羊日記

大石次郎のさすらい雑記 #このブログはコメントできません

とと姉ちゃん

2016-05-18 18:13:20 | 日記
 常子がつまみを厨房に取りに来ると、既に君子と共に厨房に入っていた鞠子がうんざりしていた。君子も呆れて酒飲みにいいらしいと大豆を煎っていた。鉄郎の噂をしていると「常子嬢っ」酒瓶片手に当の鉄郎が現れ、卒業後就職するつもりだという常子に「勤め人何てバカらしいっ」と絡み出した。札束を見せびらかしつつ、曰く『実業家は当たるとデカいっ!』。鞠子には「数打ちゃ当たるってヤツね」とツッコまれていたが「お話し聞かせて下さいっ」常子は喰いついた。
 夕方、出掛けていたまつと照代が帰ってくると宗吉達が酔っ払って、けしからんと言われていた『忘れちゃいやヨ』を大合唱していた。「みっともないっ!」まつは激怒。隈井に安部定に似てる等と言われて更に怒り、これに「興醒めだっ!」宗吉は酔っ払い一同を引き連れて呑み直しに出掛けて行った。まつは歯槽膿漏で歯医者に見てもらった帰りだった。「帝都不祥事件(226事件)があってからどうしようもないねっ」ボヤくまつ。仕出しの注文も減っていた。
 後日、女学校で中田に『欲しい物』を聞く常子。だが「家に何でもある」と答えられ「お金持ちに聞いたのが間違いだった」と当てが外れていた。常子は鉄郎から『需要と供給』の話を聞いて真に受けていた。すぐに常子は『流行り物』の取材を夢中で始めた。鞠子はそれを見送るばかり。富江に学校の先生に悩んでいる『何か』を相談したかと聞かれても言えずにいる様子。その後、東堂にも結局聞けなかった。
 一方、常子は星野に困っている人を助けたいと相談すると星野は常子の姿勢を褒めつつ、自分の欲しい物を考えると人の欲しい物が見えてくると答えた。常子は「なるほどっ」と何か思い付いた様子だった。
・・・福助、付喪神だったか。そこはいいが、渡辺はま子は森川葵が三十代になったら演じて欲しいな。

重版出来!

2016-05-18 18:13:12 | 日記
 東江は完全に潰れるかと思ったが、やり直す感じか。技量と最低限度確保した出版社との関わりと今回の収入が多少はあっても『好きにする』という自分ルールが強固になってしまうと実際は大変かもしれない。超頑張ったのにちゃんと相手にされてないってのもあったんだろうけど。デリケートそうだったしね。やっぱ女子の作家はある種の雑草魂が必要なんじゃろ。今週は描きたくない気分、とか。今日は押し入れの中で一人で体育座りしてたい気分、とか。自分が描くといつも同じ画だからもうこの画に飽きた、とか。そういうのをオリャっと乗り越えるパワー。ギャグ漫画家なら『俺、まだ面白い』と信じるパワー。絶対必要何だろう。中田の方は案外素直だった。やる気満々だが、沼田にコンプレックスを抱かれてしまった。気が付くと牢名主のようになってしまった沼田。辞めちゃうのかな?
 後は、途中の小泉が話を聞いて驚いた時に串を縦に口に突っ込んで、危なっ! となった。あそこは具を串の上部の状態にしとかないも危ないぜ。怪我しちゃうよ。死因が『焼き鳥の串で自害』って残念過ぎる。ま、いいか。今回のメインの安井は理由からだいぶ飛躍したしちょっと露悪的になり過ぎてしまってるが、安井なりに雑誌の環境等を守ろうとしてはいた。結構犠牲ありきではあるが、本人がそこから這い上がる分にはお好きどうぞスタイル。虎の穴的でもあり、真面目だから過剰に泥被るみたいなのもある感じ。主人公、心は段々優秀なポジティブ編集者に収まって目立たなくはなってきたような気もする。役割的に難しいんだろな、特に他の編集者がメインになってくると。