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走れ!優柔不断児

優柔不断なオヤジの戯言。

平々凡々なオヤジが少しだけ頑張るjogやマラニック、日常の出来事について語ります。

ジョグトリップin山ん寺 2018年9月

2018年09月11日 19時16分22秒 | イベント・大会


9月9日(日)ジョグトリップ「山ん寺」33km大会に参加してきましたのでその様子をレポートします。
前回8月26日に「生月島」大会に参加し、1週開けてのジョグトリップ大会への参加となります。今回の大会は「山ん寺」という大会名で「山ん寺」の“ん”は“の”と言う意味の方言で「山の寺」ということです。今から800年程前、九州西北部を治めていた松浦党初代党首・源直が本拠地を構えた場所で、とても趣深いところです。 昭和49年に伊万里市が史跡に指定しています。と説明があります。
昨年に引続き2回目の参加となりますが確かに本当に山の中にお寺が佇んでおり、とても趣があったことを思い出しました。またこのコースは上り切った山頂から下りに入るところで突然景色が開け、伊万里の街並みや伊万里湾が見渡すことができ、その突然現れる景色の雄大さに感動した事を覚えています。今年もこの感動を味わいたく参加して参りました。

今回の集合場所は松浦鉄道(MR)浦ノ崎駅です。桜の駅として桜が咲く季節には、大変見事な桜並木を見ることができ、有名な撮影スポットになっている所でもあります。受付開始は5時、スタートは6時で3時間以上かけてゴールして下さい(最終ゴール待受けは12時)となっております。眠たい目をこすって2時半に出発し4時に到着しました。まだ他の参加者は見当たりません。少し早かったかなと思いつつ受付に行くと主催者の“あみりん”達が会場の設営中でした。設営の手伝いを行いながら他の参加者がやってこられるのを待ちました。天候は小雨状態です。一時的に止む時もあるのですが少し強く降るときもあります。予報では弱雨状態となっており、さほど気にすることはなさそうです。むしろ暑くなく走りやすいかもしれません。5時になり参加者が次々とやってこられました。いつもの顔なじみの方、久しぶりの方、初参加の方々で総勢約50名が参加されています。


いつも参加の北九州市のT永さんMRに乗ってやって来られました。83歳になられたとのことでゼッケンNoも82から83に変更したとのことです。本当に頭が下がります。


5時50分になり開会式が始まりました。昨年まではオアシス(エイド)は2ヶ所でしたが今年は3ヶ所に増えているそうです。


代表して選手宣誓は“ミスターK”さんです。今回ジョグ鶏金バッジとうぐいす色Tシャツを獲得されました。ミスターKさんとは今春以来ですがその間、萩往還やサロマ湖をやっつけてこられたとのことでさすがです。


スタート時刻の6時になり周りも明るくなってきました。いつも通り、あみりんの「スタートラインは…はい、このあたりということで」「5・4・3・2・1はいスタートです」の掛け声のもと緩やかにスタートしました。
このコースはスタート直後から約10kmのオアシス地点までほとんど上りっ放しです。直ぐに山道上りへと入っていきます。本日は涼しく走りやすい気候です。




先行される方々はぐんぐん坂道を上っていっています。


時折勾配が厳しい箇所がありましたが何とか止まらず歩かず走って進んでいきます。やがて山頂までやってきました。そろそろ最初のオアシスがある「山ん寺」入口のあたりだがなぁと思いながら先へ進んで行きました。少し進むと「山ん寺大橋」に来ました。




あれっおかしいなぁ、確かこの大橋はオアシス地点の先にあるはず。昨年の記憶を思い返すと同時にゼッケンに書かれてある地図を確認します。確かに大橋はオアシスの先に位置しています。なんでオアシスなかったのかなぁ。道間違えたのかなぁ。いや私の前には5~6人先に走っています。先を走っている方の姿も目に映っており単独ではありません。時々遭遇するするジョグトリップならぬジョグ“トラップ”かなぁなどと考えながら立止まっていると後ろから○房さん、○藤さんが来られ、「オアシスでしょ、なかったですよね」とお互い首を傾げました。しかたない何かのアクシデントだろう、次の18kmのオアシスへ向かうこととしよう。幸い本日はさほど汗もかいておらず、喉もそんなには渇いておりません。そのまま先へ向かっていると前からジョグトリカーに乗った“あみりん”がやってきました。笑いながら「みんな早すぎです」と言われました。私の前にも数人先行していますし、決して飛ばしているつもりはないのですが早すぎたのでしょうか。「すぐ先にオアシス準備しています」と。ようやく状況が理解できました。本来あるべきところの10km地点にまだオアシスが設置されていなかったのです。という事は「山ん寺」への入口も見逃がしている事となります。ここから戻ってお寺へ行くのもなぁ…。お寺はスルーすることとしました。これで今大会は「山ん寺」がなくなったので「山ん中」になってしまいました(笑)

すぐ先にオアシスが準備されていました。オアシス食は「桃の水大福」(動揺のせいか写真を撮り忘れました。)この先18kmのオアシスまで水分補給できないと思っていたのでここで補給できて良かったです。


気を取り直して先へと進んで行きます。このコースは本当に山の中を進んで行きます。多少のアップダウンを繰り返しながら、ほとんど車も通らない山道を快適に進んで行きます。




林道を抜けるとまもなく18km地点のオアシスが設置している「竹の古場公園」に到着です。




オアシス食と麦茶を頂きました。大好きな「いなり寿司」でした。お腹が空いていたのでぺろりとたいらげました。ここであいあいさんと一緒になりました。12月の防府マラソン出走に向けて最近気合を入れて走り込んでおられるとのことです。ちなみに旦那さんは最初の上り坂で振り返ったらいなかったので置いてきたそうです(笑)




オアシスを出発してまもなく峠の下りにさしかかったところで一気に視界が開けました。




伊万里の街並み、伊万里湾に架かる伊万里大橋を見渡す事ができます。いきなり広がるこの景色に昨年感動を憶え今回も楽しみにしていました。曇ってはいるものの遠くまで見渡す事ができ感動を味わえました。

ここから一気に下って行きます。足元が濡れているため滑らないかどうしてもへっぴり腰になってしまいます。しばらく下っていくと昨年までオアシスとして利用させて頂いていた民家のところまで来て再び山道へと進んで行きます。


田んぼの向こうに伊万里大橋が見えます。山の上から見たときは随分遠くに見えましたが近くまでやってきました。


本日最後の28km地点オアシスに到着しました。ここは今回から場所を提供して頂いております。ここに設置してある自動販売機を見ると今年6月に走った「伊万里平戸」大会でこの自動販売機で水を買っておけば良かったと後悔したことを思い出します。当時は日中の暑い中この先の山道に全く自動販売機がなく、次のオアシスまで喉カラカラで苦しい思いをしました。


オアシス食は「マーコットプリン」でした。今まで何度も食べているのですが今日食べたのが今までの中で一番美味しく感じました。


さぁゴールまで残り5kmです。しかし思い出しました。たしかこの先に嫌味のような坂道があることを。




最後の最後まで坂道があるとはいかにもジョグトリップらしいとも言えますが堪えます。最後の力を振り絞り何とか走って乗り越え無事ゴールすることができました。

いつも通り記念に写真を撮ってもらい参加者の声として感想を述べました。


今回の一番の思い出は何といっても肝心な「山ん寺」をスルーしてしまったことです。何度参加しても何かが起こるジョグトリップ、まぁそれも含めてジョグトリップ(トラップ)です。しかし楽しみにしていた山の上から望む伊万里湾の景色を無事見ることができたので良しとします。適度な小雨が降り全体的に涼しく気持ちよく走ることができました。






今後の予定は、9月16日に「伊都国マラニック100km」、23日にジョグトリップ「平戸街道」に参加します。最近ようやく猛暑日はなくなり朝晩は肌寒さを感じるようになりました。しかし昼間はまだまだ暑い日が続いています。寒暖差で体調を崩さないよう気をつけたいと思います。

最後にいつもながらですが、
「ご一緒させて頂きました皆様、本日はどうもありがとうございました」
「家族のみんな、夜中から留守して好き勝手やらせて頂きすみません、そしてありがとう」

本日の走行距離…33km
本日までの9月度累計走行距離…147km

ジョグトリップin生月島 2018年8月

2018年08月28日 06時53分43秒 | イベント・大会


8月26日(日)ジョグトリップ「生月島」27km大会に参加してきましたのでその様子をレポートします。
先週19日は「上弦の月」大会に参加し、2週続けてのジョグトリップ大会への参加となりました。「上弦の月」ではジョグトリップ参加33回目にて初めて“ベストジョグトリッパー賞”(最終ゴール者賞)を頂くことができました。今回はどのようなスタイルで走ろうかといろいろと思案しながら当日を向かえました。実は前日(8月25日)に伊都国の試走会を走ってきて疲労が残っているため無茶な走りはできません。距離が27kmと短めなのでなんとかなるだろうという気持ちで参加してきました。

今回の大会は大会名「生月島」のとおり生月大橋道の駅をスタートゴールとし、島北部にある「大バエ灯台」を折り返すコースです。昨年までは灯台までは行かず途中で戻ってくる20kmのコースでした。ゴールしてから車で灯台を訪れた方もいらっしゃったみたいでどうせなら多少距離が伸びても「大バエ灯台」まで行くコースにして欲しいと主催者の“あみりん”に申し出たところ「そうしようか」という事でことしからコース変更となりました。

本日は5時受付開始、6時スタート、最終ゴール待受けは11時となっております。体力的にもですが睡魔との闘いでもありました。自宅から会場まで約120kmあります。自家用車で2時間半はかかります。という事で眠い目をこすりながら1時半起床、2時に自宅を出発しました。向かう途中、真ん丸お月様がずっと正面に見えとても綺麗でした。途中コンビニに立ち寄り休憩しながら予定通り4時半に到着しました。もうすでに何台か車が停まっています。ここは駐車場のスペースがそんなに広くないため今回は定員50名となっております。(来年は漁港に会場を変更してもっと多くの方が参加できるようにしたいとあみりんが言われていました)

まだ辺りは真っ暗です。遮るものがなく吹きさらしのため風がとても強く少し肌寒さを感じます。風が強いのはここだけでコースを進むと全く気にならない位の風しか吹いていないとのことで安心しました。


受付を済ませゼッケンと記念の「ジョグ鶏缶バッジ」を頂きました。缶バッジ並べるのが面倒になってきました(笑)




本日は国際色豊です。ジョグトリネームは外国人っぽい名前の方が最近多いのですが、5名の(本物の)外国人女性ランナーが参加されています。あみりんが流暢(?)なイングリッシュで堂々と受け答えしています。少しあみりんのこと見直しました(笑)
先程まで辺りは暗かったのですが、開会式の5時50分になるとだいぶ明るくなってきました。3回目参加の4人の方の紹介、10回目の参加でもらえる「金鶏バッジ」獲得の「いねっちさん」の紹介があり、選手宣誓は佐賀市から参加の「N尾さん」に代表して頂きました。力強い宣誓ありがとうございました。




開会式が終わりスタート時刻の6時になりました。いつも通り「ゴール時間は緩いが、スタート時間には厳しいジョグトリップ」「スタートラインは…はい、このあたりということで」「5・4・3・2・1はいスタートです」すると、「ジャンプなべさん」が物凄いスピードで飛び出していきました(笑)あみりんから“だめだめやり直し”の声がかかり、仕切り直しで再スタートし今度は一同ゆるゆるとスタートして行きました。


スタート直後朝日が眩しいです。まさに我々のスタートに合わせて太陽が顔を覗かせてくれました。


最初は島の西海岸に沿って進んで行きます。島を時計回りに一周するようなイメージです。


緩やかなアップダウンを繰り返しながら進んでいくと左側に海が見えてきました。まだ時間が早いこともあり、車も全く通らず貸切状態で気持ちよく海岸線を進んでいきます。


トンネルをくぐります。そういえば開会式の時、あみりんが「トンネルを抜けたら後ろを振り返って下さい。広大な絶壁の光景を見ることができます」と言われていたのを思い出しました。


「フリムキ」と地面に書いてありました。


なるほど、そびえ立つ断崖絶壁。その雄大さに心を奪われます。


しばらく進んでいくと映画やCMなどに使われるロケーションに遭遇します。まさに生月島といった光景で感動します。






ここまで少し飛ばしすぎたことと気温が上昇してきたこともあり、大量の汗がでてきて体にだるさを感じるようになってきました。少しペースダウンして進むこととします。
途中、あみりんが写真を撮ってくださいました。


10km地点の最初のオアシス(エイド)に到着しました。このあと灯台まで行った帰りの2回目のオアシス地点でもあります。




麦茶を3杯頂き、オアシス食の「桃の水大福」を頂きます。梅の実のようで実は桃と一風変わった和菓子です。ひんやり冷たく桃の果汁が口の中に広がります。とても美味しかったです。


一休みして先に進みます。オアシスからすぐのところに「塩俵の断壁」の案内があり、下ってみます。長崎県新観光百選にも選ばれており壮大な断壁を見ることができました。いったいどれだけの年月がかかってこのように削られたのでしょう。


再び上へ上ってくると隣に公園がありました。ここからも見事な断壁を見ることができました。




公園からコースに戻ろうとしたところ、たまたま「大バエ灯台方面3.2km」の看板が目に入りました。どうやら自然歩道が灯台まで繋がっているみたいです。これは行くしかありません。本コースからは逸れますが自然歩道を進んで行きました。


いかにもジョグトリップらしい道を進んで行きます。この辺りはまだ良いのですがここから先はかなり荒れていて「薮こぎ」状態です。だんだん不安になってきましたが今更引き返すのも面倒なので先に進んで行きます。いたるところにあるクモの巣を掻き分けて慎重に進んでいきました。どうにか薮こぎを通りぬけ道が開けました。






真っ青な天に向かって上って行き、その先には草原が広がっていました。昔は盛んに放牧が行われていたそうです。






このあと正規のコースに合流し大バエ灯台を目指します。灯台へと続く石段を上ります。この石段の上りが一番きつかったです(笑)


灯台に到着しました。天気も良く視界も良好で遠くまで見渡すことができました。この雄大な景色を見ると疲れも吹っ飛びます。






灯台から下っていく途中、遠くに生月大橋が見えました。あんな遠くから来たんだと思うと同時にあんな遠くまで帰るのかと少し複雑な気持ちです。


あちこちで稲刈りをしており、刈った稲を束ねガードレールに干しています。刈ったばかりのところはまだ稲の青い匂いがします。気温は真夏ですが季節は確実に秋に近づいています。


オアシスに戻ってきました。コーラ、麦茶、水を一通り頂きます。オアシス食は初登場の柑橘ゼリー(正式名称忘れました)です。しっかりとした弾力があり口の中に甘酸っぱい柑橘が広がります。この時期最高ですね。美味かったです。




ここから先は島の東海岸を街の中を通って進んで行きます。海に太陽がキラキラと反射し眩しいです。




青いいや“碧い”海がとても綺麗です。




漁港の先に生月大橋が見えます。少しずつ近づいていきだんだん大きく映ってきます。




ここを曲がるとゴール地点の道の駅です。大橋の先には先日登った「安満岳」が見えます。きっと今日は視界が開けていることでしょう。


そしてゴール。記念に写真を撮ってもらい参加者の声として感想を述べました。




前日の試走会の疲れと睡眠不足の状態でしたが、無事ゴールすることができて良かったです。

今回印象深かったのは夜の闇から次第に明るくなってくる中で浮かび上がってきた生月大橋の幻想的な景色、スタート直後に思いっきり朝日が照りつけオレンジ一色に包まれた瞬間、西海岸で見た壮大な海原と雄大な断壁、灯台から見た地球の大きさ、あちらこちらで見かけた秋の訪れ稲刈りの光景、そして海の碧さ…見どころいっぱいでキョロキョロしながら走ったため首が腱鞘炎になりそうです(笑)

そして帰り道に過去の別の大会で観た光景が忘れられず車を停めてパチリ。




大崎海岸でも今までで一番綺麗な姿を見ることができました。


生月島だけでなく道中感動的な光景に出会えて夏の良い思いでの1ページとなりました。

今後の予定は、9月9日のジョグトリップ「山ん寺」、23日の「平戸街道」に参加予定です。今後少しずつ涼しくなっていくことを期待して峠走も取り入れたトレーニングしたいと思います。残暑厳しい日が続いていますが皆様どうぞお体に気をつけてお過ごしください。

最後にいつもながらですが、
「ご一緒させて頂きました皆様、本日はどうもありがとうございました」
「家族のみんな、夜中から留守して好き勝手やらせて頂きすみません、そしてありがとう」

本日の走行距離…28km
本日までの8月度累計走行距離…521km

ジョグトリップin上弦の月 2018年8月

2018年08月22日 06時49分39秒 | イベント・大会


8月19日(日)ジョグトリップ「上弦の月」20km大会に参加してきましたのでその様子をレポートします。

ここ最近いくらか朝晩涼しさを感じるようになりました。季節は少しずつ秋へ向かって行っているようです。それにしても今月は台風が数多く発生し、大きな被害はないものの異常気象が続いています。お盆休みをはさみ、3週間ぶりにジョグトリップ大会が開催されました。
今回は佐賀県武雄市で開催される「上弦の月」大会です。因みに昨年は「十三夜の月」という名称で開催日のお月様の状態によって大会名称が変わるようです。今年は開催日が月齢7日の半月にあたる「上弦月」だそうです。

今回の集合場所は旧武雄市役所前の中央公園です。すぐ近くには武雄温泉街があります。
大会の名称にちなんでお月様を拝見しよう、また夏の暑い時期なので涼しい時間帯に走ろうということで受付開始は3時から、スタート時刻は4時と早朝いや深夜の時間帯での開催です。ということで1時起床(ほとんど寝てません)1時半に福岡市の自宅出発し、三瀬峠越えで向かうこととしました。三瀬峠では有料道路を通らずに旧道を行こうとしたのですが、7月の大雨による土砂崩れの影響で前面通行止めとなっていました。仕方なく有料道路を使用しました。会場に近づくと参加者と思われる何人かの方々が走って向かっている場面に遭遇しました。そういえば佐賀から走って行きますといううわさは聞いておりました。大会の前に30数キロを走ってくるとは物凄いパワーです。
3時に会場に到着しました。ここには過去の大会で何度か来ており、いつも公園のすぐ隣に駐車できるのですが本日は奥の方までいかないと空いていませんでした。それもそのはず、今回の参加者は100名の定員に達するという満員御礼状態です。ここ最近は定員に達する大会が出るようになり非常に賑わいを見せています。

いつも通り受付を済ませ、ゼッケンと参加記念のジョグ鶏缶バッジを頂きます。


次々に参加者がやって来られ、いつもご一緒させて頂くお馴染みのメンバーもたくさん揃いました。深夜の3時過ぎというのに公園にたくさんの人が集まっているのはどこか異様な光景です。


やがて3時50分になり開会式が始まりました。主催者の“あみりん”からコースの説明や注意事項等の説明があり、3回目の参加者が紹介されました。(3回参加すれば貴方も立派なジョグトリッパー)本日の再遠来は富山県富山市から参加の○山さんです。おめでとうございます。

次に選手宣誓へと移ります。代表してN野ご夫妻です。いつもご夫婦で参加されており、先程佐賀から走ってこられたそうです。大濠公園のひまわり花壇でもお会いすることがあります。直前の指名にもかかわらずユーモアたっぷりのN野さんらしい宣誓ありがとうございました。


開会式が終わりスタート時刻となりました。100名と人数が多いため2段階に分けてのウェーブスタートとなりました。
今回いつものデジカメを持ってくるのを忘れスマホでの撮影となりました。また夜間のため暗いうちの写真はほとんどなく文章がだらだらと続き申し訳ありません。後ほど明るくなったのち撮影した写真が出てきますが、ほとんどコースからはみ出た写真ばかりですのでご了承願います。実は今回の大会であることを企んでいました。それは昨年達成できなかった「ベストジョグトリッパー賞」です。ベストジョグトリッパー賞とはいわゆる最後にゴールした方で時間いっぱいかけて大会を楽しみ、遅いほうが偉いというジョグトリップの精神に沿った走りをされた方を称えて与えられる賞のことです。昨年はこの賞を狙ってわざと遠回りしてゴールしたのですが、予想外に遅刻してスタートされた方が後ろにおられブービー(鶏っパグレ)に終わりました。今年はリベンジを果たすべき企んでいました。
ベストジョグトリッパー賞を狙うにあたって自分の中で決め事があります。それはただ単に時間調整してゴールするのではなく、時間いっぱい動き回ってコース内外の景色や名所などを訪れ楽しむこと。そして制限時間(本日は4時間)はきちんと守り、決して越えないでゴールすることです。

まずは温泉街に向かって進みます。温泉の入口に立つ朱塗りの楼門を道なりにカーブし長崎街道を進んで行きます。


街道沿いには古い神社、お寺がたくさん並んでいます。後ほど明るくなってから再度訪問しようと思いながら通り過ぎます。
いつもながらのK坂さんのペースに引っぱられ、前半はかなり早いペースで進みました。
K坂さん1週間後に北海道マラソン走られるとのことでスピード練習されているようです。時計を見るとキロ5分を切りそうなペースで走っています。6km地点くらいまで付いて行きましたが私には無理です。ペースダウンして暫くK森さんと併走しました。

10km地点の最初で最後のオアシスに到着です。(本日は距離が20kmと短いためここ1ヶ所しかありません)保冷ポットの麦茶を頂きます。朝涼しい時間帯とはいえ、かなり汗をかき喉もカラカラです。3杯お替りをしました。オアシス食は「コーヒープリン」でした。なんということでしょう!写真を撮り忘れました。いつもはデジカメを片手に持っているので自然とシャッターを切っているのですが今日はスマホのためウエストポーチに入れているのですっかり忘れていました。しかしコーヒープリンは美味かったので良しとしましょう。

一休みして先に向かいます。夜が明けてきました。少し雲がかかっていますが天気は良さそうです。佐賀県立宇宙科学館、通称「ゆめぎんが」にやってきました。朝焼けに移る銀色をした建物が美しいです。




隣にある展望台に上ってみます。展望台からの景色は“可もなく不可もなく”と言ったところです。(笑)




一度本格的な望遠鏡での天体観測やプラネタリウムを見てみたいなぁと思いました。




湖畔に沿って進んで行きます。







このまま進むとゴール地点に行ってしまうため少し迂回することとします。この先何があるか分かりませんがとりあえず「御船が丘梅林」方向へと進んでみます。


その「御船が丘梅林」です。梅が咲く季節の頃見てみたいものです。


先に進んでいくと武雄競輪場がありました。遠くに朝焼けが見えます。


「御船山楽園」と表示されています。とりあえず行ってみます。


夜間はライトアップされてこのポスターのような幻想的な光景を見ることができるそうです。






武雄郵便局の前を通り過ぎます。郵便ポストの上に楼門が乗っかっています。


この先にあるゴール地点を通り過ぎます。先にゴールされた方が「ゴールはこっちですよ」と手を振って教えてくれます。私も手を振りもう少し走ってきますと声をかけ通り過ぎました。
ここから再度長崎街道を巡ることとします。スタート直後通った時は暗くて様子が分かりませんでしたが、あちこちに街道筋であることを示す表示がありました。








楼門へ続く裏道では路上市の準備がされていました。


再び楼門にやってきました。朝日を浴びて朱色がきれいです。6時半から入浴できるとのことで早い時間から多くの方が来られていました。






しばらく先程通ったコースに沿って進んでみます。たくさんのお寺が建ち並んでいます。








武雄川に出ました。オルレコースになっており進行方向を示す赤と青の矢印やリボンがいたるところにありました。地面に直接ペイントしているところもありました。






武雄神社に寄ってみます。境内に上っていくと選手宣誓されたN野ご夫妻がいらっしゃいました。行動パターンが一緒でなぜか嬉しくなりました(笑)






少し先に進むと「武雄の大楠」の木がそびえ立っていました。樹齢3,000年とのことです。樹高30m、幹周20m全国の巨木第7位とのことで真近でみるととても大きかったです。




あんまりゆっくりもできません。制限時間の4時間まで残り30分となりました。ここまでで約30km走行しています。


ゴール方向に向かっていると「塚崎の大楠」と表示がありました。そんなに遠くないので寄って見ることとします。








残り時間はあと10分ちょっとです。ベストジョグトリッパー賞は狙って獲れるものでもありませんがとりあえず残された時間ぎりぎりまで走り、1分前にゴールしようと決めました。
ゴールへ向かう途中スピードを調整しながら走ります。そして7時59分、制限時間の1分前にゴールしました。



どうやらあと2人ゴールの確認ができていないようです。
“あみりん”がゴールの確認が取れていない2人へ電話を入れます。すると1人は既にゴール済みでもう帰宅途中とのこと。もう1人は電話が繋がりません。とりあえず暫定でベストジョグトリッパーとなりました。その後暫く会場の後片付けを手伝い8時半頃までいましたがもう1人の方は来られませんでした。夕方になってフェイスブックにてめでたくベストジョグトリッパー賞を獲得できたことを知りました。33回目のジョグトリップ参加で初めて獲得することができました。100名の満員御礼の大会だったので狙っても難しいだろうと当初思っていましたが、運が良かったです。走行距離は偶然ですが参加回数の33回と同じく33kmでした。最後まで残っていて下さったEN藤さん、2896さん、スタッフの皆様ありがとうございました。

今後の予定ですが、8月25日は「伊都国試走会後半の部」、翌26日はジョグトリップ「生月島」大会に、9月入って9日にジョグトリップ「山ん寺」大会、16日は「伊都国マラニック」、23日は再びジョグトリップ「平戸街道」に参加予定です。今年は台風が異常発生しており、各大会への影響が懸念されますが、どうか各地で被害が発生しないことを祈っています。幾分涼しくなってきたとはいえ、まだまだ暑い日が続いています。皆様どうぞお体に気をつけてお過ごしください。

最後にいつもながらですが、
「ご一緒させて頂きました皆様、本日はどうもありがとうございました」
「家族のみんな、夜中から留守して好き勝手やらせて頂きすみません、そしてありがとう」

大濠公園の「ひまわり」はピークを過ぎて、しおれてきて頭(こうべ)を垂れております。


咲き誇っていた頃には背が高いひまわりもあれば、低いひまわりもあったのですが、不思議と頭(こうべ)を垂れると皆同じ高さに揃いました。何だか人生そのものを語っているようです。正直に全うに生き続ければ、途中凸凹あったとしても最後は平等に「揃う」ことができるのだということを学びました。自分への言い聞かせです。できるだけ全うに生きようと。(でもきっと無理だろうなぁ…)

本日の走行距離…33km
本日までの8月累計走行距離…349km

ジョグトリップin春日集落と安満岳試登会

2018年08月15日 10時53分19秒 | イベント・大会


8月11日(土)ジョグトリップ「春日集落と安満岳試登会」に参加してきましたのでその様子をレポートします。
この大会は先月(7月8日)に第1回目として開催されました。その日は各地で甚大な被害をもたらせた大雨の翌日ということもあり、終始曇り空で少し肌寒い日でした。悪天候であったため、コースの見どころである安満岳への登山道を通ることができず、迂回ルートを通らざるを得ませんでした。また、安満岳展望台からの光景も真っ白な雲に覆われており景色を楽しむことができませんでした。

そこでリベンジを果たすべく当時通行できなかった登山道を登って、山頂からの景色を拝もうと計画されたものです。それとスタートゴール地点が前回は主師(しゅうし)漁港
でしたが、鯛ノ鼻展望所にしたら良いのではという声があり、現地確認を行うことも目的の一つです。確かに主師漁港はトイレがなかったので少し不便だと感じていました。

今日はジョグトリップの主催者である“あみりん”と私の二人で試走を行うこととなりました。集合場所は新たなスタートゴール地点候補である「鯛ノ鼻展望所」です。ここに6時に待ち合わせしています。カーナビで鯛ノ鼻展望所を検索しましたが「該当ありません」の返答。とりあえず近くまで行き、スマホのグーグルで検索すると今度はきちんと案内を開始してくれました。展望所の400m位手前に大きな駐車場がありました。まだあみりんも来ていないようなので先にある展望所に行ってみました。すると工事中で展望所に入ることができませんでした。どうやら11月中旬まで改装工事を行い、広くきれいな展望所に生まれ変わるようです。




ということで展望所からの景色は眺める事ができませんでした。先程の駐車場に戻るとまもなくあみりんがやってきました。
あみりんと一緒にもう一度展望所に向かい確認します。展望所にも数台は車を停めることができますが、大会参加者全員分はとても停めることができません。大きいトイレが隣接してある点は良いのですが。やはり先程の大駐車場を発着点にしようかと話しました。それで駐車場へ戻ってきたのですが問題が一つ発生です。携帯の電波が届かないのです。あみりんのソフトバンク、私のドコモいずれも圏外になってしまいました。参加者からの電話連絡が毎回何件かかかってくるため、電話が繋がらないとまずいです。車はここに停めて発着点は先程の展望所にしたら良いのではと提案し、再びあみりんが展望所で電話が繋がるか確認に向かいました。結果はOKです。ということで駐車場から数百メートル離れますが展望所が受付及びスタートゴール地点の候補となりました。せっかく鯛ノ鼻展望所まできているのですからスタートとゴール時に素晴らしい景色が迎えてくれることを祈りたいと思います。
そんなこんなでどうにか発着地点の確認が終わり、実際に走ってみることとします。まず、いきなり下り坂が暫く続きます。6~7kmずっと下っていきます。下り坂なので心身は楽なのですが、反面後半はあそこまで上ってこなければいけないということを考えると喜んではいられません。先日の大雨と台風の影響が残る山道を下っていきました。そういえばこの前はこの坂の途中で水が溢れ出し川のようになっている箇所がありました。

ここまでは快調なペースで下ってきました。棚田の先に海が広がっています。


「牛に注意」いや「あみりん」に注意。牛さん早く逃げないとJOGトリッパー族に狙われていますぞ。美味そう(笑)


立派な棚田の光景が広がります。


途中で見つけた「たたる石」です。うっかり触るとたたられると言われる石だそうです。おそろしいです




春日集落所に到着しました。まだ時間が早いため(8時前)誰もおらず閉まっています。




「かたりな」の例の美熟々女?のお二方もまだ出勤されていません。
次回このルートで走るのであれば6時スタートだと早い方で7時過ぎにはここまできてしまいます。なので次回開催当日は、きっとあみりんが無理を承知で早い時間からの開園(7時から)をお願いする運びになろうかと思います。

蛇口をひねると安満岳からの湧き水が出てくるそうです。冷たくてまろやかで美味しかったです。


一休みして先へと進んで行きます。生月島が見えてきました。このコースで好きな光景のひとつです。しばらく海を見ながら走ります。




前回のスタートゴール地点の主師漁港を通り過ぎ、坂道を上った先から右折します。ここから先は前回悪天候により迂回したため、今回初めて通ります。少しすると安満岳登山道入口に到着しました。




さあ、ここからこのコースの最大の見所でもあり難所でもある山登りが始まります。


時刻は8時50分。だいぶ日が昇って気温が上がってきました。しかし木々に覆われているため直射日光が当たらずそんなに暑さを感じません。
石畳をひたすら上って行きます。途中両手をつき、岩をよじ登らなければならない箇所もありました。


はぁはぁ言いながら時折休憩を交えひたすら上っていきます。






約1時間かかって上ってくると見覚えがある場所へやってきました。展望台まであと少しです。ここであみりん体力を使い果たしたのか、先の展望台には行かず休んでいるとのことで私ひとり先に向かうこととします。






ついに展望台に到着しました。前回は曇っていてここからの景色は真っ白けで何も見えませんでした。本日は天気は良いのですが少しガスがかかっています。時折雲の切れ間から雄大な景色が顔を覗かせてくれます。手前は一面に森林が広がり、遠くには海と棚田、そして正面には生月大橋が見えます。生月大橋の延長線上にこの展望台があります。きつい思いをして登山道を上って来た甲斐がありました。疲れが吹っ飛びます。しばらく景色を眺め、目に焼きつけ展望台を後にしました。




ここから前回も通った参道をしばらく進みます。入口まで戻ってきました。


ゴール地点の鯛ノ鼻展望所まではあと2km弱位です。しばらくお喋りしながら歩いていましたが、最後は走ってゴールしようということで最後の力を振り絞って走ってゴールしました。約25kmの道のりを約5時間かけての試走でした。


試走する前はコースの最後に山登りがあるときついのではと思っていましたが、逆に最後だから頑張って上ればもうすぐゴールできるという安心感があり頑張ることができました。

今回良かったのは何と言っても安満岳展望台からの素晴らしい景色です。少しガスがかかっていて完璧な状態ではなかったものの、素晴らしい眺望に感動しました。また春日集落へと続く途中、至るところで見ることができたきれいな棚田の光景。稲が青々と育っておりとても綺麗でした。そして山を下ってきた先に見ることができた生月大橋と手前の漁港がある風景にも感動しました。
今日試走したコースを参考にして、あみりんがアレンジして正式なコースが後日決定することと思われます。以上で「春日集落と安満岳試走(登)会」の報告を終了します。

最後にいつもながらですが、
「ご一緒させて頂きましたあみりん、本日はどうもありがとうございました」
「家族のみんな、夜中から留守して好き勝手やらせて頂きすみません、そしてありがとう」
あっそれと大濠公園のひまわり、今まさに満開です。来週ぐらいからだんだんしおれてくると思いますので今のうちにご覧頂ければと思います。

本日の走行距離…約25km
本日までの7月度累計走行距離…196km

ジョグトリップinダイゴ松浦フル 2018年7月

2018年08月02日 07時19分13秒 | イベント・大会


7月29日(日)ジョグトリップ「ダイゴ松浦フル」42km大会に参加してきましたのでその様子をレポートします。
先週22日は「冷水岳」大会に参加し、2週続けてのジョグトリップ大会への参加となります。「ダイゴ松浦」のダイゴは第5日曜日と掛け合わせていて、毎年第5日曜日がある月に開催されます。今年は4月・7月・9月に開催されます。12月も第5日曜日がありますが年末のため開催されないものと思われます。
私自身、このダイゴ松浦は昨年7月に初めて参加し、今回で4回目となります。昨年7月の大会ではスタート直後にコースアウトするというアクシデントがありました。10月の大会では矢印白線が引かれていない箇所があり左折すべき所を直進してまたもやコースアウトしました。前回(4月)の大会でやっとスタートからゴールまで正しいコースを走ることができました。果たして今回はどうでしょうか。

前置きが長くなりましたが、スタートゴール地点である「松浦海のふるさと館」に向けて眠たい目をこすりながら向かいます。実は前日「伊都国マラニック」という9月に行われる大会の試走会に参加してきました。夕方帰宅して早めに布団に入り深夜2時起床2時半に自宅を出発し4時少し過ぎに到着しました。この大会夏場は暑さ対策で5時スタートとなっており眠たさとの戦いでもあります。

今回の参加者は約40名、いつものお馴染みの方々も参加されています。最遠来は東京都墨田区から参加の○沼さんです。ほんと最近遠方からの参加者が増えました。


選手宣誓は地元佐世保から参加の○口さんです。元気いっぱい宣誓ありがとうございました。


今回一部コース変更がされていると主催者の“あみりん”から説明がありました。コース前半の志佐川から最初のエイド(オアシス)に向かう途中の山道が先日の大雨の影響で道路がひび割れしている箇所があり通行止めになっているそうです。ここを迂回するコースへ変更しているとのことです。

開会式が終わりスタート時刻の5時になりました。あみりん定番の「ゴール時間は緩いが、スタート時間には厳しいジョグトリップ」「スタートラインはこのあたりということで」「5・4・3・2・1はいスタートです。楽しんで行ってらっしゃい」のかけ声のもとまだ夜が明けきれない中、一同緩やかにスタートしました。しかしみんな前を走ろうとしません。最初の2km位は白線が引いていないので初参加の方は分かりづらいと思います。昨年私がいきなりコースアウトしたのも粋がって先頭を走り思い込みで側道に入り込み、後続の方々もつられて一緒にコースアウトした出来事がありました。そんなこともあってベテランの○串さんと一緒にしばらく先頭を走り案内役を務めました。


一番列車でしょうか松浦鉄道の松浦駅ホームにかわいい列車が停まっていました。


線路を渡りしばらく街中を進み郵便局から右折します。ここから白線矢印が引かれており誘導してくれます。

志佐川河川敷へと入りました。


上流に向かって3km程走り、対岸を戻ってくるコースになっています。この頃になるとだいぶ夜も明けてきました。川のせせらぎの音を聞きながら山里へと向かっていきます。なんだか神秘的です。しばらく5、6人位の集団で走りました。

志佐川河川敷を離れ山道へと向かっていきます。


いつもだと左後方へ進むのですが今日は迂回ルートのため直進します。どこを通るのかなぁと思っていたら松浦警察署とセブンイレブンがある交差点に出ました。「あぁここか」見覚えがあります。先週「冷水岳」大会に参加する際会場へ向かう途中ここを通りました。真っ暗で辺りの様子は分かりませんでしたが警察署とセブンイレブンははっきりと覚えています。この交差点を左折し山道を上って行きます。道路状態は問題ありません。最初のオアシスを目指し3km弱上りが続きます。




時折勾配がきつい箇所もありました。一気にペースダウンしました。言い訳ですが前日の試走会とその前後で約50km走ったので疲労が残っています。高速ランナーのK坂さん達に先を譲りゆっくり上っていくこととします。

やがて12km地点の本日最初のオアシスに到着しました。


前回からお目見えの麦茶ポットで冷えた麦茶を頂きます。冷えていて旨い、2杯おかわりしました。オアシス食は「かっぱ巻き」です。梅の風味が効いていて美味しく頂きました。




小休止して次のオアシス目指し出発します。


このコース前半は山道を後半は海岸を走るのですが山道が小刻みにアップダウンがあり、なかなか山から下ろしてくれません。何とか歩かずスローペースですが走って進んで行きました。


ようやく山を下りきり20km地点2番目のオアシスに到着です。ここでも冷麦茶とコーラを飲みました。そして「コーヒー大福」です。マーコットプリンかなと思っていましたが予想が外れました。




元気をもらい先に進みます。先月「伊万里平戸ウルトラ」でも通った西木場駅前を進みます。


大崎海岸です。白い砂浜と青色の海、やっぱり夏の海はいいですね。子供が小さい頃は毎年海水浴に行ってたなぁなんて昔を思い出しながら走りました。






途中あみりんの親戚が経営されているファミリーマートに立ち寄り水分補給をして海岸へと向かいました。


大崎海水浴場の次は下田海水浴場です。所どころにエメラルドグリーンの海が広がっておりきれいです。多少霞んではいますが遠くまで見渡すことができます。





海岸線を走ります。潮風が心地よいです。




しばらく海岸線を走った後、城山展望台へと向かうルートを走っていたとき事件は起きました。昨年10月白線が引いていない所があり直進したらコースアウトしたよなぁなんてことを思い出しながら走っていたとき小さな分岐点にさし掛かりました。


先を走っていたランナーが直進(右前方)した少し先で立止まっています。間違っていないか不安になったようです。私は思いました「昨年コースアウトしたのはこの分岐だったよな、また白線引いていない、みんな間違えるぞ」と。で、先で立止まっているランナーに「こっちこっち」と呼び寄せ一緒に左方向へ進んで行きました。「去年もここで間違えたのですよ」などと話しながら数百メートル進むと竹薮が現れ道が塞がれています。あれおかしいな、ここでようやく気付きました。さっきの分岐路道なりに行かなくてはいけなかったんだ。自信たっぷりに巻き込んだ2人の方に平謝りし来た道を戻りました。ゴール後あみりんに聞いたらここで間違ったのは私だけのようです。学習能力がないというか、馬鹿ですねぇ。思い込みはこわいですねぇ。あみりん曰く「ベテランほど道を間違える」とはこのことでしょうか。これで1勝3負です。4回のうち3回もコースアウトしてます。打率7割5分です。次はホームランか三振か、はたまた申告敬遠(ワープ)か。

くだらない話が続きましたが気を取り直して城山展望台を目指します。




ここの坂は最初から走らず(正しくは走れない)歩いて上ろうと決めていましたのでハァハァ言いながらふらふら歩いて何とか天辺まで上ってきました。


いつも「自動販売機くらいあったらいいのになぁ」と思います。あみりん曰く「まず無理でしょうね、普段人がいないですから」と。展望台の上からの景色はやはり見応えがあります。何枚か写真を撮りました。






下りは気持ちよく駆けて降りることができました。下ったところの34km地点にある3番目のオアシスに到着しました。


大好きな「いなり寿司」甘酢が広がって美味しいなぁ。


休んでいると○串さんがやってきました。途中で足がつってしまったそうで展望台には上らなかったそうです。心配でしたが大丈夫とのことです。再出発しゴールを目指します。

途中、星鹿漁港を通り、いつものカエルさんたちに挨拶し直射日光が降り注ぐ中進みます。




ゴール手前にある街道筋に入ってきました。


38km地点の最後のオアシスです。


「ミニトマト」お一人様3個以上OKと書いてあります。遠慮なく8個頂きました。何個でも入りそうです。


最後の元気を頂き、ゴールまで4kmちょっとです。ここから森林浴をしながら進みます。




今日は敢えて歩いて通ってみます。セミの大合唱が聞こえます。早くもツクツクボウシが鳴いています。日差しを遮ってくれて涼しく快適です。




松浦発電所前まで来ました。


毎回通るたびに気になるのですが「悪太郎」と変わった名前の橋があります。なんでこのような名前が付いたか経緯をご存知の方がいらっしゃいましたら教えて下さい。


ゴール地点の松浦海のふるさと館に戻ってきました。早朝出発の時は閑散としていましたがお昼時を向かえとても賑わっています。


いつもどおり「とりたん」ののぼりの横で記念写真を撮ってもらい完走を述べました。




前日の試走会の疲れの影響が出ないか気になっていましたが、無事ゴールすることができました。

印象深かったのは夜明けに通った志佐川の神秘的な光景、都会暮らしをしているととても新鮮に感じます。そして相変わらずのアップダウン連続の山道、真夏のぎらぎら輝く白浜と青い海、街道筋の森林浴で感じた木陰に吹く風と自然の声です。そして今回も見事にコースアウトしたことが思い出です。

ゴール後はしばらく他の参加者と歓談し、あみりんが準備してくれた簡易シャワーを使おうと思ったら電気系統のトラブルで使用不可となり残念でした。

今後の予定は、まず8月11日山の日に開催される「春日集落と安満岳試登会」イベントに参加予定です。先日(7月8日)にこの大会に参加したのですが、あいにくの天候で展望台からの景色を見ることができずリベンジを果たそうというものです。同時に通れなかった登山道を登り、一部ルートを変更し来年の大会のコースを選定しようというものです。
19日はジョグトリップ「上弦の月」大会に、26日は同じく「生月島」大会に参加予定です。
ジョグトリップ以外ではお盆休みに女房の実家の神奈川県小田原をスタートして湘南江ノ島~鎌倉~横浜へのマラニックを考えています。25日には「伊都国試走会後半の部」へ参加予定です。
まだまだ暑い日が続きます。皆様どうぞお体に気をつけてお過ごしください。

最後にいつもながらですが、
「ご一緒させて頂きました皆様、本日はどうもありがとうございました」
「家族のみんな、夜中から留守して好き勝手やらせて頂きすみません、そしてありがとう」
あっそれと大濠公園のひまわりついに咲き始めましたよ。

本日の走行距離…42km
本日までの7月度累計走行距離…517km