ブログ仙岩

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ある母親の就活

2018-02-26 08:34:13 | 問題
その母親が一人息子を大事に育てたので、辛くないいい会社か役所にお世話して頂きたいと相田みつおさんを訪ねてきたという。我が子を楽してカッコいい生活をさせたい母親の苦労を子にせたくない一心さは分かる。

が、しかし、裏を返せば他人の子は辛く不安な仕事についてもかまわない身勝手な考えであることに気づいていない。

過保護で甘やかされた子は、我慢で見ない身勝手な行動をするから、結果フリーかニートになってしまう。

昔から「可愛い子には旅させろ」というように、若い時の苦労は人からもらってもやれという。より根気強くより逞しく人生を生き抜いていく知恵を身につけさせるのが親の愛情であり義務でもある。

平昌五輪で勝つことにばかり重点を置くと、負けたときの落胆は計り知れない。勝つ人は頂点の一人である。その他はみな負けを経験する。負ける練習、恥をさらす訓練、骨を折る経験や出会いがその人の人生を大きく変える。

自分の思い通りにならないと諦めてしまう。情けない。思い通りにならないのが人生である。花ばかり見ないで、それを支える根があるから、いい花が咲くことを忘れてはいけない。人のために役立つ本当の人生人間でありたい。


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