



元カノの今彼の良い人ぶりに驚愕しつつ、エディがシンビオートと合体してミギー・・・もとい、デビルマン・・・もとい、ヴェノムになるまでが結構長いと感じた。アメコミヒーローの一本目は状況作りに苦労するものが多いからここで手間取ること自体テンプレではあるけど。迫力はあったがカーチェイスや、前半のドラマパートの尺をいくらか使ってヴェノムがエディや地球や人類を気に入る過程の筋がもう少し入ってもよかった気はしたかなぁ。ヴェノム、普通に人間食べはするがこの手の作品に出てくるクリーチャーとしては超友好的。むしろとエディとアンが(特にアン)食人や変身にさほど動じないのにビックリ。エディは一応警官等の悪人以外を喰うのを禁じていたが、悪人の定義はわりと『俺ルール』。まぁね。ヴェノム自体はヴィランとしてはそこまで強力じゃないが、今回のライオット戦の決着のようにいかにも元々母星では非リア充の影キャラらしくとにかく勝てばいい、ってやり方で相手をハメ殺すなら今後実力差のある相手にも何とかなりそうではある、かも? 次作からは説明を殆どショートカットできるからいい回転にはなりそう。と言ってもずっと戦ってるだけ、というのもどうかと思う。あとはずっと画面が暗いとヴェノムが黒いから超見辛く、そこは改善してほしいところだ。