羊日記

大石次郎のさすらい雑記 #このブログはコメントできません

とと姉ちゃん

2016-05-20 18:22:56 | 日記
 薄荷油を用意して、完成前に『大成功して大金持ちになった未来』を夢想する常子、鞠子、また開発に加わってきた美子。「オ~ホホホホっ!!」綾をさらに大袈裟にした姿で豪華なベッドに飛び込む姿を思い浮かべる常子。好きなだけ本を手に入れ「幸せぇ~」とうっとりする姿を思い浮かべる鞠子。滝子がくれる物以上に高価そうな菓子を山程ムシャムシャ食べる姿を思い浮かべる美子。三人とも『幸せな予感』に浸り、以前失敗した鳩を掴まえた騒動の話を持ち出して笑い合ったりもした。「三人で一緒にやろう」常子がそう言って、鞠子と美子も匙に手を添え、三人は薄荷油を練り歯磨きの鉢に垂らした。
 完成した練り歯磨きは内輪の人々には好評だった。鞠子が東堂の元へも試作品を持ってゆくと、東堂は既に常子から試作品を受け取っていた。「凄いですね、お姉様の行動力は。あなたはどうです? 挑戦していますか?」問い掛ける東堂。「姉には、言わないで頂けますか?」鞠子は秘めていた悩みを東堂に打ち明ける事にした。一方、常子は街で植物に話し掛けて今日も安定して不審な星野にも礼を言って試作品を配っていた。「ではっ!」小走りに元気に去って行く常子を星野は見ていた。
 常子達が開発成功を祝っていると、騙されて文無しになり借金まで背負った鉄郎が現れて、練り歯磨きに食い付いてきた。森田屋の弁当に試作品を添えて宣伝する案を出す鉄郎。宗吉は協力を渋ったが「女将さん別嬪だったよなぁっ!」と酒盛りした際、宗吉が店の女将を口説こうとしていたと鉄郎は煽り出し、照代に知られるのを怖れた宗吉に(後に結局バレて酷い目に遭わされた)協力を飲ませた。そうして森田屋一同と「一日3回、毎食後です!」常子と鞠子が声を揃えて配った練り歯磨きは大評判となった。
・・・こうして常子と鞠子は『ライオン』も創業したのであった。とと姉ちゃん、完。って、もうええわっ!

グッドパートナー 無敵の弁護士

2016-05-20 18:22:49 | 日記
 仕事は仕事と考えているが私生活では咲坂の方が過去の家族への想いを引き摺りがち。夏目は一人で暮らしている事もあって普段は伸び伸びしている一方で、仕事中であっても咲坂とカチ合うと『現在の問題』としてガンガン噛み付いてくる。神宮寺からは『ベストフレンド』というワードが出てきたが、着地点は微妙なところ。取り敢えず踊りの師匠には芽が無いようだ。合掌。夏目を口説いてる経営者が石黒賢とかなら再婚ルートもありそうなんだけど、違うんだなぁ。
 今回のケースはセクハラ自体は訴えられたら医者は即アウトなんだが、依頼人は病院の事務管理職。さらに咲坂達は病院の顧問弁護士で病院の経営者の意思では無い。依頼人も断罪希望ではなかった。話の最初の条件は捻れてる。これまでの咲坂のやり方ならセクハラ医者の弱味を突いて表沙汰にせずにひっそり辞めさせて、神宮寺が代わりの名医を持ってきて被害者も同じ病院では気まずいから別の医院を紹介する感じかなぁ、と思っていたら、神宮寺のフォローは予想通りだったが夏目の暴走と演説&公開処刑はちょっと話が違ってきて異様な気配。
 よくあるトラブルのようだが、看護師が自分達の権利を要求する為に患者の命を人質に取るのは殺人未遂のテロ行為だ。法で規制すべき。医者と看護師の問題に患者を巻き込むべきではない。在職のまま起訴すれば済む話で、そこに『患者の治療を停止させて全員殺すぞ』と脅迫を足すのは適切ではない。けしからんっ。看護師達による患者の『生命』に対する致死的パワハラっ! 厚労省と法務省は改善に動くべき。係争中も就労権の確保を徹底すればイケるはずだ。両省の大臣は仕事しろYo Yo Yoっ!!!