羊日記

大石次郎のさすらい雑記 #このブログはコメントできません

猫娘

2018-12-16 23:21:21 | 日記
 今回は録画問題なかったよ、ニャー姐さんっ。異世界妖怪『スライム』に遭遇してテンションも上昇っ!

春待つ僕ら

2018-12-16 23:21:01 | 日記




 神山のキャラ濃い。一人でイケメン四人に対抗しなきゃならないからそのまま相手役か主人公になっても不思議ないくらいの盛りっぷり。大体20分くらいで目が慣れるが、他のメイン5人がちょっとズルいんじゃないの? というくらいほぼ普通の格好している中、ハードルの高いビジュアル成立を演ずる小関が奮闘していた。対する美月の相手役、浅倉はいかにも演じている北村が得意そうなやや不器用な好青年というか好少年だったが、似た役を演ずる機会が多いからかちょっと演者が窮屈そうにも見えたかな? 浅倉に限らずイケメン四人集は上映から暫くすると実は普通の高校で人気のあるごく普通のバスケ部四人組であると判明し、予備知識のない客を鼻白ませる設定だった。宮本役の稲葉は日テレのドラマで演じたゲイ役等で『聞き上手』な属性を獲得し、今作でもガッツリと美月の相談に乗っていた。若宮役は磯村。眼鏡を掛けているから賢い、という非常にシンプルな力学で成立した役だった。多田役は日テレドラマで華奢で人当たりの良いゲイ(若手のゲイ役率高し)を好演していた杉野。今回は役作りで体を大きくしていた。そして土屋演ずる主人公美月。神山エピが特殊なこと以外、近年でも珍しいくらい全方位普通な高校生。マネージャー化等、バスケ部に近付き過ぎることもなく、浅倉と付き合う以外は線引きは案外厳格だった。浅倉と付き合う動機が描写された範囲ではちょっと薄かったかな? クライマックスはまさかの作文コンクール(!)で、いいこと言ってるけどまだ一年生で卒業しないから気が早い総括な印象もあった。ガチで普通過ぎる少女漫画ヒロインを、土屋は土手から転げ落ちるところ以外は(ギャグでもなかったが場内に笑いが起き、私も少々ウケた)隙無く職人的に演じていた。高校生役の次は大学生、専門学校生、予備校生役? 合った原作を探すのが大変そうだぜ。

再 べっぴんさん 十一週目

2018-12-16 23:20:42 | 日記




 紀夫の不安定MAX期っ。そして幼さくらのツッコミ力っ! 確かこのツッコミに対するすみれの解がどちらかというと家族愛的な方向に寄っていたこともあって、紀夫が歳を取って風変わりなオジサンに落ち着いて『男』という感じが抜けるまで、ちょっと腑に落ちなかったなぁ。そういえば最初の放送当時はしかし身体のマッチングは良かった的な混ぜっ返しもちょいちょい書かれていたっけ。実際、これ以上子供役を増やせない事情で話としてはずっと一人っ子だったが、若い頃のすみれが結構積極的だった気配は時折それとなく描写されている。撮影エピソード何かではスタッフが芳根京子大好きだったようだから、チャンスがあれば下品にならない範囲でちょっとセクシーな件をいれちゃろうと企んでいたんだろう。今週エピの百貨店から慌てて帰ってのシーン何て完全に夫が予定外に早く帰ってきたから不倫先から慌てて朝帰りするまだ若い妻、って演出だったもんね。高嶺の花とかはこの辺りのイメージを最大に拡大した物だった。より変態度高かったけど。あれは変質を純愛に転換させる芳根京子の浄化力が天女の如しだったが、胃は痛かったぜ。可憐である、とは罪なことさ。だいぶ話が飛んだが、この週のエピ全体は紀夫の爆発を別にすればいくつかのパターンの世の中の女性に当てはまるある程度一般化可能な話の流れだった。逆から見ると一通り周囲を見回して『何か私の所、違うことになってる』と結論を出してしまうすみれがちょっと可哀想。「何それ? バカみたい。子供は旦那に任せて暫くあたしんとこから仕事通いなよ」等と煙草吹かしながら言ってくれるような気安い女友達がいない所がすみれの弱点だったと思う。作劇上仕事を一緒にする同質の真面目な女友達達で完結しちゃってたもんね。空気の違う女友達がいた方が身が軽かったんじゃないかと、今になっては思うかな。