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My life

私の生活の一端を綴って見たいと思います。

永礼孝二

2009-11-24 17:24:38 | 絵画
2009,11,21(Saturday)

きょうは、妻の叔父で版画家の永礼孝二の我が家に有る作品を紹介します。

永礼孝二は明治34年岡山の津山市に生まれる。(1901~1975)

画歴

✤ 岡山県津山市に生まれる。
✤ 東京本郷洋画研究所に学ぶ。
✤ 戦前日仏協会主催第2回国際美術展版画部に出品。
✤ 戦前独逸ポーランドにて日本現代版画展に推薦出品。
✤ 日本版画協会、日版会、日本版画院会員。
✤ 国畫会版画部、於米国日本現代版画展、中南米各国にて日本現代版画展等出品
✤ ニューヨーク美の殿堂画廊に契約出品。
✤ 昭和48年12月、米国シンシナティ州美術館、日本部門に版画『雪景色』が  永久コレクションとして収蔵される。

★ 現在東京の町田市立国際版画美術館には、作品五十数点が収蔵されている。

1976年4月に〘永礼孝二遺作展〙が開催された折、日展審査員 日原 晃氏が寄稿した文を紹介します。


“友・永禮畫伯”
 
 わが友、永禮畫伯とは、随分長いつき合いである。本当は戦後の30年であるのだが、一生を通じての畫友であったと、私は思っている。
 具象版画の作家では、これより以降、これほど大らかな作風の人は出て来ないのではないか。長い画歴、日本版画協会の会員の地位から、棟方志功氏らと結集して版画院を発足させたこの人の、芸術に徹する厳しさ、純粋さは、日常茶飯事にもしみわたっていた。志功さんと前後して土に帰したのも、何かの縁のように思われ、津山は惜しい人を失ったと、残念で無念でならない。
 悲しみを憶しさにかえて開かれる遺作展に、烈しいときめきを感じる。

                  日展審査員     
                     日原 晃 



我が妻は小学生の頃その永礼叔父から絵を褒められた事が有り、絵が好きになった様である。
私も妻の実家で永礼氏に会った事が有りましたが、小柄で好感のもてる人で有りました。


我が家に有る作品を紹介します。

掛け軸
  

 
 
鶴山城跡(雪)
  

西湖の晩秋
   

銘々皿
 

文化センター


鶴山城跡


作楽神社


弥生式住居跡


衆楽園



以上





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