青リンゴ観察日記

韓国漫画「世紀末青リンゴ学習塾」観察ブログです。
*ネタバレ含みます&二次使用と転載禁止*

第七十一話①

2022-10-24 | 第七十話〜第七十二話

「え・・え・・・・・?」

まさかの上半身裸のチョルを前に、文字通り目を丸くしたミエ。

嫌な汗が背中を伝う。

「え・・・いや・・いや・・」

「いやいやいやいや!!」

ミエのその叫びを皮切りに、この事態のとんでもなさが、二人に実感として降り注ぐ。

「ぎゃああああああああ!!!!」

「ああああああああ!!!!」

ミエはスケッチブックを上げたり下げたり、裸のチョルを見たり隠したり・・。

「おい!何見てんだよ!早く行けよ!」

「いやあんたが行ったか確認・・」

「おいファン・ミエ!ありえねーだろこの変っ・・」

ブチブチブチッ!

ぐわんっ!

ドタタッ!!

チョルは、それはもう派手にすっ転んだ。

見てるんだか見てないんだか分からないミエの向かいで。

バタンッ!

「何してんの!」「何事?!」

大きな物音に驚いた3人は、勢い良くチョルの部屋に入って来た。

しかしそこには、カーテンレールと共に寝転んでいるチョルが・・。

「何やってんのあんた」とスンジョン姉が冷静に言う。

向かいの窓、つまりミエの部屋の窓には、

「ゴメンTT」と書かれたスケッチブックが立てかけてあった。

「お兄ちゃんどーしたの?起きてよ〜」「こら、ピストルで兄の足をツンツンしない」

「カーテンレール、あんた自分で直しなさいよ」「ったく無駄に馬鹿力なんだから」

「あんたカーテンも締めずに着替えようとしてたの?」「ミエがごめんだってさ」

家族の声を聞いているうちに、チョルの心の中にふつふつと感情が湧いてきた。

大魔王の地を這うような声が、チョルの口から漏れ出る。

「ファン・・・」

「ファン・ミエーーーーーーーッ!!!」

「うわーっ!ごめんってー!」

その叫び声は、窓を閉めていても聞こえた。

ミエは恥ずかしさと居た堪れなさで、しばらく頭を抱えて突っ伏していた・・。

 


第七十一話①でした。

 

短めの更新ですみません

最近本当に夜にすぐ眠くなってしまう・・無限の体力が欲しいです・・うう・・

 

さて、今回のチョルw

慌てふためいてカーテンひっぺがしちゃうの笑いましたw

相当恥ずかしかっただろうな・・

 

第七十一話②に続きます