ステラの巻末グラビアの猫。カンボジアのアンコールワット遺跡で暮らしているペイという雄、２歳。高貴な顔をしている。完璧なフォルム、物憂げな眼差し、徳が高い。何度も生まれ変わってこの域に達したのだろう・・・。弟子になりたいぜ、ペイ師父っ！
騎士戦がまさかの魔法＆武器形態根本変質＆具現化バトルっ！ ついこの間まで気合いで腕力を上げるとか、切っ先がちょこっと伸びる伸びないに命張ってたのに、急に別のラノベ作のバトルが始まったようだ。編集方針が変わったようでもあるが、作者が他のシリーズと比べると地味なバトル描写に飽きてきた可能性もある。気合いと武器使用ルール自体は独特なんだけど。これまでのスタイルの最大バイオレンスが貴族の館での陰惨な殺戮で、このラインで詰めてもキリト達が血塗れになるだけで不毛と判断された気もしないではない。何より現実パートとちぐはぐ過ぎて何がどうなったらキリトが起きれるのかワケがわからん。強引でも筋運びを変えて何をしている話なのか再調整が必要だったんだろう。設定として整合性があっても何か違うと敏感に気付いて実際急転進することができるというのも一つの筆力なはず。そういった意味では今回感心した。蛇まで出したのはかなりの大盤振る舞いだったが。このシリーズの技は光のエフェクトで連撃か単発強打撃、高速移動、火器での精密ショットや乱射、イベントチート武器の行使。あとは奇襲とハメ殺しとルールの隙間的な特殊アタック等の印象が強い。騎士戦は他と比べても違うこと纏めて始めた感が強い。師範学校でキリトが鞭使いの指導を受けていた辺りから色々描写を試していたのかもしれないね。