パーキンソン病リハビリ・気まぐれ日記

患者自身が発信するリハビリなあれこれ

激動の日々

2020年03月23日 16時39分21秒 | 日記
ご無沙汰しました。
前頁が2019年9月。瞬く間に6か月の日々が過ぎました。
身辺のホタル全滅。。。以来、気分が落ち込んで。……この事態に私の無能さを思わずにはいられません。もつと方法があったはず。と。。。
毎年楽しみなアゲハチョウの羽化も、花が足らないような気がして。しんどいでした。
かんがえる迄もなく、実に多くの命の淘汰の中に私の命もあります。

そんなこんなで秋から冬にかけての体調下降期をぼんやりすごしておりました。。。

そして。とんでもない事態になりました。

骨折しました。

左足膝十字じん帯2カ所剥離骨折です。

京都で縁側から落ちました。。スリッパの先が引っ掛かりました。。。足が見たことのない角度にまがって空中を落ちていきました。
不用心でした。
11月16日のことでした。
それから1か月。。。12月15日の夜のこと。。。
こんどは、かねてよりの、鼠蹊ヘルニア。。。嵌頓が起こり、腸がもとにもどらなくなりました。
たいへんですう。
薬切れで石のようにかたまったまま、救急車で病院に運ばれて入院。手術。

。。。。。

骨折から4か月経ちました。

つづく。。。



野原みたいですが庭です。ここでは薮からしを食べてアゲハチョウになります。
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ナンテコッタ

2019年09月14日 20時03分00秒 | 日記


新しい排水路です


カワニナのいる、以前からの水路です。ここに、マスを通って新しい排水路からの水が流れ込みます。今日、見ると、泥がかなり流れ込んで、たまっていました。 


さて。。。
6月8日に、「蛍全滅・・・」と記しました。ところが厳密には、まだ全滅してはいませんでした。わずかに残っているこの用水路のふちに、蛍が飛んでいたのです。毎晩一匹だけ、飛んでおりました。。。。いや、一匹の同じ蛍だったかどうかはわかりませんが。
ここに蛍が生まれているとは思ってもいませんでした。。 他の蛍の場所がつぶされて、やっとそれがわかったのです。
どこから飛んでくるのかと、不思議だった蛍。。。

この地域に蛍が復活することは私の願いでした。
今は。ただただ、むなしいです。

もうひとつ。ショックなことが。。。
6月8日の文中にも書いた「鷺ノ森」。鷺の餌場がなくなったとおもっていましたが、なんと。。。。
鷺のすみかである「鷺ノ森」の木々自体が伐採されてしまいました。
。。。。


この区画整理事業について検索すると、次の文書がありました。

     事業目的・・・ 本地区は、(中略)水稲を中心とした水田農業が展開されている。
     本地区の農地は昭和30年代に整備されているが、区画は10aと小さく、農道も狭小
     であることから、大型機械導入の妨げとなっている。また、用排水路の老朽化が著
     しく水管理や維持管理に多大な労力を費やしており、営農に支障をきたしている。
     また、農業従事者の高齢化や新規就農者の減少、担い手不足も伴い、農業経営に
     苦慮している。
     このため、本事業により区画整理による大区画化や農道、用排水路及び暗渠排水
     を整備することで生産性の高い優良農地を確保するとともに、担い手へ農地集積す
     ることにより、農業の生産性の向上を図り、本地域の農業競争力の強化を図るもの
     である。



ちなみに総事業費は、1,548百万円。。。

地元の関係各位の皆様には米作りの明るい将来が見えるのでしょうか。
まったく!なんてこった!
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メトロノーム・リハビリの方法3

2019年06月21日 12時44分17秒 | 日記
メトロノームについて記すとき、いつも当初から書きだすので、途中でくたびれてしまい、いつも展開が乏しいま終わってしまいます。
「メトロノーム・リハビリの方法2」は昨年4月12日の日記です。同様の内容は繰り返し書いていますのでそれらの補足をいたします


[歩行」でメトロノームを使うとき、初めに音を聞く必要があります。音に同調できると、第一歩がふみだせるとおもいます。
その一歩目を出す「合図」としてメトロノームを聞きます。そのあとは私は音を聞いてはいてもその音に合わせて歩くわけではありません。歩行のリズム感を補うために音は重要です。しかしじっさいに歩くとき意識しているのは、自分の呼吸です
呼吸は自分の内的リズムです。無理がありません。また、呼吸を意識することによって呼吸自体の質もよくなります。呼吸が改善すればすくみ足は改善します。
呼吸があさくならないよう気を付けて、吸って、吸って、吐いて、吐いて、に合わせ、呼気にアクセントをつけ、リズムを感じ、足を出すタイミングを計ります。

音のテンポは、心地よく聞ける程度。としておきます。
自分にとって何が心地よいか。それを感じるのもリハビリのひとつでしょう。

ちなみに、私は今は、60回、秒速と同じに合わせます。もっとも、最近は歩行に使うことはほとんどありません。調子が上がらずぼーっとしているとき、時々つけています。そんなとき、なんとなく、鏡を見て右手左手の指が同じ動きになるよう注意深く手を動かします。これを「手と手とダンス」と呼んでいます。
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パーキンソン病と身体感覚2

2019年06月18日 19時47分39秒 | 日記
包丁を使えるようになったこと。卵をほぐせるようになったこと。納豆がかきまぜられるようになったこと 。
腕を振り下ろせるようになったこと、ステップができたこと。。。
しかし、平衡感覚、バランスの悪さはどうにもなりませんでした。(今でもとくに雨の前や風の日はまっすぐ立てないくらいです)


そんなこんなでアタマの中は、毎日、大混乱。。。

期待と不安で、怒涛の三週間が過ぎますと、アタマにリズムが満ちたような感覚になりました。
それは私のメトロノームリハは終わったという感覚でもありました。

でも、ほんとうは、そこがはじまりなのでした。

自分がどう動いているかが正確につかめないという感覚の鈍化と、リズム感の喪失。。。
まずは、鏡を見て、動きを観察し、動きのイメージどうりに動ける練習。といっても「、同じリズムで同じ動作を左右同じように繰り返す」基本動作。勝手に命名したコンテンポラリーダンスまがいの「序破急ダンス」、手だけの「手偏ダンス」まねっこ、なりきり「女優歩き」などおもいつくままに、面白半分ではなく、半分以上おもしろがっておりました。

少し後のことですが、サンダーバードで一人で京都に行くようになった時、「狭い場所が通れない」という症状があらわれました。改札口です。自動改札機の前に立つと、足がすくんで前にすすめません。そんな時は「私は細い。針のように細い。針妖怪だゾ~!」と
イメージすると、すっと通り抜けられるのです。おもしろいでした。今は、へいっちゃらで通れます。

反対に「象のように大きくて安定している。ノッシノッシ」とイメージする時があります。バランスの悪い時です。此方はさほどうまくいきません。

なんででしょうね。。。。。
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パーキンソン病と身体感覚

2019年06月15日 13時36分26秒 | 日記
PDは様々な症状があります。
運動症状や、非運動症状を呈する、根本的な生命活動そのものがPDなのです。

約二十年を振り返ってみても、多様な症状があらわれては消え、あらたな症状があらわれています。症状だと気づかないこともあります。
りハを始めるまでは、自分のいろんな感覚が鈍化していることにさえ気がつきませんでした。

無自覚に同じ文章を繰り返して書いていたり注意力もさんんまんでした...動けないのは深刻でしたが、それより、このままぼけてしまうのではないかとおそろしい気がしていました。

メトロノームでリズムをとりながら生活し、三週間経つと、それらの症状もおさまっていました。

ゆっくりしか動けなかった日常動作が変わっていく過程で、この身体が自分であるという感覚がはっきりしてきました。

ここからが始まりでした。













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