走れ!優柔不断児

優柔不断なオヤジの戯言。

平々凡々なオヤジが少しだけ頑張るjogやマラニック、日常の出来事について語ります。

ジョグトリップin春日集落と安満岳試登会

2018年08月15日 10時53分19秒 | イベント・大会


8月11日(土)ジョグトリップ「春日集落と安満岳試登会」に参加してきましたのでその様子をレポートします。
この大会は先月(7月8日)に第1回目として開催されました。その日は各地で甚大な被害をもたらせた大雨の翌日ということもあり、終始曇り空で少し肌寒い日でした。悪天候であったため、コースの見どころである安満岳への登山道を通ることができず、迂回ルートを通らざるを得ませんでした。また、安満岳展望台からの光景も真っ白な雲に覆われており景色を楽しむことができませんでした。

そこでリベンジを果たすべく当時通行できなかった登山道を登って、山頂からの景色を拝もうと計画されたものです。それとスタートゴール地点が前回は主師(しゅうし)漁港
でしたが、鯛ノ鼻展望所にしたら良いのではという声があり、現地確認を行うことも目的の一つです。確かに主師漁港はトイレがなかったので少し不便だと感じていました。

今日はジョグトリップの主催者である“あみりん”と私の二人で試走を行うこととなりました。集合場所は新たなスタートゴール地点候補である「鯛ノ鼻展望所」です。ここに6時に待ち合わせしています。カーナビで鯛ノ鼻展望所を検索しましたが「該当ありません」の返答。とりあえず近くまで行き、スマホのグーグルで検索すると今度はきちんと案内を開始してくれました。展望所の400m位手前に大きな駐車場がありました。まだあみりんも来ていないようなので先にある展望所に行ってみました。すると工事中で展望所に入ることができませんでした。どうやら11月中旬まで改装工事を行い、広くきれいな展望所に生まれ変わるようです。




ということで展望所からの景色は眺める事ができませんでした。先程の駐車場に戻るとまもなくあみりんがやってきました。
あみりんと一緒にもう一度展望所に向かい確認します。展望所にも数台は車を停めることができますが、大会参加者全員分はとても停めることができません。大きいトイレが隣接してある点は良いのですが。やはり先程の大駐車場を発着点にしようかと話しました。それで駐車場へ戻ってきたのですが問題が一つ発生です。携帯の電波が届かないのです。あみりんのソフトバンク、私のドコモいずれも圏外になってしまいました。参加者からの電話連絡が毎回何件かかかってくるため、電話が繋がらないとまずいです。車はここに停めて発着点は先程の展望所にしたら良いのではと提案し、再びあみりんが展望所で電話が繋がるか確認に向かいました。結果はOKです。ということで駐車場から数百メートル離れますが展望所が受付及びスタートゴール地点の候補となりました。せっかく鯛ノ鼻展望所まできているのですからスタートとゴール時に素晴らしい景色が迎えてくれることを祈りたいと思います。
そんなこんなでどうにか発着地点の確認が終わり、実際に走ってみることとします。まず、いきなり下り坂が暫く続きます。6~7kmずっと下っていきます。下り坂なので心身は楽なのですが、反面後半はあそこまで上ってこなければいけないということを考えると喜んではいられません。先日の大雨と台風の影響が残る山道を下っていきました。そういえばこの前はこの坂の途中で水が溢れ出し川のようになっている箇所がありました。

ここまでは快調なペースで下ってきました。棚田の先に海が広がっています。


「牛に注意」いや「あみりん」に注意。牛さん早く逃げないとJOGトリッパー族に狙われていますぞ。美味そう(笑)


立派な棚田の光景が広がります。


途中で見つけた「たたる石」です。うっかり触るとたたられると言われる石だそうです。おそろしいです




春日集落所に到着しました。まだ時間が早いため(8時前)誰もおらず閉まっています。




「かたりな」の例の美熟々女?のお二方もまだ出勤されていません。
次回このルートで走るのであれば6時スタートだと早い方で7時過ぎにはここまできてしまいます。なので次回開催当日は、きっとあみりんが無理を承知で早い時間からの開園(7時から)をお願いする運びになろうかと思います。

蛇口をひねると安満岳からの湧き水が出てくるそうです。冷たくてまろやかで美味しかったです。


一休みして先へと進んで行きます。生月島が見えてきました。このコースで好きな光景のひとつです。しばらく海を見ながら走ります。




前回のスタートゴール地点の主師漁港を通り過ぎ、坂道を上った先から右折します。ここから先は前回悪天候により迂回したため、今回初めて通ります。少しすると安満岳登山道入口に到着しました。




さあ、ここからこのコースの最大の見所でもあり難所でもある山登りが始まります。


時刻は8時50分。だいぶ日が昇って気温が上がってきました。しかし木々に覆われているため直射日光が当たらずそんなに暑さを感じません。
石畳をひたすら上って行きます。途中両手をつき、岩をよじ登らなければならない箇所もありました。


はぁはぁ言いながら時折休憩を交えひたすら上っていきます。






約1時間かかって上ってくると見覚えがある場所へやってきました。展望台まであと少しです。ここであみりん体力を使い果たしたのか、先の展望台には行かず休んでいるとのことで私ひとり先に向かうこととします。






ついに展望台に到着しました。前回は曇っていてここからの景色は真っ白けで何も見えませんでした。本日は天気は良いのですが少しガスがかかっています。時折雲の切れ間から雄大な景色が顔を覗かせてくれます。手前は一面に森林が広がり、遠くには海と棚田、そして正面には生月大橋が見えます。生月大橋の延長線上にこの展望台があります。きつい思いをして登山道を上って来た甲斐がありました。疲れが吹っ飛びます。しばらく景色を眺め、目に焼きつけ展望台を後にしました。




ここから前回も通った参道をしばらく進みます。入口まで戻ってきました。


ゴール地点の鯛ノ鼻展望所まではあと2km弱位です。しばらくお喋りしながら歩いていましたが、最後は走ってゴールしようということで最後の力を振り絞って走ってゴールしました。約25kmの道のりを約5時間かけての試走でした。


試走する前はコースの最後に山登りがあるときついのではと思っていましたが、逆に最後だから頑張って上ればもうすぐゴールできるという安心感があり頑張ることができました。

今回良かったのは何と言っても安満岳展望台からの素晴らしい景色です。少しガスがかかっていて完璧な状態ではなかったものの、素晴らしい眺望に感動しました。また春日集落へと続く途中、至るところで見ることができたきれいな棚田の光景。稲が青々と育っておりとても綺麗でした。そして山を下ってきた先に見ることができた生月大橋と手前の漁港がある風景にも感動しました。
今日試走したコースを参考にして、あみりんがアレンジして正式なコースが後日決定することと思われます。以上で「春日集落と安満岳試走(登)会」の報告を終了します。

最後にいつもながらですが、
「ご一緒させて頂きましたあみりん、本日はどうもありがとうございました」
「家族のみんな、夜中から留守して好き勝手やらせて頂きすみません、そしてありがとう」
あっそれと大濠公園のひまわり、今まさに満開です。来週ぐらいからだんだんしおれてくると思いますので今のうちにご覧頂ければと思います。

本日の走行距離…約25km
本日までの7月度累計走行距離…196km