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走れ!優柔不断児

優柔不断なオヤジの戯言。

平々凡々なオヤジが少しだけ頑張るjogやマラニック、日常の出来事について語ります。

福岡マラソン2018

2018年11月12日 21時19分00秒 | イベント・大会




11月11日(日)「福岡マラソン2018」大会に参加してきました。
福岡マラソンは毎年応募しているのですが、昨年と一昨年は落選し、今回3年ぶりに2度目の参加となりました。またフルマラソン公式大会へは昨年は1回も出場しておらず、2年ぶりの出走となりました。この2年間ジョグトリップやマラニックの大会ばかりで時間や順位を競うことがなかったため、久しぶりに真剣勝負で挑む事となりました。


欲張りすぎかも知れませんが目標は自己ベストの3時間37分です。まぁ40分台前半で走れれば良しとしたいと思います。


事前練習で10km程度のスピード走はやってきましたが、果たして42kmの距離をスピードを保ってどこまで身体が持つだろうかと不安をかかえながら、8時20分の号砲とともにDブロックよりスタートを切りました。

本日の天候は晴れ、スタート時の気温は13℃位、ゴール目標の正午頃は21℃位の予測です。極端に暑いわけではありませんが、喉が渇くことが予想され十分な給水を心掛けるようにしました。結果全ての給水所に立ち寄って給水しました。

号砲からスタートラインを超えるまでに1分22秒。最初の1kmは混雑の中、6分半くらいかかりました。その後少しずつ自分のペースで走れることができるようになり、中間点を過ぎるあたりまではキロ5分0秒~10秒ペースで進みました。

途中10.5kmの給水ポイントでは高校生の息子がボランティアでアクエリアスを注いでおり、お互い手を振りました。

今津運動公園のあたり25km位でしょうか、下半身に違和感を感じ出しました。平地を走っていると上半身と下半身が一体になれず別々の動きをしているような、下半身が硬直しているような感じになりました。この症状は事前練習のスピード走をしていた際に何度か出ていました。気を紛らわそうと大きく腕を振ってみたりしました。心肺的にはきつくないのですが、5分30秒~45秒までスピードが落ちてしまいました。上り坂や下り坂では不思議と違和感が消え普通に走ることができ、普段では嫌だなと思うアップダウンが欲しいなと思いました。しかしこの後は海岸線をほぼフラットな状態が続きます。また時々右ひざ外側が“ピキッ”となります。幸い継続的な痛みではないため走り続けることができました。中盤から後半にかけては9月に走った「伊都国100kmマラニック」とコースが重なり当時を思い起こしながら走りました。さすがに杉能舎やヤマザキショップに立ち寄って“力水”ということはできません(笑)ゴール後の楽しみとしましょう。

沿道からの熱い声援に力をもらい苦しいながらもこらえながらゴールを目指しました。
後半もペースは上がらず5分35秒平均で進みました。

そしてゴール、長かったような短かったような42.195kmを無事走り終えることができました。
結果は3時間46分49秒(ネットタイム3時間45分27秒)でした。


決して満足できる結果ではないものの自己採点で75点位でしょうか。これで4週連続マラソン(マラニック)中、3大会が終わりました。ジョグトリップ「おぎようかん56km」、「秋の橘湾岸P103km」、本日の「福岡マラソン42.195km」を無事走りきることができました。来週(18日)にジョグトリップ「西海路64km」に参加します。今シーズンの公式大会への参加は今のところ今回の福岡マラソンだけです。スピード練習を兼ねて年明けにハーフマラソンに出てみようかなとも考えています。今後もぼちぼちとやっていきます。

最後に
「大会関係者の皆様、沿道から熱い声援を送って下さったたくさんの方々、本当にありがとうございました。」
そして「家族のみんな、今日も一日好き勝手やらせて頂きすみません、そしてありがとう」

本日の走行距離…42.195km
本日までの11月度累計走行距離…271km

橘湾岸スーパーマラニック2018秋の島原ステージ大会

2018年11月05日 20時22分17秒 | イベント・大会


11月3日(土)「橘湾岸スーパーマラニック2018秋の島原ステージ」P部門100km」大会に参加してきましたのでその様子をレポートします。


と言っても多くを語ることほどの内容ではありません。
9月に参加した「伊都国マラニック100km大会」同様、私にとって神聖的な位置づけの大会です。(もちろん他の大会もとても大事で真剣に挑んでいます)なので集中して走るべく写真も少なめになっています。(夜間の暗いうちは撮影する技術が伴っていないため、撮らなかったという言い訳ですが…)

今年春にM80キロへ初参加して今回秋の大会を初めて走らせていただきました。春の大会でも感じたのですが、この「橘湾岸」はいろんな意味で“みんなが熱い”大会だと感じます。出走者ひとりひとりの思い、運営を企画実行されるスタッフの方々、各所でサポートしてくださるたくさんのボランティアの方々、そして地域住民のご理解と温かい激励の言葉…。マラニックであり公式大会ではないため、交通規制などはありませんが、みんなが温かく見守り応援してくださる場面に何度となく接しました。毎回リピートして参加される方、またこの大会を最大の目標(目的)として日々頑張っておられる方が多数いらっしゃる理由が分かります。

ゴール後、関西からの参加者(秋は初めて)の方と会話していた中で「コースがエグイ、もう次は参加したくないと思ったが、エイドでのボラの皆さんの温かさ、エイド食のバラエティさと美味しさは格別です。○往還より全然こっちの方が良いです。たぶんきっとまたエントリーしてしまうんだろうなぁ」と。
よく分かります、その気持ち。私も全く一緒です。公式レースではないので時間や順位は参考にしかならないのですが、みんなそんなことは二の次で、それぞれの思いを背負って同じ方向へ向かって進む姿に途中出会うたびに感銘を受けました。


いつもながら事前準備も特にせず、コースもよく確かめず、半ば行き当たりばったりの状態で走りました。秋の大会初参加でコースが心配だったのでアウトしないよう夜間は先行者の“チカチライト”を頼りに走ることを心掛けました。

前半40km近くまでご一緒させて頂いた“ジャンプなべ”さん、本当にありがとうございました。金魚の糞みたいにつきまとってすみませんでした。途中で“N野ご夫妻”とも合流でき「生劇場」を観劇させて頂いた上、飛び入りで参加させて頂きまして感謝感激です。

島原外港あたりで夜が明けました。






島原城エイド6時36分着。以降後半はほぼ一人旅でした。島原城エイドを発ったのち、上りが続きます。コースを下調べしていない私は「眉山」峠が本大会の最大の難箇所と思っていました。確かに勾配は厳しいのですが距離がそうでもないので走って上りきれました。で気をよくして下っ
たあと本当の修羅場が待っているとは。





今になって思い返すと最初の「眉山」上り途中で一緒になったランナーが言っていました。
「このあと2kmくらい上りが続きます、しかし“エグイ”のがこのあと待っています」と。
でやってきました本当の修羅場へ。どこまでも続く上り道。下調べしていないので、あとどのくらい上りが続くのかわかりません。とりあえず次のコーナー目指して走ります。

コーナーの先には下り坂が待ってくれているのではないかと勝手に思いながら。しかし幾度カーブにきても見る先は上りです。開き直りました。「上りと同じ数だけ下りがある」小学生のころ買ってもらった「なぞなの」の本に「日本は上り坂と下り坂はどちらの数が多いでしょう?」と書いていました。今になって思うと当然ですがその坂は上りであり下りであります。人の視点でどちらにも捉えられます。また今年8月に箱根の大学駅伝コース(小田原から芦ノ湖)を20km程続く上り坂を走りきった経験が活かされたと思います。
ゆっくりではありますが雲仙の坂道も走って上ることができました。





途中チェックポイントでもある「雲仙地獄」は初めて訪れました。別府の地獄めぐりはしたことありますが雲仙の地獄は初めてでした。地球は生きているなと感じました。
この後九州自然道に入りちょっとしたトレイルを体験でき、落ち葉でふかふかした道は脚に優しく気持ちよかったです。






最後のチェックポイントを過ぎると遠くに海が見えてきました。もうちょっとだ頑張れと自分に言い聞かせながら走ります。最後の最後に上り坂が出てきましたが気合で走りました。
雲仙は上り区間も長かったですが下り区間も非常に長かったです。ようやく下界に下りてくる事ができました。残り1km最後の力を振り絞って走りました。





そしてゴール地点の「南本町公民館」では春の大会に引続き、○広さんがゴールで迎えてくれました。「ただいま戻りました、ありがとうございました」声を上げ無事ゴールすることができました。




最高の天気、最高の景色、最高のボラの皆様方、最高のランナーの皆様方、全て条件が揃った“最高の橘湾岸”でした。

結果は0時スタート、ゴール時刻は13時6分でした。


そしていつもながらですが、
「ご一緒させて頂きました皆様、本日もありがとうございました」
「家族のみんな、今日も一日好き勝手やらせて頂きすみません、そしてありがとう」

本日の走行距離…103km
本日までの11月度累計走行距離…129km

ジョグトリップinおぎようかん2018年10月

2018年10月30日 20時52分53秒 | イベント・大会


10月28日(日)ジョグトリップ「おぎようかん」56km大会に参加してきましたのでその様子をレポートします。
10月もあっというまに下旬となり、朝晩は随分肌寒さを感じるようになりました。ジョグトリップは前回9月の平戸街道に参加して以来、約1ヶ月ぶりの参加となります。この「おぎようかん」は昨年に続いて2回目です。ご承知の通り大会名の「おぎようかん」は「萩往還」に掛け合わせ、小城市の名物「小城羊羹」の名を用いるユーモラスなネーミングとなっています。昨年は終日雨に見舞われ、手足が冷えてかじかみ辛い思いをしましたが今回は天気の心配はなさそうです。
今回の発着地点は佐賀県の小城公園です。


7時より受付開始、8時スタート、最終待受け時刻は19時となっています。夏場は日中の暑さを避けるためスタート時刻が早く設定されているため深夜に家を出て行くことが多かったのですが、これからの季節はスタート時間がゆっくりめに設定されているので助かります。6時に自宅を出発し、三瀬有料道路を経由し約1時間で到着しました。受付でゼッケンとジョグ鶏缶バッジを頂き、今回は特別に村岡総本舗のミニ羊羹を頂きました。


空は曇っています。気温は12℃くらいでしょうか。かなり冷え込んでいます。本日の参加者は35名でベテランの顔なじみの方、初参加の方が次第に集まってきました。
ふと空を見上げると気球が飛んで(浮かんで)います。31日から行われる佐賀インターナショナルバルーンフェスタのテスト飛行のようです。普段見かけることがない光景に感動しました。


やがて7時50分になり開会式が始まりました。主催者の“あみりん”から注意事項やコースの説明があり、今回からオアシス(エイド)の目印である3本白線に○印を加えているとのことでした(オアシスのOだそうです)3回目の参加の方たちが紹介され、その中のお一人S田さんは本日が誕生日とのことで平戸蔦屋のカスドースがプレゼントされました。おめでとうございます。




一通りの説明が終わり、開会式が終わりかけたところで何か忘れています。そう選手宣誓がまだでした。参加者の方から指摘があって慌てて選手宣誓に移ります。本日はジョグトリッパーを代表して筑紫野市から参加のM鍋さんです。


ここ最近のほとんどの大会に参加されており、いつも親しくお話させて頂いております。力強い宣誓ありがとうございました。
無事選手宣誓も終えスタート時刻の8時となりました。あみりんが言いました「30秒前になりました。アップルウォッチで計測しているので正確です」どうやら最近購入した新型アップルウォッチを自慢したくてたまらないようです(笑)
いつもの「スタート地点はこのあたりということで、5・4・3・2・1はいスタートです。楽しんで行ってらっしゃい」の緩やかな掛け声のもとゆるゆると出発しました。

スタートしてしばらくは小城の街並みを走って行きます。受付時おみやげで頂いた「村岡総本舗」の前を走って行きます。明治32年(1899年)創業でかなり歴史がある老舗です。対面には須加神社があります。




しばらく行った小城温泉開泉閣のところから次第に山道へと進んでいきます。ここから約7km先のオアシスまで上り坂が続きます。




最近山道をあまり走っていないのでなかなか調子が上がりません。「ゆっくり行こう、前半飛ばしすぎたら後半もたない」と言い訳を考えながらゆっくりペースで上って行きました。


やがて本日最初のオアシス10km地点に到着です。「かっぱ巻きお一人3個まで」やっぱり美味しいなぁ。


暑くないのでほとんど喉は渇いていません。麦茶を一杯頂いて小休止して先へと進みます。


ここからは何度かアップダウンを繰り返した後、緩やかに下って行きます。国道へと出てきました。直ぐ先が古湯温泉郷です。




古湯温泉の萎びた街並みを進んで行きます。温泉街に来ると昭和の古きよき時代を感じさせます。


古湯温泉は自宅からも近いのですがまだここの温泉は入ったことがありません。これからの季節露天風呂は気持ちいいでしょうね。温泉街を抜け嘉瀬ダムへとやってきました。富士しゃくなげハーフマラソンで何度か走った見覚えがあるコースで懐かしさを感じます。この頃になると雲の隙間から青空が見えるようになってきました。気温も少しずつ上昇し寒くもなく暑くもなく丁度良くなってきました。




そして20km地点の2番目のオアシスに到着しました。オアシス食は「みたらし団子」久しぶりに食べます。おっと食べる前に写真撮影、ダムを背景に撮影しました。撮っておいしい、食べておいしいみたらし団子です。もちろんタレまで飲み干しました。




銀河大橋を渡って三瀬方面へと進んで行きます。


のどかな田舎道を緩いアップダウンを繰り返しながら進んで行きます。


大雨の爪跡でしょうか、土砂崩れして道路が崩壊している箇所がありました。


21世紀県民の森で「ふれあい森フェスタ」というイベントが開催されており、子供たちが鮎のつかみ取りをしたり賑わっていました。


北山湖に来ました。所どころで木々が紅葉を見せ秋の深まりを感じさせます。




国の天然記念物である下合瀬の「大カツラ」です。樹齢1,000年、樹高34m、幹回り13.8mと間近で見ると大きさにびっくりします。




三瀬の産物直売所「マッちゃん」の裏を湖に沿って辿っていきます。


30km地点のオアシスに到着しました。「コーヒー大福」です。先程がみたらし団子だったのでここは「いなり寿司」だろうと思っていたのですが予想が外れました。




小休止して先へ進んで行きます。ここから次のオアシス40kmまでは緩やかな下りが続きます。




30kmを過ぎ、多少脚に痛みを感じるもののまだまだ元気に進めています。下り坂で気持ち的に楽になったこともありむしろ前半より調子良く走ることができています。昨年もそうでしたが30kmから40kmの区間は気持ちよく走ることができました。

40km地点のオアシスへ到着しました。富士小学校前バス停前の民家のカーポートを開放して頂いております。ありがとうございます。ここで「いなり寿司」が出てきました。オアシス食の中で一番好きです。ペロリと平らげ先へ向かいます。




上熊川の交差点を左折し熊の川温泉の方へ向かっていきます。


しばらく嘉瀬川に沿って進むと熊の川温泉にやってきました。




熊の川温泉を過ぎたあたりで正面からオフロードバイクがやってきて私の前で止まりました。一瞬何が起こったのか分からなかったのですが、ヘルメットの隙間から見える顔、橘湾岸のジャンバーですぐに正体が判明しました。“福地さん”ではありませんか。


毎年この大会でこの先にあるご自宅で私設エイドを出して頂いており、昨年もお世話になりました。ここで出会うということは今年はエイドないのかなぁと思っていたら、知り合いの方が参加しているので様子を見に行った後自宅に戻ってエイドを開設するとのことです。
そして福地さんのご自宅の100m手前のところにさしかかったところでバイクに乗って戻って来られました。


七輪が準備されており今年は秋刀魚や焼き鳥を振舞うとのことです。到着するのが少し早すぎたみたいです。秋刀魚はこれから焼くとのこと。こんな事であればもっとゆっくり来ればよかったなぁ(笑)
サンドイッチやあんぱんをご馳走になりました。焼酎やお酒も準備して頂いておりましたが帰りの運転もありさすがに頂くことはできませんでした。本当にありがとうございました。




もう残りは8km程です。福地さんのエイドで元気をもらいゴール目指して進みます。
最後のオアシス50km地点に到着しました。昨年とは場所が変わっており広くてゆったりできます。
ミニトマトです。「お一人3個以上どうぞ」と書いてあります。遠慮なく5個頂きました。




ほとんどの田んぼで稲刈りが終わっている中、稲刈りをしていました。


小城町へと戻ってきました。まもなくゴールです。56km無事走りきることができました。


ゴール後はいつも通り記念写真を撮ってもらい、しばらく参加者の皆様と歓談を楽しんだ後帰路につきました。




今回の感想です。
前回の「平戸街道」の後、2大会休みを挟んで今大会に参加しました。改めてジョグトリップの良さが感じられました。それは仲間がいることです。一緒に同じコースを走り、会話し、刺激を受けられることです。普段ひとりのjogではこれだけの距離を走ることはできません。やはり仲間がいるありがたさを実感しました。
大会自体は昨年の悪天候から好天に恵まれ季節的にもちょうど良いコンディションで走ることができました。移り行く季節を目で見て肌で感じることができました。趣がある温泉街ぜひ入浴に訪れてみたいと思いました。

今後の予定ですが、11月は3日に橘湾岸、11日に福岡マラソン、18日にジョグトリップ西海路に参加します。今回、おぎようかんを走って久しぶりに心地よい筋肉痛を感じています。無理をせず故障しないようボチボチとこれからもやっていきたいと思います。

そしていつもながらですが、
「ご一緒させて頂きました皆様、本日もありがとうございました」
「家族のみんな、今日も一日好き勝手やらせて頂きすみません、そしてありがとう」

本日の走行距離…56km
本日までの10月度累計走行距離…521km


ジョグトリップin平戸街道2018年9月

2018年09月26日 06時35分16秒 | イベント・大会


9月23日(日)ジョグトリップ「平戸街道」37km大会に参加してきましたのでその様子をレポートします。
9月も後半に入り、幾らか過ごしやすい気候になってきたものの、日中はまだ30℃に達する日もあり蒸し暑い日が続いています。お彼岸が過ぎ本格的な秋へ突入していくのでしょうか、それとも秋を飛び越え夏から冬へ突入するのでしょうか。近年四季の移り変わりを感じることが少なくなってきていますが、この時期決まって「彼岸花」があちこちで顔を出してくれます。本当に不思議ですね。そんな中、昨年に引き続きジョグトリップ「平戸街道」を走ってきました。

この大会、以前は「たびら平戸口駅」を発着とした往復コースだったそうですが、近年は「佐世保市新公園」をゴールとしたワンウェイコースで行われています。ほぼ忠実に旧街道(平戸街道)に沿ったコースになっており、途中3つの峠を越え、それ以外にもスポットで急坂が数箇所待ち受けているという(特にゴール間際に泣かされる)坂道フェチ向けのコースとなっております。

今回参加にあたって「どうしようか」と考えたことがありました。それはスタート地点とゴール地点が異なるため(車で)どちらに向かおうかと。昨年はスタート地点のたびら平戸口駅まで車で行き、ゴール後バスに乗って戻ってきました。これはこれでのんびりゆったりと楽しい時間を過ごすことができました。昨年も今年もそうですが、8割以上の方は佐世保や伊万里に車を置き、そこから松浦鉄道(MR)に乗車してやって来られます。私も佐世保に車を置きMRで向かおうかと考えていました。その方がゴール後異動しなくてすむので。しかし、あることを思い出しました。昨年ご一緒させて頂いたお馴染みベテランの“K坂さん”ゴール後逆送してスタート地点まで戻って行かれたのです。また“あいあい”さんたちはなんと長崎方面から走ってこられました。うーん、それもありだなぁ、よしチャレンジしてみるかと。ゴール後の逆戻りでは時間が遅くなりすぎるため、先に往路を走ろうと計画しました。
ということで、ゴール地点の佐世保市新公園近辺に車を停め2時20分に出発、ゴール(いやスタート)地点のたびら平戸口駅目指し闇夜の中スタートしました。


受付時間が7時から7時半までなので約5時間で到着できれば大丈夫です。ルートは国道204号線オンリーです。大会コースの山道は怖くて近づけません(笑)グーグル先生で検索すると距離39km、ジョグトリップのコースだと37km、本コースだと2km短いのか、一瞬どちらを選択するか考えましたが、途中迷ったり、受付時間に間に合わなかったら本末転倒なので多少遠回りでも確実安全な国道204号ルートを選択しました。

疲れを残さないようキロ7分から7分半でゆるゆる黙々と進んでいきます。伊万里平戸ジョグトリップ以来のオーバーナイトランです。3時半から4時頃は眠さでクラクラしながらも進んでいきます。




5時半過ぎ夜が明けてきました。曇っていますが雨の心配はなさそうです。




途中コンビニに立ち寄りおにぎりと飲料を購入し小休止して7時10分にゴール(いやスタート地点)に到着しました。39km、4時間50分の道のりでした。お疲れ様でしたと言いたいところですが本番はここからです。


ずいぶん前置きが長くなりましたが、ここからいつも通り大会の様子を報告させて頂きます。

ほとんどの方が松浦鉄道(MR)で来られる予定で、佐世保からの列車到着時刻は7時18分。現在7時10分でまだ駅舎は閑散としています。
ここ松浦鉄道「たびら平戸口駅」は日本最西端の駅とのことで碑が建っています。


参加者を乗せた列車が到着しました。駅構内は昭和を感じさせる「レトロ感」が漂っています。




今回松浦鉄道30周年記念とのことで、松浦鉄道から協賛を頂き、参加者へ抽選でプレゼントをして頂きました。1つ目は「MR鉄道乗1日車券を10名様に!」もうひとつは「オリジナルカード~景勝地を巡る~を10名様に!」抽選会が行われました。当方くじ運(&日頃の行い)が悪いため案の定“はずれ”で終わりました(笑)




今回の参加者は44名で昨年は14名だったので3倍に増加しています。最遠来は千葉県流山市から参加の○開さんです。また10回参加ごとにもらえる金鶏バッジの対象者が5名もいらっしゃいました。選手宣誓はその中から代表して「海賊」さんです。どうもありがとうございました。


開会式を終え、スタート時刻の8時となりました。“あみりん”のいつもの「ゴール時間には緩いがスタート時間には厳しいジョグトリップ」「スタート地点は…ちょうどこの黄色いラインということで、5・4・3・2・1はいスタートです。楽しんで行ってらっしゃ~い」の緩やかな掛け声のもと一同ゆるゆると出発しました。

スタートしてまもなくすると早速街道へと入っていきます。しばらく急勾配が続くため皆さん歩いて上って行きます。




街道沿いの至る所に「平戸街道」の札が建っています。


河川敷に彼岸花が見事に咲いていました。不思議ですよね、これだけ酷暑だったにも関わらず、決まってお彼岸の時期になると彼岸花が咲くというのは。本日はいたるところで彼岸花の綺麗な姿を目にすることができました。


ここから第1の峠「吹上峠」の上りに入ります。だらだらと4~5km上って行きます。スピードを出して走ることはできませんがまだ足は残っています。


途中山羊さんがいたり、子犬に追っかけられたりしました。




立派なきのこが生えていました。詳しくないので名前や食用なのかなどはわかりません。


10km地点にある本日最初のオアシス(エイド)に到着しました。昨年と同じ民家の玄関前を開放して頂いております。ありがたいことにここの住人の方が手作りのお菓子を焼いてくれていました。まだ暖かくもっちりとした食感でとても美味しく頂きました。そちらに気をとられ肝心なオアシス食の「かっぱ巻き」の写真を撮り忘れてしましました。たっぷり水分を補給し先へ向かうこととします。






視界が開けた先に綺麗な棚田が見えました。


忠実に平戸街道を進んで行きます。




2番目の峠「江里峠」にさしかかります。緩やかな上りがしばらく続きますが、それほどきつい勾配ではありません。ここまでは歩くことなくゆっくりではありますが走って進んでいけています。






途中軒先に魚の天日干しが下がっていました。


清峰高校の横を流れる小川に沿って進みます。


20km地点の2番目のオアシスに到着しました。オアシス食は「桃の水大福」季節的に今回が最後とのことでまた来年食べられる事を楽しみにしています。




一休みして先へと進んで行きます。本日3つ目の峠「半坂峠」に来ました。昨年通った時は半端ない急勾配に苦しめられたことを思い出します。また途中で犬が放し飼いされておりワンワンいいながらしばらくつきまとわれたこともありました。どうやら一時期は放し飼いにはしていなかったようですが、最近また放し飼いになっているとのことです。今日はどうでしょうか。


坂道はやっぱり半端なくきつく、とても走って上れる状態ではありません。息を切らしながら歩いて上って行きます。


そして例の犬小屋のところにやってきました。案の定扉が開いていて1匹道路に飛び出してきています。私は犬が苦手でも好きでもないので平気ですが、ちょっといたずらをしてしまいました。近寄ってきた犬に向かって飛び掛るような仕草をしてみました。するとその犬はびっくりしてすごい勢いで扉の中に駆け込んでいきました。その直後、中からけたたましい鳴き声の大合唱が続きます。いったい何匹いるのでしょうか。50メートルほど後ろにカッパ先生やF房さんたちが続いていたのですが、「なんてことしてくれるんだ」と怒っています(笑)幸い飛び出してこなかったようですが危険な事をしてしまいました。ごめんなさい。


そんなこともありましたが何とか急坂を上りきりました。遠くには海が見えます。今度はここから急降下していきます。怖いぐらいの傾斜の下りがしばらく続きます。なんとか下まで下ってきました。


途中で「平戸街道ネットワークの会」の方々と合流しました。お互い平戸街道を巡りを楽しみましょうと挨拶したところ、「お疲れでしょう食べて下さい」とチョコレートを頂きました。どうもありがとうございました。




本日最後のオアシスに到着です。ファミリーマートの駐車場の一角を利用させて頂いております。オアシス食は大好きな「いなり寿司」ちょうどお昼時でおなかが空いておりペロリと2個美味しく頂きました。




夜中に通ったときはほとんど車も走っていなかったのですが、さすがに休日の昼間は交通量も多く賑やかです。春日神社の前を過ぎます。






このまま国道を向かうのかと思いきや、そこはさすがジョグトリップ、そうは問屋が卸しません。いや“あみりん”が許しません。ゴール2km程手前から再び裏道へと入っていきます。またまた坂道の登場です。しかも強烈な坂道です。最後の最後まで苦しめられます。




あみりんがほくそ笑んでいる光景が目に浮かびます。コノヤロー負けるかと必死になって最後の坂を走って駆け上りました。




そしてついにゴール地点に辿りつきました。往路の疲れもあってか昨年より1時間程時間を要してのゴールとなりました。




今回の感想です。
まず無謀だとは思いつつ、ゴール地点から逆走してスタート地点へと向かい、結果往復を走りきることができたことが嬉しかったです。6月の伊万里平戸大会以来のオーバーナイトランでしたが眠たさと心細さと戦いながら完踏することができました。
そして山道はきつかったですが、今年も揃って咲いてくれていた彼岸花に心を癒されました。

今後の予定ですが、決まっているのは11月の橘湾岸と福岡マラソンだけです。次のジョグトリップにはまだどの大会へも申込みしていません。たぶん10月の「おぎようかん大会」に参加すると思います。今後は月1回程度のペースで参加して“ぼちぼち”と楽しんでいきたいと思っています。

そしていつもながらですが、
「ご一緒させて頂きました皆様、本日もありがとうございました」
「家族のみんな、今日も夜中から出かけて一日好き勝手やらせて頂きすみません、そしてありがとう」

本日の走行距離…77km(往路39km+復路38km)
本日までの9月度累計走行距離…537km

第8回伊都国100kmマラニック

2018年09月18日 19時32分59秒 | イベント・大会


まず最初に申しあげたいのが途中まで引っぱって頂いた“○広”さん、そして“○橋”さん、ありがとうございました。お蔭様でペースを保つことができ、また精神的にも最後まで切らすことなく乗り切ることができ、無事ゴールに辿りつくことができました。本当にありがとうございました。


昨年に引き続き2回目の参加でしたが、昨年は台風の影響で約半分の50kmにコースを変更して開催されました。事実上今年が初参加でした。今回は途中での写真は一切撮っていません。このブログもダラダラ書くこともできません。なぜなら、絶対に完走したかったので途中立止まって写真を撮る気持ち的余裕がありませんでした。(でも途中の杉能舎ではしっかり立止まり、必須の力水ビールを頂きました。)
感激のあまり泣きながらゴールすされる方もいらっしゃいました。それだけハードなコースとそれ以上に何よりスタッフの皆様方の暖かい気持ちがこもった“おもてなし”をして頂き素晴らしい大会でした。
なお、今回は7月の豪雨被害の影響でコース上が土砂崩れしている箇所が複数あり、危険な箇所をカットするコースとなり、5km短縮され95kmでの実行となりました。

以下、完走に向けて自分なりに感じたこと心掛けたことです。

①事前にコースを体験しておくこと
走行ルートは白線矢印及び要所ではボラの方が誘導してくださいます。なので道に迷うことはありませんが、事前に試走して確かめていた方が気持ち的に安心できます。スタートから1時間はまだ夜明け前で暗くヘッドライト必須です。
コースも山あり海あり自然に富んでいます。事前に行われる試走会(死走会)に参加して事前に体験しておくことで気持ち的に余裕が持てます。

②照明器具を持参すること
AM5時スタートなのでまだ夜明け前で真っ暗です。1時間位暗い夜道を走ることとなりますので照明器具は必要です。本格的なヘッドライトまでは必要ありませんが、ハンディの懐中電灯はあった方が安心して走ることができます。

③常に水分を持っていること
朝のうちは涼しく、また途中途中でエイドがあるため、それほど喉は乾きませんでしたが、山を降りる中盤以降一気に暑さを感じました。特に杉能舎から先はほとんど遮るものがなく、直射日光を浴びながらの走行となります。エイドで水分補給しても次のエイドまで持ちません。途中で自販機で水を買い、以降は各エイドでそのペットボトルに水やお茶を入れてもらい手に持って走りました。

④前半飛ばしすぎないこと
制限時間が13時間半と厳しいため前半ついつい飛ばしたくなりますが、恐らく飛ばしていたら完走できなかったと思います。前半~中盤にかけてずっと大ベテランの先輩方々とご一緒させて頂き、“金魚の糞”みたいにずっと後をつかせていただきました。
さすが先輩方、ペース配分が分かっておられるので飛ばしすぎず一定のペースで進んで行かれます。おかげさまで後半まで体力を保つことができました。

⑤エイドで長居し過ぎないこと
10km地点以降は約5kmおきにエイドを準備して頂いておりました。各エイドでは冷えた飲料や食料、果物とたくさん準備していて下さいました。とても美味しくついつい長居して食べ過ぎたり、時間をロスしてしまいがちです。特に杉能舎では通常エイド以外にビールの誘惑が待っていました。もちろんビールを1杯だけ美味しく頂きました。長居すると動きたくなくなるので一気飲み状態で飲み干し先へ向かいました。

⑥宴会を楽しむこと
今大会の最大の目的は「宴会」です。何があってもショートカットしてでも宴会までには帰って来るようにとしつこく言われております(笑)着席テーブルはくじ引きで決めます。なので初対面の方たちとも親睦を深めることができ新たな出会いや情報をもらうことができました。何よりも走った後のビールを飲みながらのバーベキュー最高に美味かったです。




初音旅館ゴールへと続く砂浜を最後の力を振り絞り走って走りました。何とか17時41分ゴールすることができました。この日は最高気温が31.2℃を記録し、暑さとの戦いになりました。後半は制限時間内にゴールできるだろうかと時計と睨めっこしながら走り歩きしました。決して一人ではゴールできなかったと思います。一緒に走って頂いた先輩方や元気を与えて頂いたエイドをはじめ各所でのボランティアの皆様、頑張って下さいと声をかけていただいた一般の皆様。本当にありがとうございました。
そしていつもながら家族のみんな今日も好き勝手やらせて頂きすみません。そしてありがとうございました。
また来年も苦しみを楽しみに?参加したいと思います。


本日の走行距離…95km
本日までの9月度累計走行距離…366km