ようやく京谷とケリはついたけどかなりのパワープレイだった。困惑っ。実家に突入してからは完全に晶がゾーンに入って『救世主モード』のような状態。もはや普通の会話は成立せず周囲の人々に天啓を与える! というくらいの勢い。これはキャラ変ではなく、この段でこうして話を進める。という大箱のプロットをきっちり守った結果だ。ベテランでもこういう押し出しが生理的にできない脚本家も少なくないからある意味筆力があるとも言えるが、出来事や人間関係や状況の積み上げ、整理がちょっと甘かったからシリアスなシーンでも『ある日、我々の前に出現したガッキーが天啓を与えて下さる!』といった奇妙な空間が発生していた。似た構造は晶と朱里のやり取りでもあり、『ここで二人が一先ず形がつく』という大筋の前提を元に実際形をつけていたが、いつの間にか京谷がカリスマ的影響力を発揮して4年間、二人の女の人生を一方的に支配していた。くらいの欠席裁判が実施されていて、浜辺での別れ同様、ここでも京谷側の視点はほぼ消失していた。話を進める為に切羽詰まると書き手の考えを人物がわーっと喋り続けることになりがちだが、かなり典型的な書き手主観台詞の連打が多い回だった。朱里役は台詞と行動その物は書かれていることから逃れられはしないが、何とか言い回しや立ち回りで不自然感を回避する方向で対応していたが、晶は書き手の『正義』が乗り移って暴走していたからちょっと異様な様子もあった。ここまで無理押しが発生したはあれこれ簡単じゃない多方向のテーマに手を出し過ぎていたからだと思う。複数案件のシリアスな『断罪』は全体の筋の処理キャパを越えてくる。この路線ならもう少しテーマを絞るかコミカルにすべきだったと思う。突然の親の看取り介入と可愛くない論のコンボ等は何か合わないよ。介護してる主人公を追った話なら消化できたかもしれないけど。
やはり不具合だったらしい。深夜最初に出る数値は間違ってることもあるんだな。この何年かで初だったけど。夜中にびっくらこいたぜ。やめてくれよも~っ。
昨日の分のアクセス数が異様に少ない。リアルタイムアクセス解析の数値は普通だったのだがアクセス数はめっちゃ少ない。バグ的なヤツだろうか? 何か変なこと書いたっけな?? う~む、完全に目が覚めてしまった。何なんだろう???