goo blog サービス終了のお知らせ 

北野進の活動日記

志賀原発の廃炉に向けた取り組みや珠洲の情報、ときにはうちの庭の様子も紹介。

灰外達夫作品展開催中

2013-02-15 | 情報
 珠洲市出身ではじめて重要無形文化財保持者、いわゆる人間国宝の認定を受けた灰外達夫さんの作品展が今月11日からラポルト珠洲で開催されている。


北國新聞(2月13日) 


 私も今日、拝見させていただいた。私がしょうもない解説をしたら作品の価値を落としてしまいそうなのでやめておくが、ぜひ多くの方に足を運んでいただき、素晴らしい作品を目の前でご覧いただきたい。
 ちなみに展示作品のなかで私が一番気に入ったのは「神代杉造 輪花食籠」だ。

 作品展は17日まで。時間は9:00~17:00である。

 さて、作品展の開催については昨年9月議会で大兼政議員も珠洲市としての開催を求めており、このときの市長答弁は「ご本人の御意向を確認した上で、会場なども含め検討していきたい」とのことであった。

 その後、補正予算でも開催費の計上はなかったので、新年度に向けて準備を進めるのかと思っていたら、今回、商工会議所と珠洲市芸術文化協会が主催とのこと。

 あまり経緯を詮索するつもりもないが、昨年7月、灰外さんが人間国宝に認定されてから、珠洲市としてたとえば祝賀会を開催するとか記念講演を開催するとかといったことが何もない。ご本人の意向もあろうし、珠洲市を云々するつもりはないが、外からみたら「ん?どうしたの?」という感じでみられても仕方ないだろう。

 灰外さんの人間国宝認定の報を聞いたとき、私の頭に真っ先に浮かんだのは、珠洲市としては名誉市民を受けてもらうようお願いすべきだろうということであった。
 もっともこれもなによりご本人の意向がまず尊重されなければならない。
 ノーベル平和賞でもときたま聞かれるが、あの人、あの団体が受けるような賞を私は受けたくないというケースがある。
 さて、珠洲市の名誉市民は誰だっけ?と思い起こすと、やはりなかなか受けていただけないのかなと勝手に推察してしまう。


コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。