青リンゴ観察日記

韓国漫画「世紀末青リンゴ学習塾」観察ブログです。
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第七十七話③

2023-01-24 | 第七十六話〜第七十八話

ゲームセンターの中は騒がしかったが、ミエたちのグループには静寂が立ち込めていた。

チョルがはっきりとホンギュを否定したからだ。

一番驚いていたのはやはりベ・ホンギュだった。

目を丸くして、チョルの方をじっと見ながら動かない。

そんなホンギュを前にして、チョルは「しまった、」と小さく呟く。

ホンギュの口から、地を這うような声が出た。

「おい、お前・・・」

「お前、今これの前で俺に意見した?お前これの味方なの?」

「いや、味方とかじゃなくて・・さっきのはお前がひどいだろ」
 
 
「どうして俺にこんなことができんだ?お前はこの豆より俺を選ぶべきだろ!」
 
豆子・・もといミエを巻き込みながら、
 
チョルとホンギュの言い合い(主にホンギュが噛み付いているだけだが)は続いていた。

「ガキじゃあるまいし何言って・・」「は?!ガキ?」

「ガキだとぉ〜〜?!」

チョルが何気なく口にした一言が、ホンギュの逆鱗に触れてしまったようだ。

「言いたいことはそれだけかっ?!!」

「お前急にどうしたんだよ?!最近ちょっとおかしいぞ!」

「何?急に喧嘩始まった?!え?私のせい??」

突然大きな声を出し始めたホンギュに、ミエたちはオロオロするばかりだ。

一方チョルは冷静だった。

「いや俺は別に・・・そうじゃなくて、ただもうちょっと口に気をつけろって話だろ」

「おいふざけんなよ!これの方が口悪ぃだろ!これの方こそ口に気をつけろって話だろーが!」

見かねてジョンウクが間に入ろうと声を掛けた。

「二人とももう止め・・」

・・がその瞬間、チョルが再びホンギュに物申した。

「人に対して”これ”なんて言うなよ!」

はっ

・・全員が驚いていた。

こんなにも真っ直ぐに何かを否定するチョルを、皆初めて見たからだ。

雲行きはますます怪しい。

この出来事の行方は、どこへ向かうのだろうか——・・・。

 


第七十七話③でした。

 

短めですみません

チョル、ますますはっきり言いましたね

そしてホンギュの主張が・・。

君はチョルの彼女なの??と聞きたくなりますね・・

チョル、女子からも男子からもモテモテなのね・・

 

第七十七話④に続きます