ブログ仙岩

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ブラタモリなぜ人は尾道に魅せられるのか

2017-05-24 08:38:01 | エッセイ
岩国、広島市、東広島、倉敷に行っているが尾道に行ったことがないので、ブラタモリ、広島県・尾道市へ「なぜ人は尾道に魅せられるのか」の探索の旅興味を持って見た。

古い寺や趣あふれる建物が並ぶ 坂の町、どこか懐かしい風景に誘われて年間670万人の観光客が訪れると聞いてびっくり。最も観光客がやってくる千光寺へ350石段を登ったタモリさんは眼下に広がる絶景に感動、そして、寺の三十岩、玉の岩、くさり岩を見た。

尾道の東に位置する最も歴史のある浄土寺の境内までが国宝、日本で清水寺の2か所という。裏門から屋根裏の鳩小屋を見て 、商人の町伝書鳩で品物情報を得ていた。さらに川のように細長い海・尾道水道で、日本一短い船旅を楽しんだタモリさんは3つの山の景観を確かめ、神聖な地で山際には人は住めなかった。

また、西国街道西へ、八坂神社裏の石垣はここまでが海だった証拠でもあった。鉄道で、坂道に家ができ、二階から井戸水をくみ上げる体験をして、この細い海に隠された尾道の知られざる歴史の坂道の秘密を知った。

なぜ人は尾道に魅せられるかの前に、人が住むようになったのは食べ物が豊富だからであり、漁港、平安時代は備後国太田荘の船津倉敷地 として、由緒ある神社仏閣には国宝が沢山あり、室町の朝鮮貿易港として、また村上水軍には触れていなかったが、海水路を尾道水道にした商人の町が観光客を魅了したのであろうと私は思う。