走れ!優柔不断児

優柔不断なオヤジの戯言。

平々凡々なオヤジが少しだけ頑張るjogやマラニック、日常の出来事について語ります。

ジョグトリップin生月島 2018年8月

2018年08月28日 06時53分43秒 | イベント・大会


8月26日(日)ジョグトリップ「生月島」27km大会に参加してきましたのでその様子をレポートします。
先週19日は「上弦の月」大会に参加し、2週続けてのジョグトリップ大会への参加となりました。「上弦の月」ではジョグトリップ参加33回目にて初めて“ベストジョグトリッパー賞”(最終ゴール者賞)を頂くことができました。今回はどのようなスタイルで走ろうかといろいろと思案しながら当日を向かえました。実は前日(8月25日)に伊都国の試走会を走ってきて疲労が残っているため無茶な走りはできません。距離が27kmと短めなのでなんとかなるだろうという気持ちで参加してきました。

今回の大会は大会名「生月島」のとおり生月大橋道の駅をスタートゴールとし、島北部にある「大バエ灯台」を折り返すコースです。昨年までは灯台までは行かず途中で戻ってくる20kmのコースでした。ゴールしてから車で灯台を訪れた方もいらっしゃったみたいでどうせなら多少距離が伸びても「大バエ灯台」まで行くコースにして欲しいと主催者の“あみりん”に申し出たところ「そうしようか」という事でことしからコース変更となりました。

本日は5時受付開始、6時スタート、最終ゴール待受けは11時となっております。体力的にもですが睡魔との闘いでもありました。自宅から会場まで約120kmあります。自家用車で2時間半はかかります。という事で眠い目をこすりながら1時半起床、2時に自宅を出発しました。向かう途中、真ん丸お月様がずっと正面に見えとても綺麗でした。途中コンビニに立ち寄り休憩しながら予定通り4時半に到着しました。もうすでに何台か車が停まっています。ここは駐車場のスペースがそんなに広くないため今回は定員50名となっております。(来年は漁港に会場を変更してもっと多くの方が参加できるようにしたいとあみりんが言われていました)

まだ辺りは真っ暗です。遮るものがなく吹きさらしのため風がとても強く少し肌寒さを感じます。風が強いのはここだけでコースを進むと全く気にならない位の風しか吹いていないとのことで安心しました。


受付を済ませゼッケンと記念の「ジョグ鶏缶バッジ」を頂きました。缶バッジ並べるのが面倒になってきました(笑)




本日は国際色豊です。ジョグトリネームは外国人っぽい名前の方が最近多いのですが、5名の(本物の)外国人女性ランナーが参加されています。あみりんが流暢(?)なイングリッシュで堂々と受け答えしています。少しあみりんのこと見直しました(笑)
先程まで辺りは暗かったのですが、開会式の5時50分になるとだいぶ明るくなってきました。3回目参加の4人の方の紹介、10回目の参加でもらえる「金鶏バッジ」獲得の「いねっちさん」の紹介があり、選手宣誓は佐賀市から参加の「N尾さん」に代表して頂きました。力強い宣誓ありがとうございました。




開会式が終わりスタート時刻の6時になりました。いつも通り「ゴール時間は緩いが、スタート時間には厳しいジョグトリップ」「スタートラインは…はい、このあたりということで」「5・4・3・2・1はいスタートです」すると、「ジャンプなべさん」が物凄いスピードで飛び出していきました(笑)あみりんから“だめだめやり直し”の声がかかり、仕切り直しで再スタートし今度は一同ゆるゆるとスタートして行きました。


スタート直後朝日が眩しいです。まさに我々のスタートに合わせて太陽が顔を覗かせてくれました。


最初は島の西海岸に沿って進んで行きます。島を時計回りに一周するようなイメージです。


緩やかなアップダウンを繰り返しながら進んでいくと左側に海が見えてきました。まだ時間が早いこともあり、車も全く通らず貸切状態で気持ちよく海岸線を進んでいきます。


トンネルをくぐります。そういえば開会式の時、あみりんが「トンネルを抜けたら後ろを振り返って下さい。広大な絶壁の光景を見ることができます」と言われていたのを思い出しました。


「フリムキ」と地面に書いてありました。


なるほど、そびえ立つ断崖絶壁。その雄大さに心を奪われます。


しばらく進んでいくと映画やCMなどに使われるロケーションに遭遇します。まさに生月島といった光景で感動します。






ここまで少し飛ばしすぎたことと気温が上昇してきたこともあり、大量の汗がでてきて体にだるさを感じるようになってきました。少しペースダウンして進むこととします。
途中、あみりんが写真を撮ってくださいました。


10km地点の最初のオアシス(エイド)に到着しました。このあと灯台まで行った帰りの2回目のオアシス地点でもあります。




麦茶を3杯頂き、オアシス食の「桃の水大福」を頂きます。梅の実のようで実は桃と一風変わった和菓子です。ひんやり冷たく桃の果汁が口の中に広がります。とても美味しかったです。


一休みして先に進みます。オアシスからすぐのところに「塩俵の断壁」の案内があり、下ってみます。長崎県新観光百選にも選ばれており壮大な断壁を見ることができました。いったいどれだけの年月がかかってこのように削られたのでしょう。


再び上へ上ってくると隣に公園がありました。ここからも見事な断壁を見ることができました。




公園からコースに戻ろうとしたところ、たまたま「大バエ灯台方面3.2km」の看板が目に入りました。どうやら自然歩道が灯台まで繋がっているみたいです。これは行くしかありません。本コースからは逸れますが自然歩道を進んで行きました。


いかにもジョグトリップらしい道を進んで行きます。この辺りはまだ良いのですがここから先はかなり荒れていて「薮こぎ」状態です。だんだん不安になってきましたが今更引き返すのも面倒なので先に進んで行きます。いたるところにあるクモの巣を掻き分けて慎重に進んでいきました。どうにか薮こぎを通りぬけ道が開けました。






真っ青な天に向かって上って行き、その先には草原が広がっていました。昔は盛んに放牧が行われていたそうです。






このあと正規のコースに合流し大バエ灯台を目指します。灯台へと続く石段を上ります。この石段の上りが一番きつかったです(笑)


灯台に到着しました。天気も良く視界も良好で遠くまで見渡すことができました。この雄大な景色を見ると疲れも吹っ飛びます。






灯台から下っていく途中、遠くに生月大橋が見えました。あんな遠くから来たんだと思うと同時にあんな遠くまで帰るのかと少し複雑な気持ちです。


あちこちで稲刈りをしており、刈った稲を束ねガードレールに干しています。刈ったばかりのところはまだ稲の青い匂いがします。気温は真夏ですが季節は確実に秋に近づいています。


オアシスに戻ってきました。コーラ、麦茶、水を一通り頂きます。オアシス食は初登場の柑橘ゼリー(正式名称忘れました)です。しっかりとした弾力があり口の中に甘酸っぱい柑橘が広がります。この時期最高ですね。美味かったです。




ここから先は島の東海岸を街の中を通って進んで行きます。海に太陽がキラキラと反射し眩しいです。




青いいや“碧い”海がとても綺麗です。




漁港の先に生月大橋が見えます。少しずつ近づいていきだんだん大きく映ってきます。




ここを曲がるとゴール地点の道の駅です。大橋の先には先日登った「安満岳」が見えます。きっと今日は視界が開けていることでしょう。


そしてゴール。記念に写真を撮ってもらい参加者の声として感想を述べました。




前日の試走会の疲れと睡眠不足の状態でしたが、無事ゴールすることができて良かったです。

今回印象深かったのは夜の闇から次第に明るくなってくる中で浮かび上がってきた生月大橋の幻想的な景色、スタート直後に思いっきり朝日が照りつけオレンジ一色に包まれた瞬間、西海岸で見た壮大な海原と雄大な断壁、灯台から見た地球の大きさ、あちらこちらで見かけた秋の訪れ稲刈りの光景、そして海の碧さ…見どころいっぱいでキョロキョロしながら走ったため首が腱鞘炎になりそうです(笑)

そして帰り道に過去の別の大会で観た光景が忘れられず車を停めてパチリ。




大崎海岸でも今までで一番綺麗な姿を見ることができました。


生月島だけでなく道中感動的な光景に出会えて夏の良い思いでの1ページとなりました。

今後の予定は、9月9日のジョグトリップ「山ん寺」、23日の「平戸街道」に参加予定です。今後少しずつ涼しくなっていくことを期待して峠走も取り入れたトレーニングしたいと思います。残暑厳しい日が続いていますが皆様どうぞお体に気をつけてお過ごしください。

最後にいつもながらですが、
「ご一緒させて頂きました皆様、本日はどうもありがとうございました」
「家族のみんな、夜中から留守して好き勝手やらせて頂きすみません、そしてありがとう」

本日の走行距離…28km
本日までの8月度累計走行距離…521km


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