15日今朝相田みつお美術館長相田一人「明日へのことば」あんちゃんの戦死とヒグラシの声を途中から聞いた。
父相田みつおは二人の兄と三人で日の暮れまで渡良瀬川で釣りをしてきれいな水と自然の中で遊んでいた。そんな兄たちは戦争で、次兄が北京で左胸部貫通で即死という知らせで、悔やみの人に毅然と応対していた祖母は夜嗚咽していたという。
父は自分は弱く憲兵で北京大学生を処刑されないようにと秘密に便りをくれた次兄、厳しい長兄と三人分で生きているという詩。ひょろひょろ伸びる幹と土深く弱い根の自分は枝葉を切り落とし弱い根の活力を得た誰にもわからい自分と。
一字の書を描くのに山と積まれた練習の紙、他人言葉の書には隙間があるから自分の言葉を書にする。幸せは自分の心で決まる。人の作った道は自分の道ではない。自分の命が一番大切だから同じ他人の命も大切だ。どうして人を殺していけないかの疑問に答えてもらえない子が相田みつお美術館の命の言葉で納得したと。
次兄は即死でなく肺の貫通で2時間苦しみ戦争は罪悪と、今年もヒグラシが鳴き出した・・・のヒグラシの声は書家詩人の父の挽歌で、二人の兄の声、死を悲しんだ母の声という。69回終戦記念日の今朝、58才になって私もおぼろげに戦争は分かる世代と結んだ。
父相田みつおは二人の兄と三人で日の暮れまで渡良瀬川で釣りをしてきれいな水と自然の中で遊んでいた。そんな兄たちは戦争で、次兄が北京で左胸部貫通で即死という知らせで、悔やみの人に毅然と応対していた祖母は夜嗚咽していたという。
父は自分は弱く憲兵で北京大学生を処刑されないようにと秘密に便りをくれた次兄、厳しい長兄と三人分で生きているという詩。ひょろひょろ伸びる幹と土深く弱い根の自分は枝葉を切り落とし弱い根の活力を得た誰にもわからい自分と。
一字の書を描くのに山と積まれた練習の紙、他人言葉の書には隙間があるから自分の言葉を書にする。幸せは自分の心で決まる。人の作った道は自分の道ではない。自分の命が一番大切だから同じ他人の命も大切だ。どうして人を殺していけないかの疑問に答えてもらえない子が相田みつお美術館の命の言葉で納得したと。
次兄は即死でなく肺の貫通で2時間苦しみ戦争は罪悪と、今年もヒグラシが鳴き出した・・・のヒグラシの声は書家詩人の父の挽歌で、二人の兄の声、死を悲しんだ母の声という。69回終戦記念日の今朝、58才になって私もおぼろげに戦争は分かる世代と結んだ。
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