走れ!優柔不断児

優柔不断なオヤジの戯言。

平々凡々なオヤジが少しだけ頑張るjogやマラニック、日常の出来事について語ります。

第4回水と緑の久留米マラソン大会

2019年05月25日 12時13分17秒 | イベント・大会


5月19日(日)久留米の筑後川河川敷で行われた「第4回水と緑の久留米マラソン大会」に参加してきました。昨年に続き2回目の参加です。
この大会は「久留米のかっぱ先生」が“久留米走ろう会”の会長を務められており、毎年この時期に開催しており今年で4回目を迎えます。
大会のテーマは「安・近・短・楽(参加費安い!会場近い! 距離短い!楽しい!)」。10マイルと5マイルの2部門に加え、今年は5マイルウォークが新設されました。


参加料は10マイルが1,000円、5マイルが500円と格安です。かっぱ先生曰く日本で一番安いマラソン大会を目指しているとのことでした。
久留米走ろう会のメンバーによる温かいおもてなしで、途中の給水エイド、ゴール後は冷やしぜんざい等でおもてなしをして頂きました。
特に冷やしぜんざいは絶品です。昨年食べてとても美味しく、ぜひ今年も食べたいと楽しみにしていました。


天気予報がコロコロ変わり、曇り空です。ほんの少し雨も降っていますが気になるほどではありません。むしろカンカン照りの暑さよりマシです。
コースに隣接する「久留米リサーチパーク」が受付会場となっています。8時15分受付開始、10マイルは9時30分スタート、制限時間2時間となっています。
8時半受付を済ませゼッケンと参加者一覧を頂きました。


ゼッケンNoは“2番”どのような順番でしょうか。申し込み順でしょうか。一桁の番号だとなんだか招待選手みたいな感じで嬉しく思えます。
本日の参加者は参加者名簿によると10マイル部門が51名、5マイル部門が41名、5マイルウォークが7名です。


いつもお世話になっているジョグトリップ主催者の“あみりん”も参加しています。ちなみにあみりんはゼッケンNo“1番”です。ぜひ1番にふさわしい走りを見せて頂きたいものです(笑)。
実は昨年あみりんとデットヒートを繰り広げたのです。あみりんには失礼ですが、あみりんが調子良すぎたのか、私が調子悪かったのか。
昨年そんな出来事があったので、対抗心を抱いてレースに臨みました。


9時20分になり開会式が始まりました。
「ショートカットして手前で折り返していただいても結構です。但し、10位以内ではゴールしないで下さい。10人以上に抜かれたことを確認してゴールしてください(笑)」説明がありました。
順位や記録を競わない大会なのですが、上位10名は参考で記録を録るそうです。

スタート時間の9時30分となり、スタートの合図のもと一同元気よくスタートしていきました。普段ゆるゆるジョグしかしていないので気合を入れて走るのは久しぶりです。
順位や記録は計測しないといっても皆スピードを上げて走って行きます。
メジャーな大会ではあり得ない最前列からのスタートです(笑)

スタート後まもなく5~6人ダッシュで遥か先へ消えていきました。
で私は最初の1㎞4分36秒(おー早いじゃないか、普段5分も切れないのに)今日の作戦は「前半から飛ばす、飛ばして潰れたらその時考える」でした。
こんな走り、一人ではできないので良い機会と思いながら10マイルなので最初からガンガン攻めることとしました。

どこまで行けるか分かりませんが女性ランナートップの方と並走ペースで前半進んで行きました。

折り返し地点前でトップランナーとすれ違いました。トップランナーは1.5㎞位先を走っています。早いなぁ。




折り返しました。まもなくすると“あみりん”とすれ違いました。あみりん「ばてた」と辛そうです。

10㎞過ぎの給水地点、いつもジョグトリップでご一緒させていただくF房先生から力水(といってもただの水です)を頂きました。
F房先生、先日の橘湾岸でのアクシデントびっくりしました。大事に至らなくて本当によかったです。

脚よ、なんとか持ってくれ、ゴールまで持ってくれという思いでゴールを目指しました。
もっと細くて長い脚になれたらなぁと常々思うのですが…まぁどうしようもないですね。
脚の短さは仕方ないにしても、もう少し細くならないものでしょうか。誰か脚痩せできるフォーム教えてください。


ゴールです。一人ずつゴールテープを張って迎えてくれます。そしてかっぱ会長も迎えてくれます。
1時間18分14秒、ペース4分53秒/㎞でした。以外と頑張れました。5分5秒平均で行けたらいいなと当初思っていましたが、5分切りできました。


ゴール後はお楽しみの「冷やしぜんざい」を頂きます。



白玉が幾つも入っています。最高の触感です。もちろんお替りを頂きました。


その後、あみりんたちと一緒に昼ごはんを食べ帰路につきました。手作り感満載の大会で、おもてなしをして頂き楽しく過ごすことができました。
久留米走ろう会の皆様、ご一緒させていただきました皆様どうもありがとうございました。
来年も是非参加させて頂きます。

本日の走行距離…16km

(幻の)ジョグトリップin「度島(たくしま)ランチャリ」

2019年05月14日 06時38分34秒 | イベント・大会


5月11日(土)ジョグトリップ「度島(たくしま)ランチャリ」30km大会に参加(?)してきましたのでその様子をレポートします。

実は「大会に参加」してきたのではなく、「自主的に走ってきた」というのが正解です。どういうことかと言いますと、大会前夜に主催者“あみりん”から都合により11日の度島ランチャリと12日の的山大島の両大会を急遽中止しますと連絡がありました。詳細は分かりませんが、やむを得ない事情があったのでしょう。こればかりは仕方ありません。
一瞬どうしようか考えましたが、出掛ける準備も終えており、せっかくなので個人的に行ってみよう、天気も良さそうだし、ということで予定通り現地へ向かうこととしました。

この「度島ランチャリ」は今年初めてジョグトリップに取り入れられた新大会ですが、まず「度島」を「たくしま」と読めません。そして、その島がどこに存在するのかもわかりませんでした。
そこで度島について以下引用ですが概要です。


★度島は長崎県平戸市の北東約4㎞に位置し、面積3.49km人口は約800人の小さな島です。北側は崖が多く、南側に3集落があります。陸続きの丸島の飯盛山が標高103mでここが一番高いところ。全体的に小高い丘が続き、平坦な場所は少ないです。
★先土器時代の遺跡や古墳などもあり、人が住み始めたのは古いようです。中世にはキリシタンの島となったこともありますが、秀吉のバテレン追放令(1587年)により改宗が進み、以降、信者は途絶えました。
★お盆に行われる"盆ごうれい”は、大名行列形式で島内の神社や寺を回って奉納する行事で、県指定無形文化財です。
とあります。

今まで行ったことがないところに始めて行くときのワクワク感は子供のようです。車に自転車を積み、朝4時に自宅を出発しました。久しぶりに松浦平戸方面へと向かいます。
途中、松浦海のふるさと館の辺りで朝日が昇ってきました。とても良い天気です。


昨年8月の「生月島」大会以来に平戸大橋を渡ります。


本日は今までにない試みとしてラン&バイク(チャリ)で島内を計3周する行程となっています。これが本日の相棒であるマイチャリです。


今から19年前に購入した自転車です。一時期通勤に使用していました。最近は息子が休日の日に時々乗るくらいでほとんど置きっぱなしになっています。

度島行きフェリーの出航時刻は8時20分。あと1時間程あるので自転車に乗って近くを散策しました。




8時になり待合所で切符を買いました。片道640円+自転車260円です。



フェリーへと乗り込みました。全部で10数名でしょうか。搭乗者の半数以上は業務用車輌と共に乗船しています。残り5~6人は釣り客です。定時になり平戸港を出航しました。
平戸城や平戸大橋がだんだん遠くに小さくなっていきます。




出航して約30分でアナウンスが流れました。「本船はまもなく飯盛港へ接岸します」あれ?定刻では9時5分到着のはず。慌ててスマホで調べると島内2箇所に接岸するようになっています。先に飯盛港に接岸し、その後目的地の度島本村港に接岸します。この2つの港間は3km位しかないのですが高齢化が進む島民を考えてのことだと思います。ここ飯盛港から平戸へ向かう数名が乗船してきました。




そして定刻の9時5分に本村港へ到着しました。


海を覗いてみると透き通ってエメラルドグリーンのとても綺麗な海でした。


小さな待合室がぽつんと建っています。静かです誰もいません。


着替えを済ませ自転車を待合所に置かせてもらい走る準備をしました。ちゃんとエコカップも持ってきました。たぶん使わないでしょうが(笑)。今日は一人なので選手宣誓はなしです。
スタート時刻の9時30分に合わせてスタートしました。


まずはランにて一周します。大会規定ではまずランで一周、次に自転車で一周、そしてフリー(ジョグや自転車)で一周となっています。本来の規定とは異なりますがジョグで2週したあと自転車で散策しようと計画しました。大会が中止になったので白線矢印は引いていません。そんなに広くない島なのでなんとなくこっちの方向だろうと進んでいけば大きく間違うことはなさそうです。

それにしても静かです。ほとんど車も通りませんし信号機も一つもありません。時折農作業をされている島民の方と出会い挨拶します。途中ルートが不安な所は立止まってルートラボで調べます。やがて島の反対側(北側)へとやってきました。島の裏側は田んぼや畑があるくらいで民家は全くありあせん。




のどかな田園に雲ひとつない真っ青の空、そして蒼い海、自然そのものです。鳥や虫の声しか聞こえません。まさに貸切状態です。私はこのような自然に包まれゆっくりと時が流れるどこか懐かしさを感じさせる離島が大好きです。




以外でしたが、港近辺以外は平らなところがないくらい小刻みなアップダウンが続きます。上り坂といっても急勾配ではなく、わずか数百メートルですのでそんなにはきつくありません。






まもなくスタート地点の港が見えてきました。


距離は9kmちょっと、途中写真撮影で何度も立止まり1時間3分かかりました。


もう一周するのだからその時写真を撮ればいいのではとも思ったのですが、だめですねぇ、美しさのあまりどうしても立止まってしましました。帰って何枚写真を撮ったか確認するとなんと400枚を超えていました。
2周目へと向かいます。




1周目は海岸線に沿って進みましやが、今度は内陸を進んでみました。走りながら次の3周目の自転車ではあそこへ行ってみようなどと思いながら進んでいきました。




島の裏側では海岸に降りてみました。岩がゴロゴロしていますがとても綺麗な海が広がっていました。




明日開催予定だった「的山大島」が見えます。風車のすぐ下を走ったことを思い出します。






2周目を走り終えました。時刻はまだ12時前です。帰りの船は13時30分出航なのでまだ1時間半ほどあります。これから持参してきた自転車に跨って散策に向かいます。




普段自転車に乗ることがないので新鮮な感じがします。上り坂のきついこと、乳酸が溜まります。走って上った方がよっぽど楽だと感じました。しかし風を切って進む下り坂はなんと気持ちよいのでしょう。ジェットコースターに乗ったような気分でした。あちこち寄り道してみます。




今回行きたかった場所へとやってきました。「崎瀬の鼻」です。あみりんがここで撮影した写真が今年の度島カレンダーに採用されたことでも有名(?)です。




あみりんの真似をして写真を撮ってみました。




来年のカレンダー応募してみようかなぁ。カレンダーはさておき素晴らしい風景が広がります。感動してしばらくこの場所を離れられませんでした。




ひと通り散策して港へ戻る途中、丘の上にある保育園へ寄ってみました。元々ここは小中学校があったようで跡地の石碑が建っていました。




こいのぼりが気持ち良さそうに泳いでいました。


港に戻ると帰り便への乗船が始まっていました。待合所で切符を買い乗り込みました。どことなく名残惜しい気持ちになります。


ビールではありません、麦茶です(笑)


島内の飯盛港を経由してあっという間に平戸港へと戻ってきました。約半日ほどの旅でしたが、非日常を感じさせるとても印象深いものとなりました。
やっぱり島はいいです。これからも機会があればぜひ離島巡りをしたいと思います。

帰り道あることを思いつきました。ゴール写真を撮っていなかった。そうだ、あそこで撮ろう。あそこにはきっと“あれ”があるはずだ。あそこの“あれ”とは、いつもゴール記念写真を撮ってもらうときに傍らにいる“とりたん”の「のぼり旗」のことです。あそことは、その“とりたん”の「のぼり旗」生まれ故郷の某精肉店です。ちょうど帰り道沿いにその精肉店があります。で、立ち寄りました。いつもの「のぼり旗」とは異なりますが違うバージョンの“とりたん“がいました。一緒にゴール写真を地鶏いや自撮りしました。


これで無事任務完了です。幻の大会となりましたが、きっといつまでも忘れることができない思い出の「度島ランチャリ」を満喫しました。

本日の走行距離…ラン約20km+自転車約10km

ジョグトリップin九十九島ウルトラ 2019年4月

2019年05月01日 06時38分58秒 | イベント・大会


4月28日(日)ジョグトリップ「九十九島ウルトラ」100km大会に参加してきました。その様子をレポートします。


何かと慌ただしい日々を過ごしているうちに4月も後半となり、平成も終わりを告げようとしています。前回このブログを書いたのが2月の「ジョグトリップ島原街道」でした。それから約2ヶ月更新していませんでした。その間、環境の変化やこれといった出来事があった訳ではありませんが、なんとなくブログのUPが遠のいていました。今回走ったジョグトリップをきっかけに久しぶりにブログ書いてみようかと思いPCに向かってカチャカチャと文面を打ち込んでおります。

本題に入る前に近況報告です。2月はジョグトリップ島原街道に参加しました。2月の月間走行距離は519㎞でした。3月はジョグトリップ大村湾一周ウルトラ130㎞に参加しました。今回は昨年の記録(19時間半)を更新しようと目標を決め挑みました。40㎞まではキロ5分台のハイペース、中盤は6分半から7分台での安定(忍耐?)ペース、後半100㎞からは上りは歩き、下りはJOG、平坦な道(と言ってもジョグトリは平坦が少ないのよねぇ)は7割走って3割歩く感じで進み、10時15分(17時間15分)にゴールすることができました。昨年より2時間以上短縮することができました。強風が吹き、つらい場面もありましたが自分なりにとても満足できる走りができました。今後の自信にもなりました。
しかし、その代償として足の爪3ヶ所が逝ってしまいました。翌日からの強烈な筋肉痛も。
3月の月間走行距離は578㎞でした。

そして今月もいつも通り、仕事帰りに香椎みなと(アイランドシティ)近辺でのJOGや大濠公園ぐるぐるの日々を過ごし、今回のジョグトリップ九十九島へ挑みました。実はこの九十九島大会、昨年に続き2回目ですが、昨年は参加したが走っていません。どういうことかというと、直前に個人的な事情で参加を取りやめました。しかし皆に会いたくてゴール時間にあわせて発着地の佐世保駅へ向かいました。結局、走ってはいないがスタート地点&ゴール地点に大会開催中に来たということで参加扱いしてもらい、ゼッケンをかざし、いつもの記念撮影をしてもらいました。あと、行ってもいないのに「日本本土最西端到達証明書」を頂きました。なんか後ろめたい気持ちでした。

こんなことがあり、今回は昨年のリベンジを果たすべく自分の脚で走破したいという気持ちで参加しました。
とても前置きが長くなりました。ここから今回の「九十九島ウルトラ」大会の報告をさせて頂きます。


4月28日、平成も残すところあと3日。巷では何かと「平成最後の〇〇」というフレーズが聞かれますが、本日は「平成最後のジョグトリップ」です。個人的な平成備忘録はくだらないので割愛させて頂きます。先述のとおり昨年は走ることができなかったので、今年は是非完走したいと思っていました。しかし1週間後に橘湾岸が控えています。ここで怪我や故障はしたくありません。無理をせず、疲れを残さない走りをしようと考えました。ということで1時間早くのアーリースタートです。通常1時スタートのところ、0時にスタートさせて頂くこととしました。キロ7分半から8分のペースで脚に負担をかけないように進もうと考えました。


夜中の佐世保駅、この時間はさすがに人通りも少ないものの、ゴールデンウィーク突入ともあって眠らない街での様々なドラマが繰り広げられるのでしょう。
そんな中スタート定時の1時間前の午前0時になり、アーリースタートします。が、いきなりわからん、右に行くのか、左に行くのか。あみりんに聞くと左方向へ行けとのことなので取り合えず左(西側)へ向かってスタートしました。ジョグトリップは白線矢印で道案内してくれるのですが、繁華街や公共の場所では白線を引くことができません。ここ佐世保駅周辺も引いていません。しばらく国道に沿って走ります。ゼッケンの裏側に地図が記載されており、R204号を進めとなっています。しかし今走っている道路にはR35の標識が立っています。あれ間違っているのかなぁ。立止まってスマホの地図で現在地とR204号の位置を確認してみます。大丈夫のようです。この先でR35号からR204に変わるようです。
後で聞くと佐世保市役所を堺に切り替わるとのことです。


この看板「いなねこ」さんのブログを拝見したときから気になっていまいた。先行後攻とも“3番”が好きです。あと審判は2Bの酎ハイね(笑)

本日最初の白線矢印がありました。


これで大丈夫間違っていない、安心して先へと進んでいきました。瀬戸越町の交差点を右折しR498号を進んでいきます。スタート直後からだらだらと緩やかな上り坂が続いています。地図に記載されている高低差を見るとこの先のオアシス(エイド)の少し先まで上りが続いています。

この道は先ほど通ってきました。いつも佐世保に行く時は西九州道から国見峠を越えてこのルートを走ります。2時間ほど前に車で通ってきたばかりなので一人でも不安はありませんでした。

最初のオアシス1km手前であみりんがジョグトリカーに乗ってやってきました。これからオアシスの設営に回るようです。少し急な坂を上ったところに本日最初のオアシスがありました。


本日最初のオアシス食はかっぱ巻きです。梅の味が口の中に広がり美味しいです。


ここから左に折れ県道54号線を進みます。




少し上ったあと下り坂になりました。ほっとしながらもペースをあげ過ぎないよう抑えて下って行きます。深夜の山道は貸切状態です。全く車も通りません。気持ちよく下っていきました。


しばらく下ったあと再び上り坂へとさしかかりました。急勾配ではないのでそんなに息はあがりません。やがて24km地点本日2ヶ所目のオアシスに到着です。ジョグトリップの大先輩「コーセー先生」がエイドを開いて下さっています。毎年この大会でエイドを開設して下さっているとのことで、ここ24km地点の後、74km地点に移動して2ヶ所でおもてなしをして下さるとのことです。





温かい素麺やおにぎりを頂きました。深夜になって気温が下がってきて寒かったので体が温まりました。元気をもらい先へと進むこととします。「頂まであと700m」と書いてくださっております。上りきったあと下り坂を進んでいくと松浦の街中に出ました。久しぶりの松浦です。今年初めてです。
見覚えがある道に出ました。そうだ昨年6月に走ったジョグトリップ「伊万里平戸ウルトラ」で通った道です。そうそう、このファミリーマートの先にオアシスがあったと思い出しました。

本日3番目のオアシスです。オアシス食はコーヒー大福。きっと深夜の眠気覚ましの意を込めてコーヒーなのでしょう。




先へと向かいます。ここから暫くは馴染みのある道が続きます。明るいうちに通るのと深夜暗い中通るのとでは街の雰囲気が異なり新鮮な感じを受けました。途中強烈な睡魔が襲いますが気をつけて進んでいきました。

発電所を右手に見ながら街道を進んで行きます。辺りは真っ暗なのですが何度も通ったことがある道なので不安はありません。


国道をまたぎ海岸へと向かって行きます。大崎海岸にきました。この頃になると夜が明けてきました。誰もいない早朝の海岸、これから新たな一日の始まりを感じさせます。


海岸をぐるっと回って再び山道へと戻ってきました。40km過ぎ、途中から川岸へと降りて行くよう矢印が誘導しています。ジョグトリHPの見どころに書かれていた「竜尾川の飛び石」です。




あーなるほどここか。確かにわくわくします。昔懐かし子供の頃を思い出します。まだ夜が明けきっておらず薄暗い中を足もとに気をつけながら渡っていきました。
コース途中にこういう遊び心があるのがジョグトリップの良いところですね。

MR西木場の駅の横を走っていると伊万里方面へ向かう今日の一番列車がやってきました。まだ誰も乗車していないようです。少し進むと4番目のオアシスに到着しました。いつもこのルートでお世話になっている民家の庭先を開放下さっています。ご主人が新聞を取りに出てこられました。「おはようございます、何時に出発したのですか、この先も頑張って下さい。」ありがとうございます。笑顔で応えました。しばらく休んでいるとランナーが現れました。定時出発のランナーです。「早いですね」「いや1時間早く出発したので」お互い労いの言葉を交わしながらしばし休息(足)しました。続いて“よしひこ”さんもやってきました。さすがいつもながらの安定した走りです。午後から別の用事があり佐賀まで行かなければならないとのこと。若いっていいですねー。
写真撮り忘れました。オアシス食は「いなり寿司」お一人2個でした。美味い、ジョグトリップのオアシス食のなかで一番好き。

あまり長居する訳にもいかないので先へと進みます。しばらくは見覚えのある「ダイゴ松浦フル」のコースを逆走して進んで行きます。途中バス停があり、ふと時刻表を覗いてみました。一日の運行本数は片手くらいです。一日の運行本数を足してみても普段福岡の西鉄バス時刻表の1時間あたりの運行に満たない本数です。このギャップが教えてくれました。“人生急ぐな”と。同じ日本、地域であっても、各々の生活や環境によって流れる時間や目に映る光景など捉え方さまざま。その地域に合わせた必要とされる時間帯によって計画し運行されているのだなぁと。
そして52㎞のオアシス到着です。9月の平戸街道でもお世話になっている民家です。ご主人様が出てこられ、甘酒や手造りお菓子を振舞ってくださいました。




山を下っていくと江迎の町にやってきました。高校生数人が同じ方向へと歩いています。すぐ先にMR松浦鉄道の列車が停止しています。駅舎へ立ち寄ってみます。
時刻表を見るとすぐ(3分後)出発予定です。写真を撮っているうちに「これに乗ってみようか」となり、そのままホームへと上がり乗車しました。


こじんまりとした車内に高校生が5人程度。私にも高校3年生の息子がいますが、自転車通学なので電車に乗ることはありません。しかし私自身が高校生時代に電車通学をしていたのを懐かしく思い、乗ってみたくなりました。地図で調べると途中の佐々で降りるとコースに復帰できそう。そのまま電車に揺られながら初ワープの旅をしばし楽しみました。


佐々駅到着です。ワープしすぎました(笑)時刻はまだ8時前ではありませんか。残り約15km、(早すぎる)このままゴールへ向かったら10時に着いてしまう、待ち受けは13時から、さてどうしよう。とりあえずコースに従って進むこととします。何年かぶりに通ると新しいバイパスができていました。どんどん環境も進化していっているなぁ。9時すぎ、90kmの最後のオアシス「雑貨カフェ・ライラ」に来ました。


営業開始は10時30分からと表示しています。さてどうしようかと考えいたところ、ちょうど“あみりん”がのぼり旗など設営のため、ジョグトリカーでやってきました。あみりんもなぜこの時間に私がここにいるのかとびっくりしていました。ワープしたことなどお話しし、あみりんは(オアシス撤収とルート確認のため)もう一周してくると次の目的地へ向かって去っていきました。途中ワープしたといえども、この大会の名物「フォー」(K森さんへ:英米人の4つ注文時の掛け声でもなく、バルタン星人が発する声でもなく)を食べずには帰れません。
ので時間つぶしすることとします。じっとしていても仕方ないので少し先へと歩いて行くと総合運動公園がありました。遠くから野球場内アナウンスが聞こえます。公園内に入ってみました。まず入ってすぐの球技場では高校生女子のソフトボール試合が行われていました。


ピッチャーの玉が恐ろしく早い、選手の皆さんの行動や掛け声にかなり気合が入っていることから相当なレベルのチームだろうと感じます。鬼?監督が木製バットを片手に大声で激(渇)を注入していました。監督の動きがチンパンジーみたいでこっけいでした。懐かしき “気合”“根性”を感じるこの光景が好きです。今の世の中でも愛情ある渇はあるべきだと思います。更に奥に進むと本格的な野球場があり、九州の大学野球が行われていました。


スタンドへ上がってバックネット裏から観戦します。


長崎国際大学と日本文理大学が戦っていました、4回表スコアは3対3です。昔、雁ノ巣球場へホークス2軍の試合を当時小学生の息子を連れ観戦に行っていたのを思いだいます。プロにしろアマチュアにしろ真剣勝負です。広大なフィールドにスピードあふれるプレーの数々。野次に動揺しない選手の強さ。なんだか心がすっきりしました。やはりどんなスポーツでも生が一番ですね。

と約1時間思いがけない時間を過ごしたあと、お目当ての“フォー”!を食すべきカフェライラへ戻りました。時刻は10時40分。ドキドキしながら扉を開けて中へ入ります。入店後2秒で感じました。やさしい店だと。異国情緒な装飾と香りが迎えてくれます。難しく、いかつい顔をした大将が出てくるのかと思いきや、やさしい笑顔の女性マスター登場にほっとしました。
おしゃれな店に入ったので、お飲み物はと聞かれ「ハーブティを」と心にもないものを注文しました。普段は水(よく言えばお冷)がせいぜいです(笑)


ジョグトリップ貸切席?に腰を降ろしマスターと会話しながら時間を過ごします。「どちらからの参加ですか、何時のスタートですか、参加は何回目ですか…など」先にガラスポットに入ったハーブティが運ばれてきました。「1分ほど待って下さいね」何を1分待つのかわからず、とりあえず1分間口を閉ざし沈黙しました(笑)と1分少々でお目当ての“フォー”が出てきました。


器の中の透明なスープに白く透き通る平べったい麺、器全体から香る香味草の異国漂うかほり、お洒落です、我々おじさん連中はまず一人では立ち寄りません。麺の原料を伺うと米粉だそう。マスターもジョグトリップに興味あるとのことで、「是非参加して下さい、タイムや順位は求めない大会なので」とあみりんに代わって大会の主旨を述べ参加を促してきました。ごちそうさまでした。


残り10km、時刻は11時過ぎです。ゴール待ち受けは13時からなのでまだ2時間ほどあります。ウォーキングで進んでいきました。しばらく進むと12月の「佐世保フル」で通るコースへとやってきました。九十九島を巡る遊覧船に多くの方が乗船していました。


道路の右側(海側)を進んでいきます。SSK(佐世保重工業)の前にきました。歴史ある造船所で海上自衛隊やアメリカ海軍の艦艇の保守や整備なども手がけているそうです。クレーンや造船のパーツ、それを運ぶであろうトラック等ひとつひとつが巨大で非日常を垣間見る一コマでした。


アメリカ海軍佐世保基地です。一昨年「佐世保フル」を走った際、ここで転んで膝を擦りむいたことを思い出します。


時刻はまだ12時半です。アーリースタートは許されてもアーリーゴールは許されません(と自分勝手なポリシーがあります)で港地区へ行ってみました。さすがGWともあって多くの方で賑わっています。


しばらく散策し13時を超えたので正々堂々(?)とゴールへと向かうこととしました。13時15分、本日の走行&歩行距離76kmでゴールです。
いつも通り“とりたん”と一緒に記念撮影してもらいました。


平成最後のジョグトリップをいろんな思い出と共にゴールしました。平成時代に学校を卒業して就職したこと、結婚して子供ができたこと、こうやってジョグトリップに参加していること等‥たくさんの出来事が思い浮かびます。
また今回ジョグトリップ参加44回目にして、初のアーリースタート、初のワープ、初のMR松浦鉄道乗車を体験しました。フォーも初めて食べました。ワープしなくても最終ゴール時間には間に合ったかもしれませんが、今回はこれで良しとします。

さぁこれから大好きな夏がやってきます。
世間では冬場がマラソンシーズンと言われていますが、私は逆です。真夏の炎天下の中、汗をダラダラ流し、もがき苦しみながら蜃気楼の先を目指して走って(歩いて)いきます。

今後の予定は、5月5日に「橘湾岸(M80㎞)」、11日ジョグトリップ「度島ランチャリ」、12日ジョグトリップ「あづち大島」、19日久留米走ろう会主催「水と緑のくるめマラソン」に参加予定です。

最後にいつもながらですが、
「ご一緒させて頂きました皆様、本日もありがとうございました」
「家族のみんな、長い時間留守して好き勝手やらせて頂きすみません、そしてありがとう」

本日の走行距離…76km
本日までの4月度累計走行距離…501km かろうじて12ヶ月連続500㎞オーバー死守です(笑)