走れ!優柔不断児

優柔不断なオヤジの戯言。

平々凡々なオヤジが少しだけ頑張るjogやマラニック、日常の出来事について語ります。

ジョグトリップinあづち大島 2020年3月

2020年03月11日 13時10分08秒 | イベント・大会


3月8日(日)ジョグトリップ「あづち大島」35km大会に参加してきました。その様子をレポートします。3年越しでようやくこの大会の完走記を記すことができました。



この「あづち大島」は私にとって思い入れがある大会であり、また記念すべき大会です。
私が初めてジョグトリップへ参加したのが2017年5月に開催されたこの「あづち大島」でした。当時ランニングを初めて3年目で夏場でも走ることができる大会はないものだろうかと調べている時にネットで見つけたのがこのジョグトリップでした。ジョグトリップの前進の“駄マラ”は名前こそ知っていましたが、月会費を払ってのランニングクラブだと勝手に思い込んでおり、興味はあったものの制約や縛られるのが嫌だと敬遠していました。(勘違いしていてすみません)この駄マラがジョグトリップに進化したということもこの時初めて知りました。

3年前のあづち大島へ参加した時のことを鮮明に覚えています。天気がよく青い海がきれいで心地よい風が吹いていました。当時の参加者名簿を見返すと参加者は13人で、今でもいろんな大会イベントでご一緒させて頂く方が何人もいらっしゃいます。今回参加されたコーセー先生、S田さんも3年前一緒でした。初参加で余裕がなく、帰りのフェリーの時間を気にしながら走っていたことを思い出します。

翌年2018年度は悪天候により中止となりました。内地の大会であれば多少の雨風でも問題ないのですが離島の場合、フェリーが欠航になる恐れがあるためとの判断でした。そして昨年2019年度はあづち大島と度島(たくしま)の2島イベントを2日連続で開催する予定になっていましたが、主催者都合により中止となってしまいました。中止になったものの一人で度島を走ってきました。

そして今年2020年、ようやく3年ぶりに開催となりました。当日未明まで雨が降っていましたが、朝には止み気持ちよい青空が広がりました。


集合場所は平戸港(観光交通ターミナル)です。7時半より受付開始、8時25分出航、9時5分あづぢ港着、9時30分スタートというスケジュールになっています。




今回の参加者は約30名でお馴染みの方も多数参加されています。


いつも通り受付をすると“あみりん”から「ジョグ鶏缶バッジは今回で最後です」と言われました。参加のたびに記念として缶バッジを頂いていました。このジョグ鶏缶バッジのプレゼントが始まったのも3年前のこの大会からでした。
今まで頂いたバッジを並べてみました。改めて3年間でこれだけ参加してきたんだなぁと感じました。


次回からは缶バッジに代わる品をプレゼントしてくださるそうです。それが何か教えてもらいましたが、たぶん近いうちにあみりんから発表があると思いますので、ここでは伏せておきます。

フェリー大島に乗ります。3年前に乗ったフェリーより新しくなっていました。他にも釣客の方たちも多数おり、かなり船内は賑わっていました。




8時25分平戸港を出航しました。潮風を受けながら、あぁ3年前ここから始まったんだと懐かしさを感じます。


約40分の船旅です。天気は良いのですが風が吹いており、時折大きく船体が揺れます。


9時5分定刻にあづち港へと着岸しました。3年前の記憶が蘇ります。青い海、山の上の風力発電の白い風車、風の音、3年前と変わっていません。






いつも通り主催者の“あみりん”より開会式で注意事項等の説明があり、やがてスタート時刻の9時30分となりました。いつも「ゴール時間は緩やかだが、スタート時間には厳しいジョグトリップ」と言っていますが、1分過ぎての9時31分に一同緩やかにスタートを切りました。


本日のコースは島をぐるーっとほぼ一周する35kmの行程で非常にアップダウンが多いコースです。
しばらく湾岸に沿って左手に海を見ながら進んで行きます。


「火除」ひよけと読むのでしょうか。確か別の大会で平戸を走った時にも同じ地名があったような気がします。


風力発電の風車が近づいてきました。


スタート地点から約5km、最初のスポットである「馬の頭自然公園」を目指します。


ここから下って行きます。




海に吸い込まれそうな感覚です。


絶景が広がります。生月島を思い出す断崖です。




折り返して先へと向かいます。林道?砂利道を進んで行き風車の真下を走ります。






砂利道を抜けるとこれから上っていく山が現れました。


この山を上った所にある「平の辻農村公園」へと向かって行きます。

上るにつれ眼下の景色が広がっていきます。


もうすぐ到着です。公園に上る最後の急坂がとてもきつく、ゼーゼー言いながら上りました。


本日最初のオアシス(エイド)に到着しました。


オアシス食は「かっぱ巻き」でした。いつもはタッパケースに並べて入っているのですが、今回は丁寧に一人分ずつ3個をラップで包んでいます。例のウイルス対策とのことです。


展望台へ登ってみます。(3年前は登りませんでした)


美しい棚田とその先にきれいな海が広がっている光景に感動しました。


風車を見ながら下っていきます。島のあちこちから風車を見ることができました。


海に向かって走っていきます。


棚田と青い海。青というより蒼です。


16km地点、2番目のオアシスがある「長崎鼻」へとやってきました。島内の最北端に位置します。


灯台の奥には紺碧の海、水平線が広がります。またまた感動しました。


オアシス食は今が旬である「いちご大福」とても美味しかったです。一休みして先へと向かいます。

どこを走っていても景色が良いです。




今の時期珍しい光景です。二毛作でしょうか。


しばらく湾沿いに進んでいきます。大根坂漁港が見えます。




途中あちこちに牛舎がありました。


そして25km地点大賀鼻の公園にある3番目のオアシスに到着しました。




大好きな「いなり寿司」を美味しく頂きました。


後半戦へと向かいます。帰りの船は14時発と16時30分発の2便です。あまり遅くならないように帰宅したいので14時のフェリーを目指します。あと2時間近くあるので多分間に合うでしょう。

営業していませんでしたが昔パチンコ屋だったのでしょうか。


しばらく進むと久しぶりに民家が現れました。昔ながらの古い街並みを進みます。


島内にはバスも走っています。


最後の山道を下ってくると学校がありました。左が大島小学校、右が中学校です。そういえば島で初めて信号機を見ました。唯一の信号機でしょうか。


あとはゴール地点の港まで下っていきます。左下にゴール地点が見えました。


13時15分無事ゴールしました。いつも通り記念写真を撮ってもらいました。




ヒーローインタビュー(参加者の声)で念願かなって3年ぶりに来ることができて嬉しかったこと、青い空と蒼い海が印象的だったこと、春風が心地よかったこと、立止まると雑音がなく自然の音が聞こえたことなど…。

今日はオアシス食でお馴染みの「平戸蔦屋」さんが出張販売で来られていました。カスドース、牛蒡餅をお土産に買いました。

やがて出航時刻の14時になり船の中から手を振り島を離れました。やはり、あづち大島は素晴らしいです。好天に恵まれ本当によかったです。どうか来年もまた来ることができますように。


次回は4月12日に開催される「陶芸の里めぐり」に参加します。ウィルスの影響で大会やイベントが軒並み中止になっている中、ジョグトリップは元気に開催しています。どうか早く終息していつも通りの生活に戻れることを願います。

最後にいつもながらですが、
「ご一緒させて頂きました皆様、本日はどうもありがとうございました」
「家族のみんな、早朝から夕方まで留守して好き勝手してすみません、そしてありがとう」