走れ!優柔不断児

優柔不断なオヤジの戯言。

平々凡々なオヤジが少しだけ頑張るjogやマラニック、日常の出来事について語ります。

ジョグトリップinダイゴ松浦フル2018年4月

2018年04月30日 12時51分02秒 | イベント・大会


4月29日(日)ジョグトリップ「ダイゴ松浦フル」42km大会に参加してきましたのでその様子をレポートします。
あっという間に4月も今日明日を残すだけになってしましました。1ヶ月前は桜があちこちで咲き乱れていましたが、このところ初夏を思わせる陽気が続いています。
本日も晴れて気温も23℃位まで上昇するとの予報です。GWに突入し、至るところで賑わいを見せることと思います。
そんな中、ジョグトリップの元祖伝説とも言える「ダイゴ松浦フル」に今回で3回目となる参加をしてきました。
今回3回目のダイゴ参加にあたり、3度目の正直(いや2度あることは3度ある?)を果たしたいと考えています。
それは2つあります。ひとつは、最後までコースを間違えずに完走すること、もうひとつは星鹿城山展望台へと続く上り坂を歩かず走って上りきることです。
実は過去2回とも途中でコースを間違えてしましました。初めて走った昨年7月の大会では意気揚々と飛び出し、スタート直後に本来なら橋を渡った先へ進まなければならないところ、橋の手前から側道へ入り川沿いを伝って線路を跨ぐというスタート直後のコースアウトでした。2回目は昨年10月の大会で30km手前の海岸沿いへと向かう途中、白線矢印を見落とし(実際は引き損ねていたというトラップにはまり)海岸をスルーして城山へ向かうというコースアウトをしてしましました。今回こそはまともにコースを間違えず本来のダイゴのコースの良さを味わいたいです。
そして星鹿城山展望台へと続く上り坂を歩かず走って上りたいというのは毎回気持ちだけはあるのですが、撃沈されてしまいます。果たして今回はどうでしょう。

朝8時から受付開始、9時スタートのスケジュールですが、以前スタートゴール地点の「松浦海のふるさと館」から見る朝焼けがとても綺麗で印象的だったので、今日も天気が良いので朝焼けが見れるのではないかと思い、少し早めに自宅を出発し、6時前に到着しました。
綺麗な朝焼けが広がります。


あたりを散策します。


白線が引かれていない松浦駅近辺のコースを確かめにきました。




会場の設営も終わり開会式を待ちます。




1月の「やまづとの道」以来“ちっち”さんともお会いし、一緒に写真を撮らせて頂きました。今のところ一升瓶は背負っていないようです(笑)ありがとうございました。


8時50分になり開会式が始まりました。本日は48名の方が参加されております。


今回も誕生日の方がいらっしゃいました。参加者が増えたせいかここのところ毎回誕生日の方がいらっしゃいます。大分県から参加の○○川さんです。おめでとうございます。


今回の選手宣誓は年間20ポイントを達成され、めでたく“うぐいすTシャツ”を獲得されました福岡県小郡市から参加の○田さんです。○田さんとは何度もご一緒させて頂いており、次回の「あづち大島」でもよろしくお願いします。響き渡る大きな声での力強い宣誓ありがとうございました。


スタート時刻の9時となりました。あみりんのいつもの「スタート地点はこのあたりということで、5・4・3・2・1はいスタートです」の緩やかな掛け声のもと一同出発しました。
最近ゆるJogしかしていないので、少し心肺と足腰に刺激を与えようと最初のオアシス(エイド)12kmまでちょこっとだけ気合を入れて走ることとします。

昨年7月に間違えたスタート直後の道も無事過ぎていきました。しかし今思うと何であんなところで間違ったのだろう?不思議です。


MR松浦駅横の踏切を渡り街中へと向かって行きます。


志佐川に来ました。伊万里を上流としてここ松浦まで注ぐ松浦市の中心河川です。
少し霞んではいるものの天気も良く次第に気温も上昇してきました。


上流へ向かうにつれ山が次第に近づいてきます。ここで折返し反対側の河川敷を進んでいきます。


対岸の方たちと手を振りながらすれ違っていきます。


8km過ぎ、河川敷を離れここから山道へと進んでいきます。


緑の草木が茂り初夏の香りがします。


しばらく上り坂が続きます。


12km地点、最初のオアシスへ到着です。


オアシス食はお約束の「かっぱ巻き」お一人さま3個。やっぱり美味しいなぁ。クーラーBOXに「きんかんどうぞ→」と書いています。


最初クーラーBOXの中を探したのですが見当たりません。→の方向を見るとなるほど、木に実ってあるのをどうぞということだったのですね。ちぎっていただきます。きんかんは皮ごと食べれるのが良いですね。甘酸っぱく懐かしい味がしました。


本日初参加の方から、「こんなに坂道があるのですね、もっと平坦なコースと思っていました」と言われたので「時間には緩いがコースは厳しいのがジョグトリップですよ」とあみりんに代わって言っておきました(笑)

先に進みます。暫く上りが続いた後はアップダウンを繰り返しながら進んでいきます。


坂を下ってきました。前回まではこの先一旦国道まで出ていたのですが、今回からコースが変更となっております。前回まで野ざらしだった20km地点のオアシスを昨今のドーム化計画に向けて民家をお借りしたそうです。


ここが新たな20kmオアシスです。


オアシス食はなんと久しぶり「マーコットプリン」でした。


昨日あみりんが“百枝製菓”さんでオアシス食を仕入れた記事がフェイスブックに載っていましたので、これしかないと思っていました。予想的中です。約半年振りにいただき、懐かしくもありとても美味しかったです。(帰りに百枝製菓さんに立寄り家族へのお土産で買って帰りました)


元気をもらい出発します。
西木場駅を横に見ながら進んでいきます。


タイミング良くMR列車が来ました。


線路の向こうに海が見えてきました。エメラルド色をしています。


白浜とエメラルド色の海、鳥肌が立ちます。季節は夏ですねぇ。




山を抜けた後はこの綺麗な海を真近に見ながらしばらく進んでいきます。
牛さんたちがいました。そういえば今日のゼッケンに牛のイラストが載っています。こういうことだったんですね。


思わず「後に乗せてくれ~」と言いたくなりました。Inanekoさんがいたら本当に乗っていそうです(笑)


のどかな光景の中ゆるゆると進んでいきます。最初気合を入れすぎたせいかダレダレです。
そして27km地点の例の矢印。前回10月この白線がなく、左に行くべきところ直進してしましました。今日は完璧です。


再び下田の海岸線を進みます。いろんな景色光景を目にしながら進みます。






田植えの準備、自分で言うのもなんですが、なかなかの絵になります。


星鹿城山が近づいてきました。


ここから展望台に向かって上って行きます。前回、前々回と坂の途中で撃沈されましたので今日は走って上りたいところです。


で、頂上まで来ました。もちろん歩いて。無理です走って上ろうなんて。今日もお寺のカーブまで来たところで走ることをさっさと諦めました(笑)


前回(10月)は台風直後で風がとても強く吹き飛ばされそうでしたが、今日は多少風があるものの穏やかです。
前回と同じ構図で写真に撮ります。


↓これは前回(昨年10月)台風直後でした。


展望台からの景色です。霞んでいるのが少し残念ですがとても良い眺めです。






展望台を後にして下っていきます。


本日3番目の34km地点オアシスに到着です。


前のオアシスから14kmあったため喉がからからです。あみりんが言っていたとおりファミリーマートで水分補給しておけば良かったと思いました。大好きな「いなり寿司」コーラと共に頂きました。水をがぶ飲みし、お腹がたっぽたっぽ言いながら先に進んでいきます。


今日もカエルさんがいました。




城山を振り返りながら進みます。


国道を跨いで少し行くと本日最後の38km地点オアシスに到着です。


ミニトマトです。フルーツ系は幾らでも入りそうですがお一人3個までです。ジョグトリップで頂くミニトマトは本当に美味しいです。


さぁゴールまでもう一息です。


木陰の道に注ぐ日差しと涼しい風、ジョグトリらしい道を進みます。


ゴール地点のふるさと館まで戻ってきました。安堵の気持ちと終わってしまうのかという少し寂しい気持ちが交錯します。

無事ゴールすることができました。“とりたん”と記念撮影です。




今日はコースを間違えることもなく、本来の伝説“松浦ダイゴ”を堪能することができました。城山展望台への上りは途中歩いてしまい、鍛え直して次回再度チャレンジすることとします。
しばらく仲間の方たちと歓談を楽しみ帰路につきました。
途中、「マーコットプリン」の“百枝製菓”さんに立寄りました。今年になって初めて立寄ったのですがご主人様、奥様とも私のことを覚えていてくださっていました。また来ますね。

そしていつもながらですが、
「ご一緒させて頂きました皆様、本日もありがとうございました」
「家族のみんな、今日も一日好き勝手やらせて頂きすみません、そしてありがとう」


次回は初参加の「橘湾岸」です。あみりんと同じ80kmに参加します。その後ジョグトリップ「あづち大島」に参加します。あづち大島は昨年ジョグトリップに初参加した思い出の大会ですのでとても楽しみにしています。


本日の走行距離…42km
本日までの4月度累計走行距離…427km


ジョグトリップin平戸古地図ウォーク

2018年04月17日 21時09分32秒 | イベント・大会


4月15日(日)ジョグトリップ主催の「平戸古地図ウォーク」に参加してきました。その様子をレポートします。

今回はジョグトリップと言っても、いつもの「マラソン」大会ではなく、「ウォーキング」イベントです。
「第1回平戸古地図ウォーク」と銘打って初の試みとして開催されました。昭和初期の古地図を片手に城下町平戸を散策しようという企画です。


開催に至る経緯は、ジョグトリップ主催者の網本さん(通称あみりん)が昭和4年の古地図を手に入れ、当時の街並みや道路が実在しているか、
またどのように変化したかと興味を持ち、地元である平戸の歴史を掘り下げてみようと数日に渡って古地図を片手に徘徊(いや歩き)回ったところ、
あちこちで時代の変化や当時の面影などを発見し、これは面白いと感じたそうです。
そこで後日、平戸市観光課の方たちと一緒に巡ってみたところ観光課の方も興味をもたれ、平戸市が後援となりイベントとして開催しましょうと話が進み本日に至りました。
実は大会当日に聞いた話ですが、今回の古地図は昭和4年のものではなく、明治4年のものではないかとの意見がありました。本当に明治時代の地図だったらびっくりです。

本日はそんな地図を片手にゆっくり巡るため、ランニングではなくウォーキングで散策していきます。
5km程度の道のりを約2時間かけてゆっくりと巡っていく行程となっています。
私も過去何度か平戸を訪れたことはあり、また最近では今年1月に開催された「ジョグトリップオルレ平戸路」にて平戸城や教会、寺院、歴史ある街並みを巡りました。
しかし限られた時間だったのと予備知識がないため、どこにどういった名所があるのか分からず行き当たりばったりで巡ったため時間オーバーとなり見逃した名所が多々あります。
今回はあみりんと観光課の方が案内役として導いてくれると思いますので十分堪能できるのではないかと期待し参加を申し込みしました。

集合場所は「平戸港交流広場」です。9時から受付開始、10時旅立ち(スタート)12時頃ご帰還(ゴール)というスケジュールです。
今日はゆっくりのペースで歩いて回るということで気持ち的にもゆとりがあります。


参加者は地元平戸の方や福岡・熊本から来られた方など14名で中にはいつものジョグトリップでお馴染みの方々もいらっしゃいます。
その中のお一人にNPO法人平戸観光ウェルカムガイドの理事長をされております「籠手田(こてだ)」観光マイスターも個人的に参加して頂いております。

あみりんが各所で説明するのですが籠手田理事長も一緒になってより詳しく説明をしてくれるとのことです。
また長崎新聞の佐藤平戸支局長も終始同行され写真を撮影して頂いたり、参加者の様子をレポートして後日新聞へ掲載予定とのことです。
佐藤支局長には前回のオルレ平戸路でも取材して頂き、新聞へ掲載下さいました。

朝6時に福岡市の自宅を出発していつも通り西九州道を通り伊万里経由で平戸へと向かいます。
昨日からの雨が残っており道中しばらくは雨に降られましたが、伊万里を過ぎた辺りで止み、平戸に近づくにつれ雲の合間から青空が少し見えるようになってきました。
予報では曇りのち雨です。気温は平年より低めとのことです。少し寒いですが雨が降らないだけ良しとします。

今回ひとつやってみたい事がありました。それは大したことではないのですが、「平戸大橋」を歩いて渡ること。
今まで仕事や観光、ジョグトリップで10回位平戸大橋を渡っておりますが、
いずれも車でのことです。昨年のジョグトリップ「伊万里平戸」で走って渡る予定でしたが、悪天候で大会中止となったため、叶いませんでした。
そこで今回は自分の脚で渡ってみたいと思い、橋を渡る手前の公園に車を停めさせてもらい、そこから会場の「平戸港交流広場」まで約5kmをジョギングで向かうこととしました。


7時過ぎに到着。時間はたっぷりあります。駐車場には1台も停まっていません。今日はウォーキングですので特別な装備は必要ありません。
エコカップも持っていきません(というか忘れてきました)当然ポイントもつきません。
ウエストポーチにタオル、スマホ、財布と最低限必要なものだけを入れ身軽な状態で出発しました。
早速平戸大橋を渡ります。両側に歩道があるため安全に通行できるようになっています。




橋の上に立ってみると大きさに圧倒されます。吹き付ける風が強く、帽子を飛ばされないよう時折手で押さえます。海面からの高さに恐怖を感じます。
あまり高い所好きではないので…。立ち止まると通行する車の影響で少し揺れを感じます。じっとしていると気持ち悪くなりそうだったので小走りで駆け抜けました。
橋を渡るといつもの見慣れた風景です。あちこちにツツジが綺麗に咲いています。


前回1月の「オルレ平戸路」で訪れた街並みを通ります。まだ時間に余裕があるので少し先まで行ったり来たりとジョギングしていました。




すると前から見覚えのある車(ジョグトリカー)がやってきました。運転していたあみりんが「財布を忘れてきたので取りに戻ってきます」と去っていきました。
しばらく一人で写真を撮ったりして事前観光を楽しみました。

遠くに平戸城が見える光景3連発↓






今日の主催はジョグトリップですが、テントは観光協会の方が準備して頂いております。
そこにいつもの横断幕とのぼり旗“とりたん”を取り付けさせて頂きました。
白いジャンバーの方が籠手田理事長です。


9時45分になり開会式が始まりました。今日は白線矢印もなければオアシスもありません。
あみりんが観光ガイドとなり案内してくださいます。いつもはスタート前になると多少なりとも緊張するのですが、今日は気が楽です。(あみりんすみません)




出発時間の10時となり、一同旅立ちます。皆さん事前に頂いた古地図を片手に持って現在の道と重ね合わせながら歩いていきます。




当然昔は無かった道も多々あります。要所要所であみりんが「昔の道はこちらの通りです。この道は最近○○頃できました」と説明して頂き、“へぇーなるほど”と感心します。
またご一緒して頂いている観光マイスターの籠手田理事長がさすが詳しく分かりやすく説明してくださいますので興味を持って巡ることができました。
また同行して頂いている長崎新聞の佐藤支局長が新聞掲載用の写真を撮影して下さいます。
あみりんの説明に耳を傾け“なるほど”という表情をリクエストされ皆それなりの表情で写真に納まっていました。
今朝(4月17日)の長崎新聞県北版に掲載されました。↓


それにしても平戸の街は異国情緒で見どころがたくさんあります。






ジョグトリらしい道に入って行くと思いきや“あみりん”ご自宅へと繋がる「あみりん街道でした」


崎方公園からの景色です。いつの間にかこんな高いところに登ってきていたのですね。




フランシスコ・ザビエル記念碑です。


途中オルレのリボンも見かけます。


オランダ塀の坂です。






松浦史料博物館あたりの風景です。




下界?(街中)へ下ってきました。












約2時間かけ、5.3kmの道のりをぐるりと一周し、無事帰還しました。あっという間のように感じました。

帰還(ゴール)後、同行取材して頂いた長崎新聞の佐藤支局長より、参加者の声ならず感想を求められ代表で述べさせていただきました。


ちょうどお昼時だったのでお腹も空き、あみりん、K森さん、ひでさんと一緒に平戸名物のちゃんぽんを頂いて各々帰路につきました。


車を停めた平戸大橋まで途中うろちょろしながら戻りました。平戸大橋の上から見る海の色がとても綺麗で印象的でした。






こんな感じで無事第1回目のウォーキングイベントは終了しました。古地図をひとつのきっかけとして平戸歴史観光を楽しませて頂きました。
しかし、今日巡ったのは一部に過ぎませんので今秋第2回目のイベントを計画中とのことです。その際はまたあらたな歴史や景色に触れたいと思います。

最後に本日ご一緒させて頂きました皆様ありがとうございました。
いつもながら家族(特に女房)へ毎週毎週すみません。来週も再来週もその先も毎週のように留守させて頂きます。
「九十九島ウルトラ」「ダイゴ松浦フル」「橘湾岸スーパーマラニック」「あづち大島」「水と緑のくるめマラソン大会」「博多唐津ウルトラ」「唐津鷹島」「伊万里平戸ウルトラ」…と続いていきます。
どうなることやら… ご一緒して頂いた“ひでさん”に(そんなに連続参加して)何を求めているのですか?と冗談半分聞かれました。他の方にも同じことを笑いながら聞かれます。
その度、私は真顔で答えます「2020東京オリンピック目指しています」と。
もちろん、出走気分を妄想する世界であり、あわよくばボランティアで同じ空間を共有したいなと。
ここから先の思いを述べるには長くなりすぎますので今回はこれで終了とさせて頂きます。

本日の走行(歩行)距離…ウォーキング5.3km+ゆるjog13km
本日までの4月度累計走行距離…226km

ジョグトリップin陶芸の里めぐり

2018年04月10日 06時19分57秒 | イベント・大会

4月8日(日)ジョグトリップ「陶芸の里めぐり」64km大会に参加してきました。
その様子をレポートします。

4月に入り、相変わらず好天が続きソメイヨシノも綺麗な姿を長い期間楽しませてくれました。ところが大会の前日(7日)は天候が一変し、冬に後戻りしたような寒さと風雨に見舞われました。これで桜も完全に散ってしまいました。この影響もあり、大会当日の天気は午前中曇り昼前から晴れでしたが朝はかなり冷え込み日中も冷たい風が吹きました。
それでも確実に春の日差しの中を走ることができて良かったです。

実は2週間前にジョグトリップ「大村湾一周ウルトラ130km」を走り、少し影響が残っています。両膝に若干違和感があるのと腰に少し痛みを感じます。まぁそれでも普段のゆるjogで10km走っても立ち止まるような痛みは出ていないので大丈夫そうです。
そこはジョグトリップの良いところ、もし途中でどうしようもなくなったらショートカットなりワープすればよいので気が楽です。

今回のコースは桜の開花時期と合えば満開の桜並木をこれでもかというくらい堪能する事ができ、また波佐見焼きと有田焼きの2大陶芸の街並みを巡って自然を満喫しようというコース設定になっています。昨年参加された方は年間通してこの大会が一番印象深かったと口を揃えて言われます。昨年はちょうど桜の満開と重なったそうです。
今年は残念ながらソメイヨシノは終わってしまいましたが、綺麗なピンク色をした八重桜があちこちに残っており楽しませてくれるとのことです。


距離が64kmと比較的長いため、朝5時受付開始、6時スタートと早い時間からの開始となります。2時半起床、3時出発いつも通り西九州道無料区間を利用して伊万里経由で向かいました。(西九州道の無料区間が1区間延長されていました)途中コンビニに立ち寄り食料と飲料を調達し5時少し前に到着しました。まだ辺りは真っ暗です。ジョグトリカーのライトに照らされた受付に行くと時間前ですが準備できており、何人かの方が受付をされていました。

本日の参加者は約50名ほどです。この半年くらい参加者も増え賑やかな大会が続いています。また関東や関西、中には北海道からと遠方からの参加者も見受けられます。今日の遠来賞は大阪豊中から参加のK崎さんでした。受付を済ませ開会式開始までの間寒さに耐えられず車の中で待機しました。やがていつもの顔馴染みのメンバーも集まってこられました。特にK坂さんとお会いするのは昨年10月のダイゴ松浦フル以来で懐かしく感じました。彼女は地元ということでこの近辺をよく走っておられるそうです。

5時50分になり開会式が始まりました。


主催者の“あみりん”こと網本さんからコース上の注意事項や見所などが紹介されました。続いて本日で3回目の参加となる方を一人ずつ紹介します。3回参加すれば立派なジョグトリッパーの仲間入りということです。本日は5人もいらっしゃいました。

そして年間20ポイントを獲得され記念のジョグトリTシャツ(ウグイス色)をお渡しして表彰します。北九州市から参加のT永さんです。実はT永さん最年長者でもあります。


なんと82歳という年齢にもかかわらず何度も大会でご一緒させて頂いております。
本当に頭が下ります。そのT永さんに力強い選手宣誓をして頂きました。ありがとうございました。

次に本日めでたく(?)お誕生日を迎えられたinanekoさんです。がしかしinanekoさんの姿が見当たりません。遅れてきているようです。(ちゃんとスタートには間に合いました)

かなり冷えているため上着を着て走ろうかとも思いましたが、寒いのは最初だけだと思い
長袖Tシャツでスタートすることとしました。でも寒がりなので手袋だけは冬物をはめています。

やがてスタート時刻の6時となり、いつも通りあみりんの「スタートラインはこのあたりということで、10秒前5・4・3・2・1はいスタートです」の掛け声とともに一同ゆるやかにスタートしました。


まずは川沿いの桜並木を走ります。もうほとんど桜は残っていませんが、頭の中で満開の様子をイメージしながら走ります。この前までとってもきれいだったことでしょう。


植えてある桜の根元をみるとそれぞれにプレートが置いてあり「誕生記念」「卒業記念」「入学記念」「退職祝い」等々お名前と年月日が記されていました。
まずは最初のオアシス(エイド)を目指します。本日の最初のオアシスは12km地点の山を上りきったところに設置されています。ゼッケンの内側に地図が描かれており、オアシスの位置やコンビニ及びトイレの位置なども記載されています。また高低図が描かれておりどの地点から上り下りがどれくらいの距離続くのかが分かります。コースには白線の矢印が引っ張ってあるので都度地図を確認しなくても迷うことはないのですが、私はこの高低図を何度も確認します。特に上り坂に向かう時はどのくらいの距離続くのか、どの程度の傾斜があるのかを見て参考にしペース配分を決めるようにしています。

やがて山路上り坂へさしかかりました。次第に勾配もきつくなってきます。最近ほとんど上り坂トレーニングをやっていないので足腰そして心肺に負担がかかります。






久しぶりにハァハーいいながら上っていきました。何とか上りきって最初のオアシスに到着です。
しかしなんか様子が変です。いつも通りの目印3本線は引いてあるのですが幟旗が立っておらず、あるはずのクーラーボックスも見当たりません。先着されたK坂さんたちとキョロキョロしているとまもなくあみりんがジョグトリカーでやってきました。どうやら設営する前に到着したようです。途中であみりんが抜いていったのにおかしいなぁ、聞くと何度か行ったり来たりしていたそうです。




本日最初のオアシス食はお約束の「かっぱ寿司」です。お一人様3個まで。温かい麦茶と一緒に頂きます。実は温麦茶はもう必要ないだろうということで専用のポットを一旦片付けたものを再度出してきたそうです。冷え込む時間帯の最初と2番目のオアシスに準備して頂いておりました。

一休みし、寒さ対策で履いていた長ズボンをここで脱いでランニングパンツで走ることとします。
これからしばらく下り坂が続きます。膝が本調子でないため、あまりスピードを出さないよう抑え気味で走ります。膝を痛めると下りで辛い思いをするため無理せず慎重に進みました。


ジョグトリップでは交通規制は一切ありませんので私たちは歩行者と同じです。したがって信号がある交差点では青信号で歩道を渡ります。ということで信号待ちで止まっていますが一向に青になりません。


ここの歩行者用信号機は押しボタン式だったのです。ボタンを押していないことに気付き2分くらい立ち止まっていたでしょうか。何度か経験あるのですが、先行されている方がボタン押しているだろうと思いきや押していなかった、また押したら表示される「しばらくお待ちください」の文字が太陽に反射して見えず押しているか押していないか分からないことがあります。先を急ぐわけではないので時間ロスしても構わないのですが、自分の目でも確認しようと思います。こんなことがありゆっくり休んだ後再び走りはじめるとまもなく2番目のオアシスに到着しました。


民家の庭を開放して頂いております。ここでのオアシス食は「いちご大福」でした。季節限定なので恐らく今大会で終わりでしょうか、代わって夏になると大好きな「桃の水大福」が出てくるかなぁ。


一休みして先に進みます。ここまでK坂さんたちとほぼ同じペースでやってきたのですが、今の私には少しペースが速すぎます。膝に負担がかかるし、ゆっくりのんびり行こうと自分に言い訳をしてペースダウンしました。というか彼女ら早すぎです(笑)






冷たい風が吹くものの、気温も次第に上昇し青空が広がってきました。再び山道へと進んで行きます。ジョグトリップらしい道へとやってきました。




山道を抜けると伝統ある陶磁器のまち「波佐見焼」で有名な窯元に出てきました。なるほど、ここに繋がっているのか。10数年前に訪れたことがあるのですが反対方向から来たため今回のルートは初めて通りました。観光客でにぎわっています。(ほとんど外国の方でした)




陶磁器はそれほど興味があるわけではありませんが、綺麗な茶碗や湯飲み、コーヒーカップ等を見ていると“いいなぁ”と思います。同じコーヒーでも立派なカップで頂くとより一層おいしく感じることでしょう。昨年あみりんに頂いた「箸置き」に添えられていた焼き物が完成するまでには複雑な工程がいくつもあることを思い出しました。ちなみに頂いた箸置きはもちろん日常的に使用しています。




ちょっとした公園がありました。地面に敷かれているのは砂利ではなく素焼きのかけらです。川の向こうから綺麗な音色が聞こえてきました。ちょっと立ち寄ってみます。四角い陶磁器でできた楽器のようなものが奏でていました。誰もいない公園でしばし佇み音色に耳を傾けました。







再び走り出し30km地点のオアシスに到着しました。


大好きな「いなり寿司」です。いつも美味しさをありがとうございます。


今のところ膝に多少痛みを感じるもののスピードを出さなければ走ることができています。(膝が痛くなくてもスピードは出せませんが)

後半戦に向かって出発します。ファミリーマートの角を曲がってちょうど中間点あたりでしょうか。足元に何か落ちています。運転免許証が入ったカード入れです。


拾い上げ、さてどうしたものかと一瞬考えました。そのまま置いて知らんぷりするのも気がひけるし、落とした方も困っておられるでしょう。交番に届けることとします。スマホで近くの交番を検索してみるとコース上から一本入った通りに立花台という交番があり届けてきました。
帰宅すると私がいない間に持ち主からお礼の電話があったことを妻から聞かされました。状況がわからない妻は最初何の電話か意味が分からなかったようです。
因みに前回の大村湾一周では参加者のゼッケンを拾いました。

ちょっと寄り道しましたがコースに戻り先を目指します。
河川敷きにやってきました。今回のコースは海はないものの川の流れを見るとゆったりした気持ちになります。しばらくの間河川敷きを気持ちよく走りました。ここでも八重桜がきれいに咲いていました。




河川敷を離れしばらく進むと4番目のオアシス到着です。ラーメン屋の倉庫がオアシス地点となっています。


後から聞いたのですがトップランナーと2番目のランナーの方はこのオアシスに気付かず通り過ぎてしまったとのことです。あまり早く走りすぎると見落とすのかもしれませんね。さてオアシス食ですがクーラーBOXにコーヒーの文字が見えました。一瞬「コーヒー大福」かと思いましたが良く見ると「コーヒープリン」と書いてあります。


初登場です。オアシス食でお世話になっている百枝製菓さんの商品とのことです。コーヒー味でつるっとしてのど越しが良いです。大福系も好きですがこれからの季節このようなプリンなどのカップデザート系が出てくると嬉しいです。
美味しく頂き山道に向かって出発しました。
途中大ベテランの“ウルトラ星人”さんが違う道から出てこられ合流しました。聞いてみると竜門ダムに行き一周してこられたとのこと。すごいパワーです。


窯元「しん窯」に立ち寄りトイレを借りました。白色と青色が美しいです。




有田陶器市で有名な有田の街にやってきました。古い建物が軒を連ね昔にタイムスリップしたような感覚になります。さすが日本で初めて磁器が焼かれた「日本磁器発祥の地」だけのことはあります。まもなく訪れるGWの頃は大変な賑わいようとなることでしょう。




古い街並みから少し先に行ったところに50km地点のオアシスがありました。


ジョグトリップの顔ともなった蔦屋「みたらし団子」です。さらっとしたタレを飲み干すのが慣例となっています。麦茶とともに美味しく頂きました。


だいぶゴールに近づいてきました。街から外れ再び山道へとやってきました。




ジョグトリップらしい山道を進みます。ポーセリンパークへと続く坂の途中、八重桜の並木が続いていました。見事です。きれいなピンク色の大きな花びらが風に揺られてとても印象的でした。




佐賀県を離れ再び長崎県へとやってきました。波佐見町と聞いて一瞬佐賀県だったか長崎県だったか考えてしまいます。




本日最後のオアシスに到着です。コンビニエンスストアの一角を提供して頂いております。


平戸産ミニトマトでした。ミニという割には粒が大きくとても甘かったです。幾つでも入りそうですがお一人様3個までです。不思議とフルーツ系はすんなり入ります。


さぁ長かった旅も残すところ6kmほどです。何とか自分の脚でゴールできそうです。ゆっくりですが歩かず走って進みます。60km地点でinanekoさんに会いました。途中ワープしてこられたとのこと。朝通った河川敷を逆方向へと進みゴールを目指します。






無事ゴールすることができました。正直途中で足の痛みで走れなくなるのではという不安がずっとつきまとっていましたが何とか辿りつくことができました。いつも通り記念撮影してもらい参加者の声を述べました。




桜の見頃は過ぎたもののあちこちで八重桜がきれいに咲いており楽しませてくれました。また伝統ある陶芸の街並みを肌で感じることができました。しばらくの間参加者たちと歓談して過ごしました。Inanekoさん、K坂さん次回の「九十九島ウルトラ」でもよろしくお願いします。S田さん月末の「ダイゴ松浦」5月の「あづち大島」よろしくお願いします。ミスターKさんラスト萩往還楽しんできて下さい。またその時の様子を教えて下さいね。その他ご一緒させて頂きました皆様本日はどうもありがとうございました。

そしていつもながらですが家族へ一日中留守して好き勝手やってすみません。今月は毎週留守させて頂きます。ありがとうございました。

今月はこの後15日の「平戸古地図ウォーク」、22日の「九十九島ウルトラ」29日の「ダイゴ松浦フル」と続きます。身体痛めないようボチボチゆるゆるとやっていきたいと思います。

本日の走行距離…64km
本日までの4月度累計走行距離…138km

2018年3月総括

2018年04月03日 18時05分09秒 | ジョギング

【3月度月間走行距離】
 407km

【参加した大会やイベント】 
・3月11日 ジョグトリップ「長崎街道 武雄嬉野路」42km
・3月24日 ジョグトリップ「大村湾一周ウルトラ」130km

【振り返り】
3月に入って次第に本格的に春のぽかぽか陽気となり、下旬には桜も満開となり、晴天の日が続きました。
仕事もだんだんと忙しさが増して、平日は余裕を持ってジョギングするまとまった時間を確保するのが難しく、ちょこちょこっと短い距離をJogし、週末にジョグトリップなどで距離を稼ぐような1ヶ月でした。
相変わらず公式大会等には参加せず、ジョグトリップオンリーで過ごした1ヶ月でした。
そんな状況ではありましたがジョグトリップ2大会へ参加してまいりました。
まず、11日の「長崎街道 武雄嬉野路42km」です。スタート時は放射冷却で冷え込んだものの、日中は気温も上昇し気持ちよく走ることができました。発着地点は昨年8月に行われた「十三夜の月」と同じ武雄市役所前の公園でした。8月は真っ暗な中走ったため景色がよく分かりませんでしたが、
今回は天気もよくいろんな景色を楽しむことができました。


特に印象深かったのは、街道沿いにある「塩田宿」の街並みです。レトロ感たっぷりで古きよき時代を感じさせてくれました。
またその直ぐ後に通りかかった「塩田川」を上流へと向かっていくコースが、途中河川敷に菜の花が咲き、川面に太陽がキラキラと反射してとてもきれいだったのが印象的です。


ゴール後もぽかぽか陽気の下、公園の芝生の上に足を伸ばして座り込んで、しばし仲間と歓談したのが心地よく、また楽しかったです。

そして、24日から25日にかけて行われた「大村湾一周ウルトラ130km」ですが、何といっても私自身の最長距離への挑戦だったため、無事完走することができて感慨深いものがありました。
この日も幸い天気に恵まれ絶好のコンディションの中を走ることができました。




始めはそんな長距離を走りぬくことができるのかと正直不安な気持ちもありました。
また、完走できたにしても、脚を痛めたり、しばらく走ることが出来なくなるのではという不安がありました。
幸い10日ほど経ちましたがかなり復調し、致命傷になるような痛みもなく、ゆっくりではありますがジョギングも行えております。
走ってみての感想は、やはり長かったということと、130kmを走るということではなく、10kmを13本走るつもりで挑みました。
そして自分ひとりでは絶対に無理だっただろうなという事です。一緒に志す仲間がいてお互い声を掛け合ったから頑張れたこと、何人もの方が、私設エイドを出して頂いて励ましてくださったことが心の強みとなりました。今後も感謝の気持ちを忘れないようにしたいものです。


さて、4月の予定ですが、相変わらずジョグトリップ三昧を予定しています。ほぼ毎週のように計4回参加を予定しています。
まず最初は4月8日の「陶芸の里めぐり」に参加します。そして翌週15日はジョグトリプ初めての試みであるウォーキングイベントの「平戸古地図ウォーク」が開催されます。これは平戸観光協会とタイアップして昭和初期の古い地図を片手にタイムスリップして平戸の街中を散策しようというもの。
参加料も無料となっておりますので興味あられる方参加されてみてはいかがでしょうか。
そして22日は再びウルトラが開催されます。「九十九島ウルトラ100km」です。最後は29日開催の恒例「ダイゴ松浦フル」です。
自分でも無茶しすぎではないかと思うのですが、無理そうだったら途中でワープしたらいいというジョグトリップの利点を活かして無理のない範囲で楽しもうと思います。