平戸街中がフリーゾーンとなっていて自分で好きなように散策できるコースとなっています。
もちろん山あり、海あり景色も楽しむことができ、見所満載のコースとなっています。

今回楽しみにしているのは、次の5つです。←あれもこれもと欲張りすぎです(笑)

①オルレコース初体験。
 ※オルレとは(以下引用です)
 韓国・済州島から始まり、もともとは済州島の方言で「通りから家に通じる狭い路地」という意味。
 自然豊かな済州島で、トレッキングする人が徐々に増え、「オルレ」はトレッキングコースの総称として呼ばれるようになり、今では韓国トレッキングの中心的コースになっています。
 オルレの魅力は、海岸や山などを五感で感じ、自分のペースでゆっくりとコースを楽しむところにあります。
 とのことです。

②川内峠からの眺めと平戸富士の眺望を楽しむ。

③高倉健さんロケ地の「冨永写真館」を訪れ物思いにふける。

④フリーゾーンの街中を散策して歴史や文化を肌で感じる。

⑤スタンプラリーに参加して特製スマホリングをゲットする。

制限時間は14時までの4時間です。
どこまで回ることができるか分かりませんが時間いっぱい楽しみたいと思います。
昨年末の打ち上げ会で大ベテランのinanekoさんが言われていました「参加料を払って出ているのだからどうせなら時間いっぱい楽しまないと損でしょ」と。
なるほど、順位や時間に捕らわれることなく自分の目的にあったペースで走ることができるのがジョグトリップの良いところです。
今回はコースの後半が「フリーゾーン」となっており道案内の白線も引かれていないのでまさしく自分の好きなように自分のペースで散策することができます。
今までにない企画でとても良いと思います。

9時50分になり、いつも通り“あみりん”から「全世界に向けてライブ配信します」との掛け声で開会式が始まりました。


コース上の注意点やヒラドローンスタンプラリーの参加方法、フリーゾーンでの見所拠り所などが紹介されました。
本日の選手宣誓は次回で年間20ポイント達成となる福岡小郡市から参加のS田さんです。
私が初参加した的山大島以降、何度もご一緒させて頂いております。
(本日も途中写真を撮って頂きありがとうございました。)


力強い宣誓の締めくくりで平成30年というところを「昭和30年」と言い爆笑の渦に包まれました。スタート前の緊張をほぐして頂き、ありがとうございます。

スタート時間になりました。いつも通り「ゴール時間は緩いがスタート時間には厳しいジョグトリップ」「スタート地点はこの辺ということで」「5・4・3・2・1はいスタートです」「行ってらっしゃい、楽しんできてくださいね」の掛け声のもと一斉に?とても緩やかにスタートしました。




小雨が降る中、川内峠に向かって進んで行きます。途中までは11月に走った「平戸観光」のコースと同じでしたが20分程走ると一般道から逸れて山道へと入って行きます。
ここからオルレコースの始まりのようです。




ジョグトリップらしい山道(トレイル)を進んで行きます。
途中途中で赤色と青色のリボンが木の枝に括り付けられています。


このリボンがオルレコースであることを表しており、このリボンに沿って進んで行きます。
普段アスファルトやコンクリートの上ばかり走っているので未舗装道が新鮮です。
土の柔らかさと落ち葉のクッションを足裏で感じながら走っていきます。
雨で濡れているのですが木が覆い被さっているため水溜りはなく、すべることもなく安心して走ることができました。


途中には木でできた赤色と青色の矢印で道案内をしてくれます。




やがて山道を抜け舗装路に出てきました。見覚えがある景色です。川内峠の山頂付近です。
曇っていますが遠くに海が見えます。


最初のオアシス(エイド)に到着しました。
川内峠インフォメーションセンターをオアシス地点として利用させて頂いております。


もちろん屋根付きですので今日みたいに雨の日はありがたさを感じます。
楽しみにしているオアシス食、今日はなんでしょうか。
先日あみりんが蔦屋でオアシス食を調達したとフェイスブックに書いていたので、たぶんあれだろうと思っていました。
あれだろうというのは、前回「やまづとの道」で初登場した「よもぎの大福」です。


今年は、オアシス食予測は公言せず、自分の心の中で勝手に予測していきたいと思います。ビンゴです。勘がさえていました。
温かい麦茶と一緒に頂きます。温かい(いやかなり熱かった)麦茶が冷えた体に染み渡ります。美味しく頂き元気をもらいました。

そういえば、今日は長崎新聞の方が取材に来られています。大会の様子を記事にして新聞に掲載して下さるとのこと。
カメラを携えた記者の方より皆さんがまとまって走っている姿を写真に収めたいと依頼がありました。
「カメラ目線で笑顔でゆっくりと走って下さい」と言われ、すぐ先の小高い丘を背景にS田さん、K地さん、せいかさんたちと一緒に走る姿を撮影してもらいました。
それで、掲載されたのが↓です。1月30日の朝刊に掲載されました。(勝手に掲載したらまずいかなぁ)

なんか照れくさいですね(笑)

ここで今日の楽しみの一つである「ヒラドローンスタンプラリー」をやってみます。
これは平戸市の観光課が「平戸ウエルカモメ」というアプリを介して観光スポットやイベントなどを配信しており、その中に平戸や生月の指定された観光スポット数箇所のうち2箇所以上を巡り、そのスポットに行きアプリを起動させるとそこに潜んでいる妖怪が画面に登場し、背景と共に写真を撮影するとポイント(権利)が得られるというものです。
2箇所以上で妖怪写真をゲットすると「特製スマホリング」がもらえます。
特にスマホリングが欲しいわけではありませんが、せっかくなので参加してゲットしたいと思います。因みに先着100名様とのことで、あみりんが一番最初の獲得者だったそうです。あまり人気がないらしく1ヶ月以上経っても獲得者は一桁台とのことです(笑)

数箇所ある指定スポットのうち、今日のコース上に2箇所ポイントがあります。
ひとつはここ川内峠。もう一箇所は平戸城です。
アプリを立ち上げてみます。微妙に指定スポットからずれており、(小高い)山へ登ったところで妖怪が現れ背景の写真を撮影しゲットしました。
まぁこうでもしなければ雨の中山登りはしなかったでしょう。曇っていましたがとても良い景色でした。


ここから一気に下っていきます。
海岸へ出ました。暫く海岸線に沿って走ります。


向こうに綺麗な形をした山が見えます。小富士山通称「平戸富士」です。


なるほど、低い山だが確かに富士山の形をしていて美しいです。
走るにつれ角度が変わっていきますが、どの角度からも綺麗な形をしていました。
やがて2箇所目のオアシスに到着しました。


今日は距離が短いため、オアシスは1箇所だけだと思いこんでいました。(ゼッケンの地図にはちゃんと記載されていました)
オアシス食は「ミニトマト」お一人様5粒まで。過去に何度かミニトマトがあったのですが、幾つ食べて良いか分かりませんでした。
前回あみりんに○個までと表記した方が安心して食べられると提案したところ、早速5個までと表記してありました。


毎回ですが走る途中で頂くトマトはとても美味しく感じます。
ここでも温かい(いや熱い)麦茶と一緒に頂き小休憩しました。

薄香地区に入りました。ここは高倉健さん主演の映画「あなたへ」のロケ地となったところでもあります。
映画のポスターにもなった「冨永写真館」を目指します。




所々で←で案内してくれます。




漁港から少し入ったところに冨永写真館がありあました。




古き良き時代を思わせる佇まいです。どことなく懐かしさを感じます。
写真館を背景にS田さんに写真を撮ってもらいました。ありがとうございました。


余韻に浸りながら先に進みます。

石畳の坂にやってきました。
石段が雨に濡れていい表情をしています。非常に趣深く印象に残りました。


猫がついて来ました。先には街の風景を見ることができます。


ここから先はフリーゾーンです。
平戸城には行こうと決めていますが、それ以外は行き当たりばったりです。








至る所に観光名所の案内看板が立っています。


平戸ザビエル記念教会です。




寺院と教会が見える風景です。




平戸城にやってきました。


残り時間は約1時間です。
せっかくなので入場料を払い天守閣に登りました。


遠くに平戸大橋や港から出航していく船が見渡せます。




ここで「ヒラドローンスタンプラリー」のアプリを立ち上げ妖怪をゲットします。
なかなか現れず、しばらくうろちょろしていたら天守閣の下で妖怪が現れました。
背景と一緒に写真を撮影すると「おめでとうございます。特製スマホリング当選しました」
と画面に表示されました。説明を見ると郵送してもらうか観光案内所で直接頂くか選べるようになっています。
観光案内所の場所を調べてみると1kmもないので直接行ってみることにしました。


案内所に行き当選画面を見せるとこちらに記入お願いしますと住所を記入し、めでたくスマホリングを頂くことができました。
しかし私が10番目の獲得者であまり人気がないようです。

そんなこんなしていると残り時間があと20分に迫りました。
ここからゴールの平戸大橋公園までは3km位でしょうか。
ちょっと急いで走ります。




時間がないのは分かっているのですが、雨で手袋が濡れ寒さで手がかじかんで感覚がありません。
コンビニに立ち寄り使い捨てカイロを2袋購入し両手で握り締めて走りました。
当然すぐには暖まらず、ゴールした後ようやく暖まってきました(笑)
公園の入口まできました。残り1分。ダッシュで下っていき制限時間ギリギリの30秒前にゴールしました。
ベストジョグトリッパー(最後のゴール者)かなと一瞬思いましたが、まだ5人帰ってきていないとのことです。
やはりベストジョグトリッパー賞は狙って獲れるものではありません。
いつも通り記念写真を撮ってもらいます。平戸大橋を背景に撮影して頂きました。


先にゴールされた方たちが参加者の声を述べています。
後日あみりんが編集して「参加者の声」としてブログにUPしてくれます。
そういえば、今回から「声板」が登場しました。
通常参加者の声は感想をレコーダーに録音するのですが、声板はホワイトボード上に文字で感想を記すというものです。
とりあえず何でも新しいもの好きの性格なので第一号として次のことを書き込みました。
・寒かったけど楽しかった。
・史料博物館の所の石畳がとても良かった。
・スマホリングゲットしました。
・時間が足りなかった。あと1時間欲しいです。
・途中、蔦屋に寄る時間がなかったので、帰りに寄ってお土産を買って帰ります。

ゲットしたスマホリングです↓


そうこうしている内に残りの5人も無事戻ってこられました。
全員がゴールし後片付けをしながらコーセー先生が言われました「平戸の町は元気だ」と。
歴史や情緒に溢れどことなく異国を感じさせ、過去と近代が調和し、自然にも恵まれ正に「平戸は日本の公園である」平戸の良さを体感した1日でした。
車で巡るのではなく、自分の脚でゆっくり巡ることでいろんな気付きや発見をすることができました。
前回の「やまづとの道」の酒造巡りもそうですが、こういった「フリー」の要素を取り入れることで気持ちに余裕ができ、どこを巡ろうかという楽しみを持つことができます。
やはり時間いっぱい楽しまないと損ですね。

帰りに蔦屋に寄って家族へお土産を買って帰りました。お土産と言いつつほとんど私が食べましたが...


私には蔦屋のお洒落なお菓子は似合いません(笑)

今日も早朝から夕方まで家を空け、好き勝手やらせて頂きすみませんでした。
家族のみんな、ご一緒させて頂きました仲間の皆様どうもありがとうございました。

次回は2月28日に開催される「龍馬の道~島原街道篇」に参加します。
このコースは昨年12月にあみりん、あいあいさんと試走したコースで最終的にどのようなコースに仕上がっているのかとても楽しみです。

本日の走行距離…25km
本日までの1月度累計走行距離…325km

ジョグトリップinやまづとの道 2-2

2018年01月10日 07時11分20秒 | イベント・大会
ジョグトリップ「やまづとの道」の後篇として続きをレポートさせて頂きます。


なるほど、この石段は趣があっていい感じです。このようなルートを通るたび思うのですが、この石段をどうやって運んで並べたのだろう。
人力で担いで運んできたんだろうか。感心します。以前数回上った熊本県美里町の「3,333段の石段」を思い出します。
(マラソンの)ルートにこのようなスポットがあることは通常考えられないと思いますが、これがジョグトリップです。


上り詰めた先から更に社まで続く石段がもう少し続きます。
上まで上ってきました。
先に上って来られた方がこちら向きに写真を撮っています。
何だろう。振り向くとびっくり絶景が広がっています。


なるほど、「きつい思いをして上った先にはご褒美が待っている」
昨年末から「参加者の声」でお話しているフレーズですが、今回もその通りご褒美を与えてくださいました。


たぶんこの上り坂は丁度良いトレーニングなのでしょう。少年野球のチーム含め、多くの参拝者で賑わっていました。


あれもこれもとかなわぬ願いを込め、参拝を済ませ先に進みます。




下り坂の途中でも時折眼下に雄大な筑後川を見下ろしつつ下っていきます。
今日は、Mr.Kさんにいっぱい写真を撮っていただきました。どうもありがとうございます。

最初のエイド(オアシス)に到着しました。


今回ご協力頂いております、「久留米走ろう会」の方達が“おもてなし”をしてくださいました。


白玉ぜんざい、「バリうま」。ピリ辛の大根の漬物「がばうま」(佐賀県人ではないですが)
まぁ、「しらしんけん旨いっちゃ」とか言い出したらきりがないので方言シリーズはやめておくことにします。

走り始めは気温も低く、手足の末端が感覚ないくらい冷えていましたが、ようやく体が温もってきました。
ここから一気に下っていきます。


しばらく、“ひでさん”“Mr.kさん”とご一緒させていただきます。

いつも思うのですが、下り坂を全力で走っていく方がおられ、どうやったらあんなに早く走って下ることができるのだろう、
自分だったら脚がもつれて転んでしまう(転ぶだけだったら良いが、谷底に転落してしまう)のではないかという恐怖心から
どうしてもブレーキがかかってしまいます。
今度どなたか下り坂の走り方を教えてください。


山を下る途中、櫨の実を収穫されている方、柿の木農園の方、たくさんの方から「おはようございます」「頑張ってください」
とお声を頂きました。

スタート前にかっぱ先生が言われていた“ジグザク道”が暫く続き、2番目のオアシス地点久留米世界のつばき館」に到着しました。
(くねくね道が続き、きっと矢印白線引くのも大変だったでしょう)




つばきの木一本ごとに手書きで種類や特徴が記載されています。
こんなにもたくさんの品種があるとは知りませんでした。


「かっぱ巻き」を美味しく頂きます。
久留米(田主丸)なのでカッパ(寿司)はあるだろうなと予測していました。
あぁ、オアシス食当て予測は辞めます。心の中で○○だったらいいなぁと静かに唱えることとします。

しばらく旧家が立並ぶ街並みを進みます。


「やまづとの道」の看板が現れました。




以下引用です。
山苞の道とは、源氏物語の中に「山づとに持たせたまへりし紅葉、」から命名されました。山に包まれた道、そして、
山のお土産の多い道という意味です。
なるほど、耳納山の麓に続く古民家や果樹農園、陶芸や絵画のギャラリー今昔が重なり合った光景が続きます。

身近にありながら気付かなかった街並、代わり行く光景、いつも自分の脚で進むと新たな発見と気付きがあります。

次のオアシスにやってきました。
巨峰ワイナリーに併設するバーベキューハウスの一角がオアシスとなっています。


ここ最近、オアシスもずいぶんとおしゃれになってきました。
あみりんのセンスの良さ?が覗えます。(笑)


オアシス食は初登場の平戸蔦屋「よもぎ餅」です。
美味いなぁ。夏は桃の水大福、冬は熱いお茶(麦茶)と「よもぎ餅」高台からの景色とともに美味しく頂きました。
さらに上へ向かって白線矢印が引いてあります。




巨峰ワイナリー「ワインの森ホイリゲ」です。

ふだんワインを飲む習慣がないのでちょっとためらいましたが中に入ってみます。
いろんなワインが展示しており、試飲もできます。




ブルーベリーとあまおうのワインをちょっぴり頂きました。
甘くて美味しいです。でも飲みすぎたら危ないです。
誰かが隣で言いました「試飲用おちょこでなく、エコカップで飲んでもいいかなぁ」なるほど。
さすがにそれは試飲ではなく、「飲み放題」になってしまう恐れがあるため、気持ちを抑えます。
後ろ髪を引かれながら先へ進みます。

田主丸の街中をしばらく走ると「若竹屋酒造場」に到着しました。




ワインの後に日本酒です。やばいかもです。ここしばらく日本酒は口にしていません。決して嫌いなわけではありません(むしろ好きです)




ひでさんが試飲カップについでくれました。恐る恐る口に運びます。
何ということでしょう。フルーティな香りが広がります。“ちかっぱ美味いです”
飲みすぎるとやばいのでもう一杯だけで終わりとし、帰路につくこととしました。


しばらく、街の中を走り左に折れ耳納山の麓に向かいます。




やがて往路で走った道に出ました。
再び古き良き街並みを横にしながら進んでいきます。


最後のオアシス「つばき館」にやってきました。




待ってましたオアシス食は「いなり寿司」です。
何回食べてもやっぱり美味いなぁ。
元気を頂き残り約10kmゴールを目指します。




帰りは県道151号線を坦々と進みます。
決して走りづらい訳ではないのですが、もう少し見所や変化があったら良いなと感じました。
ゴール後、他の方からも同様の意見があり、次回は一部コースを変更する旨を大会フェイスブックに記載されていました。
途中から右折し、道の駅久留米を通り国道210号線を通って帰ってくるルートが候補として上がっているそうです。

この頃になると単独走で前にも後にも他のランナーの方は見えません。
しばらく進むと久しぶりに一人の男性の方に追いつきました。
「お疲れ様です。もう少しでゴールですね」話しかけると「足が痛くて走れません。」と歩いておられました。
ゴール後お聞きすると人生初マラソンだったとのことです。しかし今回をきっかけに将来ウルトラマラソンに挑戦したいと言われていました。


久留米大学まで戻って来ました。あと少しです。

ゴール地点の「諏訪野町公園」に戻ってきました。
「おめでとうございます」とあみりんが声を掛けて下さいました。


酉年は終わったのですが、せっかくなので引続き「鶏の被り物」を被り記念撮影をしてもらいました。
その後参加者の声として感想を述べました。
高良山の石段が良かったこと、階段を上りきって後ろを振り返ると絶景が広がっていたこと、
旧家の街並みが良かったこと、ワイナリーや酒造での試飲が美味しかったこと、初登場のオアシス食
のよもぎ餅が美味しかったこと…

その後暫くの間ゴールされた方たちと歓談していると、「かっぱ先生」達が戻ってこられました。
かなりご満悦な様子です。酒造で購入したとのことでなんと一升瓶を引っさげてこられました。


「試飲でなく飲み放題状態だった」とのこと。さすがです。
「ちっち」さんは4号瓶2本を背負ってきたとのこと。


今日はこの後打ち上げ会に参加するので最後まであみりんと一緒にゴール地点にいました。
女性グループの方がワープする「電車に遅れて最終待ち受けの時間を少し過ぎます」と事前に電話があっていました。
17時を少し回って戻ってこられ、本日のベストジョグトリップ賞を獲得されました。
あみりんとお疲れ様でしたと言いながら会場の後片付けが一通り終了した頃、薄暗い中、一人の女性の方がこちらに向かって走ってきています。
他の参加者よりもう一人いたような気がするとの情報が入っていましたが定かではありませんでした。因みにゴール地点に荷物は残っていません。
途中でそのまま帰られる方もいらっしゃるので、先ほどの4人の方たちで終わりだろうと思っていました。
今日はとても参加者も多く、把握しきれていなかったかもしれませんが、やはりもう一方いらっしゃったのです。
あわてて“のぼり旗”を準備し記念撮影を行いました。
良かったです。あと3分遅かったら誰もいなかったです。長い時間かけてようやくゴールしたのに誰一人いなかったら寂しすぎます。
本当に間に合って良かったです。
(でも、もし時間過ぎそうだったら一本電話下さるとお互い安心します)

まぁ、いろいろ起こるのがジョグトリップでもあります。
新年第1回目のジョグトリップは大勢の参加者のもと大盛況で無事成功に終わったと思います。

あっ載せ忘れていました。今回のゼンッケンと参加記念の「缶バッジ」です。
缶バッジ17個目です。とりあえず20個目指します。


このあと、打ち上げ会に参加して楽しいひと時を過ごさせて頂き、En藤さんと一緒に電車で福岡へ戻りました。


今回も大勢の仲間の方と一緒に走ったり会話したり、飲んだり?とても楽しく過ごすことができ本当にありがとうございました。

そして、いつもながら家族のみんな、今日も好き勝手やらせてくれてありがとう。
次回は1月28日に開催される「オルレ平戸路」に参加します。

本日の走行距離…約44km
1月度累計走行距離…118km

ジョグトリップinやまづとの道 2-1

2018年01月08日 10時53分30秒 | イベント・大会


新年あけましておめでとうございます。
どうぞ今年もよろしくお願い申し上げます。

さあ、今年も張り切ってレポートしていきたいと思います。
2018年最初のジョグトリップ大会が1月7日(日)に開催されました。
大会名は「やまづとの道」43kmです。その様子をレポートさせて頂きます。

まず始めにですが、毎回長編になりがちなのと、後の紀行を書くのも「ゆっくり」という思いから、今回のレポートは分編報告とさせて頂きます。
「記憶を途切らせないように」という思いと、急ぎ過ぎないという思いで、途中で立ち止まることを意識付けすることもあり、結果的に毎回200~300枚を
走中写真を撮っています。(でも、選別して残す写真は30~50枚です)
後編は後日、その写真の記憶を辿りながら報告させて頂きます。

まず、第1篇は開催に至るまでの経緯からスタート直後までをレポートさせて頂きます。
その後の様子は、第2篇として後日レポートさせて頂きます。

今回のタイトル名「やまづとの道」ですが、このコースはジョグトリップの歴史上、初開催となります。

初開催に至ったには次のような経緯があります。
昨年10月8日、本来であれば当日開催されるはずだった「筑後川マラソン2017」が昨夏の九州北部豪雨により、コース状態が非常に悪く、復旧できる見通しが立たないとのことで安全面を考慮し、やむを得ず中止となりました。

↑おや、こんなところに“あいあい”さん








その日、大会委員もされていた久留米の「かっぱ先生」がコースの状況の視察を兼ねて走ってみようとの声かけがあり、「勝手に筑後川マラソン2017」と名付け“かっぱ先生”“あみりん”“K森さん”“H房さん”と私の5人で筑後川河川敷を走行し、「三連水車の里」まで行きました。


その帰り道、JR筑後吉井駅から汽車に乗って久留米へ戻る途中、雑談の中で“H房さん”が田主丸町に「山苞の道」という農免道路があり、歴史的民家や観光農園、ギャラリーが多数あり、遊歩道コースも完備されていると教えて下さいました。


この話を聞いてジョグトリップ主催者のあみりんが“ピン”ときたそうです。調べてみると、なるほど見所満載ではないか、また観るだけでなくワイナリーや酒蔵もあって舌で味わうこともできるではないか、実際に試走してみようとなり、後日“かっぱ先生”と“あみりん”が各所を巡り試行錯誤しながら今回のコースが完成するに至ったそうです。
私もこのような観光ルートがあるとは知りませんでした。

さて前置きが長くなりましたが大会当日の様子を述べていきます。
本日のコースは久留米市諏訪野町公園を発着地点として、高良山へ登り高良大社で参拝した後、田主丸町へ向かい「やまづとの道」を走り、
途中ワイナリーや酒造所を訪れるといった今までのジョグトリとは相反して(笑)、新年にふさわしく、めでたい?コースとなっております。

途中ワインや日本酒の試飲ができるとのことですので、車ではなく、電車に乗って会場へ向かいます。


西鉄薬院駅から特急電車に乗り、約30分で久留米駅に到着しました。





会場に向かう途中、「諏訪神社」に立寄り参拝します。
それにしても今日は過去に無いくらいの大人数です。80人強参加されています。


かっぱ先生率いる「久留米走ろう会」の方々も多数運営にご協力頂いております。


いつも通り受付を済ませ、開会式までの間、顔なじみの方と「あけましておめでとうございます」「無茶苦茶さむいですね」などご挨拶しながら過ごします。

8時50分になり開会式が始まりました。
初めてのコース、また初参加の方(30人位)含め大人数であることもあり、主催者の“あみりん”から注意事項など念入りに説明がなされました。

いつもであればこの後「選手宣誓」なのですが、今日は代表して「久留米走ろう会」会長でもあり、今回のコース作成に向け多大なるご尽力頂きました“かっぱ先生のお言葉を頂きました。

因みに「先生」と言われる所以は、地元の某超有名高の数学の先生をされていること、いやそれ以上に「温かく人懐っこい」いつも笑顔で、どなたとも気さくに話しかけて下さる人柄の持ち主です。
ちょっと褒めすぎました(笑)


また脱線しましたが、先に進めます。
人数が多いため、地域の混雑を避けるため、3つのグループに分かれてスタートしてくださいとのこと。
定時の5分前、定時(9時)、5分後スタートの3グループに。
特に基準はありません。タイム計測もしませんし、順位も関係ありませんので5分、10分早かろうが遅かろうが全く関係ありません。


最初のグループがスタートしました。半分以上行ってしまいました。

大半が5分前アーリーで出発したので3つに分ける必要がなくなり、私を含め残りの方達が定時に出発しました。

“ひでさん”含め、地元(久留米近郊)の方が多数参加されており、スタート後から先導して頂いて安心して進めます。




高良大社上り口まで来ました。

車道と歩行者(石段)とにルートが分かれます。
どっちに向かったら良いのだろう?一瞬考えました
先述の地元久留米の“ひでさん”が声をかけてくださいまいた。


「どっちからでも行けますよ、石段登った方が趣があります」

坂道上って心肺鍛えたいという思いも一瞬過ぎりましたが、ここはやっぱり石段です。

ここで今回の、いや今年の目標2つを掲げたいと思います。

①「感謝」の気持ちを忘れずに。
→ジョグトリップに参加できる事は私一人でのことではありません。
 毎回ご一緒頂く皆様との出会い、一期一会の気持ちを持ち、こちらかから積極的にお話掛けさせて頂きたいと思います。
 多数の方との何げない会話雑談から情報と勇気とを与えられ、それをヒントに気付きがあり、視野行動が広がっていきます。
 その「きっかけ」を作ってくださる皆様に心から“感謝”したいと思います。

②「家族を大切に」
 →自分への言い聞かせです。
  昨年5月に「的山大島」に初参加して以来、すっかり“ジョグトリップ”にはまってしましました。
  しかし、毎回大会の都度、朝4時に起き、5時に出発、帰りは18時頃というのが松浦や平戸開催時での平均な時間の費やし方でした。
  平均2週間に1回このペースでジョグトリップに参加しており、それ以外の大会やイベントを含めると、ほぼ毎週日曜日は家庭を不在にしています。
  こんな自分勝手はいつまでも継続することはできないと思います。
  何も言わず、(朝眠いので寝ぼけて言う言葉がなくでなく、とっくに愛想つかされていますので無言)の妻と息子の寝顔寝言を横目に老体に鞭打って早起きし、そそくさと準備して出発します。
  具体的には言えませんが、今年は家庭との両立を図れるよう努力します。

すみません、全くどうでも良いことをグダグダと述べました。
  
この後、たくさんの方とご一緒させて頂きます。
南区の大先輩「En藤」さん、長崎のこれまた大恋愛?ご夫婦の「あいあい」さん、小郡の「S田」さん、「Mr.K」さん(いっぱい写真撮って頂き
本当にありがとうございました)、ご当地「ひで」さん、「ちっち」さんや「抹茶」さん、「ジャンプなべ」さん...うわぁ仲間の方が多すぎて書ききれないので後半へ続きます。
  
一旦ここで小休止して、続きは後日レポートさせて頂きます。

ありがとうございます。

2017年12月総括

2018年01月03日 19時06分08秒 | ジョギング

【参加した大会やイベント】 
・12月17日 ジョグトリップ「福岡で別府大分」50km
・12月23日 ジョグトリップ「佐世保フル」42km+打ち上げ会

【12月度月間走行距離】
 346km


【振り返り】
毎日寒い日が続く12月になりました。
年内は公式大会にはエントリーしておらず、12月はジョグトリップの2大会に参加しました。
17日の「福岡で別府大分」とにかく寒かったです。
歳のせいか寒さに弱くなりました。早く夏が来ないかなぁと早くも望んでいます。
昨年までは城南区別府を発着としていましたが、街中走行ストレス緩和のため、志免町の別府に今年から変更となりました。
今春ジョグトリップに出会った時からこの大会は絶対参加すると決めていました。
理由は発着点、折り返し点とも非常に馴染み深い地であることです。
昨年までの城南区別府は正に地元。遠い昔、別府小学校に通っていました。



折り返しの「大分八幡宮」は平成元年に両親が新居を桂川町に構え、桂川町が実家となったことから、ほぼ毎年初詣に訪れる神社であります。
実家へ帰省する際、車で何十回、いや百回以上通った道を自分の脚で走ることができて良かったです。


23日の「佐世保フル」は天気にも恵まれ気持ちよく走ることができました。
初参加のコースでしたが、特に上り坂を堪能することができ、年の締めくくりに老体に気合を吹き込むことができました。
同時に佐世保(長崎)には自転車が少ない理由も分かりました。
また、貴重な体験をさせて頂きました。
先述のブログにも記載しましたが、「ジョグトリカー」を運転し、オアシス撤収をさせて頂きました。
1日に2回もコースを巡ることができ、朝と夕方で異なった表情の景色を見ることができました。
特に夕焼けの光景にはとても感動しました。ありがとうございました。
今年の振り返りですが、ジョグトリップに出会えたことが最大の思い出であるとともに、収穫であります。

今でも忘れません。初参加した「的山大島」5月の真っ青な空のもと、フェリーで島に渡り心地よい起伏を疾走した光景。
Inanekoさんがタエコさんイラストの「てくてくプロジェクト」のTシャツをきておられたこと。当時、大先輩に声をかけることができませんでした。

(inanekoさん、すみません、勝手に撮影して。Tシャツ共々感激したもので...)



しかし、年内最後の「佐世保フル」でinanekoさんと再開することができ、打ち上げでもたくさんお話させていただくことができました。
Inanekoさんのお言葉で特に印象深かったのが、「参加する以上最大限楽しみたい。同じ参加料払うのであれば、制限時間いっぱい楽しまないと」
なるほど、素晴らしいです。「ゆっくり時間をかけ地元の方とのふれあい、また光景を愉しむ」
心に余裕がなければできないことです。

今年(2018年)は、「急がずあせらず、時には立ち止まり上下左右を見渡して、大きく深呼吸」をスローガンとしたいと思います。

さて、1月の予定ですが、まずは1月7日のジョグトリ「やまづとの道」に参加します。
その後、今シーズン最初で最後にエントリーした「指宿菜の花マラソン」サブ3.5狙います。
そして、1月28日「オルレ平戸路」と続きます。
公私共々どこまでやれるか分かりませんが、ジョグトリップには出来るだけ参加し続けようと思います。
それにしても、12月は寒さと忙しさを言い訳にして、走り込みができませんでした。
決してアスリートを目指している訳ではありませんが、12月は今年最短の約350km/月に留まりました。
それでも何とか年間トータル5,000km走行達成することができました。

「走った距離は嘘をつかない。」
体力的にも精神的にも色々と考えさせらた1年でした。
こんな無理無茶は恐らく今後できないでしょう。


皆様、今年もジョグトリップ始め、ご一緒させて頂きました暁にはどうぞよろしくお願いします。
また、参加後にレポートさせていただきます。
今年一年どうもありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。