鬼のように怖かった・・・ 恵方巻を食べながら思い出す

恵方巻とやらを初めて食べた。
西南西・・・
無言で食べる・・・
話しかけてくれるな・・・
何事も初めては緊張する
記念の写真を撮るのも忘れて黙々と食べてしまった
ということで空のパックを(^^ゞ



せっかくの節分なので鬼にまつわる話を一つ。

その昔、珠洲の地に私にとっては鬼のように怖い人たちが何人かいた。
大半は年上の女性であった。
なかには３０歳ほど年上の人もいたが、とにかく私と顔を合わせれば睨むのである。
目は間違いなく吊り上がっていた。
中には声を荒げて怒鳴る人もいた。
角は見えない。
が、髪の毛の中に隠れているに違いないという様相だった。
金棒は持っていなかった。
が、半径２メートル以内に近づくと、金棒で殴り倒されるのではないかという恐怖感を感じてきた。

その人たちの顔が最近すっかり変わった。
人の顔ってこんなに変わる？？？とびっくりするくらい柔和な雰囲気になった。
とても角があったようには見えない。
金棒を持つような腕にも見えない。
怒鳴るどころか、うれしそうに娘さんの話、孫さんの話を聞かせてくれる。
市政についてあーだ、こーだと意気投合し意見を交わす人もいる。

決して豆を投げつけたわけではない。

珠洲に原発計画がなくなったこと。
そして福島の原発事故の衝撃がいかに大きかったかということ。

話は飛ぶが、
ISISの兵士たちに銃やナイフを捨てる日は来ないのか・・・
豆を投げつけるだけが能ではないと思うが・・・