青リンゴ観察日記

韓国漫画「世紀末青リンゴ学習塾」観察ブログです。
*ネタバレ含みます&二次使用と転載禁止*

第二十五話①

2021-07-19 | 第二十五話〜第二十七話

「週末まで顔を見たくない」そんな台詞で喧嘩別れしたチョルとミエ。

次の日(日曜日)、思わぬところで顔を合わすことになる。

「集まったわね。入りましょうか?」

「ここが美味しいと評判の・・」

二人は、「□□飯店 中華料理」の前に居た。

呆然と突っ立っている二人に構わず、家族はゾロゾロと店へと入って行く。

「家族で外食初めてだわぁ」「そうなんですよ、引っ越して来てからかなり経つのに」

「うわぁ・・」と呟くミエと、深いため息を吐くチョル。

何と二人は、週七で顔を合わせることになってしまったのである・・。

 

<やめて、お父さんお母さん>

「子供達も一緒に食事するのは初めてじゃないですかね?」「ですね」

「田舎からこっち出て来るまで機会がなかったですもんね。たまにこういう場を設けましょうよ」
 
「いいですね!」「あとでスンジョンも来ますので」
 

週七で会うことになった ファン・ミエとキム・チョルは、未だ呆然としていた。

青ざめた顔で項垂れるチョル。

「帽子脱ぎなさい!」

・・の目の前に、目が点になったミエがいる。

「昼だからお酒はやめときましょうか」

[ファン・ミエは知らなかったのだ]

[両親が外食しようと言って]

「ミエ、今日のお昼は外食するよ」「◯◯飯店!」
 
「わ〜!美味しそう!」
 
 
「ムンク、行ってくるわね」
 

しかし、外を歩いていたらいきなり母から言われた。

「あ、そうだ。チョルくんとこと一緒だからね」

「えっ?!」

「えぇ・・・????」 「あらどうも〜〜」

[ただルンルンとついて来たのだ・・]

 

そして場面は冒頭へと繋がり、今に至る。

「お母さんがお兄ちゃんに言ったら来ないからって言わなかったの」

「お昼ご飯食べさせなくちゃ」

ミエは 自分と同じように連れてこられたのだろう チョルをじっと見ていた。

バチッと目が合う。

フイッ

ベー

チョルは目を逸らし、ミエはあかんべーをする。

そんな二人を見て、チョルの父親が大きな声で笑った。

「はっはっは!とにかくー・・」

「これはもう互いの契りを交わすべきですかねぇ〜!”チョルとミエ”のー・・」

父がバンバンと息子の肩を叩くと、チョルはブフーッと水を吹き出した。

口元を拭いながら、すごい目で父を見るチョル。

「おお?睨むなよ。自分の父親だぞ?自分の父親睨んじゃダメだぞ?」

このままでは昔と同じいつもの流れになるーー・・。

そう予感したミエは、必死になって事実を喋り出した。

「ていうかあの”チョルとミエ”は結婚しなかったんですけど!

なんでいつも変な風に言うんですか?!昔から疑問だったんですよ!!」
 
「ただからかってるだけじゃない。どうしてそんなに本気になるの?」

そう言って母は娘をたしなめ、そして父は・・。

「私は・・賛成です・・」

「私は本当に心から・・」
 
「お父さんやめて!ストップ!!」
 
子供達の抵抗も虚しく、大人達は楽しそうに笑っている。
 

[両親達は一体どうしてこんなことをするのか]

するとチョルの母親が二人に話題を振った。

「二人とも塾はどう?充実してる?」

「チョルくん勉強教えてやってよ!」

「この子達、家も近所だし、学校のクラスも一緒、席も隣、
 
その上塾も一緒と来たら、ますます縁が深まりますなぁ〜」
 
 
「縁ですわ!良縁!」
 
 
[ヤメテ・・]
 
お料理が運ばれて来ても、両親たちはずっとその話題で盛り上がっていた。
 
当の本人達は、うんざりとした表情でただ向かい合っている・・。
 

第二十五話①でした。

ここのファニちゃんww

チョルの吹き出した水をかぶったのに、大人しく拭いてるww優しい子!!

大人のからかいってなんであんなに嫌なんでしょうね〜〜

思春期は気になりますよねぇ・・。

 

そして第二十五話の扉絵はこちらです!

なんて可愛いww

 

第二十五話②に続きます



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