北野進の活動日記

志賀原発の廃炉に向けた取り組みや珠洲の情報、ときにはうちの庭の様子も紹介。

「志賀原発の再稼動を許さない県民集会」を成功させよう

2011-05-14 | 志賀原発
 浜岡原発の停止に続き、菅政権はエネルギー基本計画見直しの方針も打ち出した。
 しかし、個別の原発をどうするかは、当面、地元自治体や住民と電力会社の間の攻防に委ねられる雰囲気である。

 定期点検中の志賀原発の再稼動をめぐっては、ストップ!プルサーマル・北陸ネットワークや平和運動センター、社民党、さらに共産党系の組織などが石川県や志賀町、北陸電力本店(富山市)、北陸電力原子力本部(志賀町)などへ再稼動反対の申し入れがおこなってる。
 しかし、この間、統一自治体選挙やその後のGWもあり、大衆運動の展開には至っていない。

 こうした中、石川県平和運動センターから下記集会の呼びかけが届いた。
  名称:志賀原発の再稼動を許さない県民集会
  日時:7月24日(日)11:00~13:00
  会場:金沢市中央公園
  内容:集会、市内デモ
 実行委員会形式で準備を進め、1000名規模の集会を予定しているとのこと。


 私の記憶では、県内の反戦・平和関係の集会で1000人規模でおこなったのは・・・
 2004年2月20日におこなった陸上自衛隊のイラク派兵反対の集会(1000人規模・中央公園)と2006年5月14日の教育基本法改悪反対の集会(1700人規模・中央公園)、そして2006年5月3日の九条の会・石川ネットの県民集会(1500人規模・厚生年金ホール)、2008年5月3日の同じく九条の会・石川ネットの県民集会(1200人規模・厚生年金ホール)くらいのような気がする。

 志賀原発関係では、運転開始前まではあったかと思うが、私は直接かかわっていなかったので資料を繰らないとわからない。

 つまりメーデーを除けば、1000名規模の集会自体ここ5年はなく、さらに原発関係となると20年はないのではないか。

 70年代、80年代の労働運動華やかし頃は数千人規模の集会・抗議行動も何度かあったかと思うが、現在の運動側の力量からして1000人規模の集会がいかに大変か、そして逆にいうならば、いかに大きな意義があることか。
 
 労働界やこれまでの反原発運動に取り組んできた市民団体だけでなく、東日本大震災を受けて志賀原発の安全性を危惧する幅広い市民層にも参加してもらえる集会にできるかどうかが集会成功のポイントだろう。

 珠洲からもどのような参加態勢が組めるか、相談していかなければならない。




 

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