じじい日記

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ナムチェ 散策

2014-12-03 13:11:39 | ネパール旅日記 2014
 11月7日 金曜日 ナムチェからエベレストビューホテルへ

本日はナムチェに連泊です。
目的は、第一段階の高度順応です。
標高3400mのナムチェから3860mのエベレストビューホテルまで登って降りて来る、軽いハイキングです。


ホテルにはヘリタクシーでも来られます

エベレストビューホテルは今から40年程も前に日本人が立てた本格的なホテルで今でもエベレスト街道方面では抜群の知名度と格式を保っている・・・らしい。
「らしい」と控えめな表現なってしまうのは、行って外観を見、ロビーを通り、エベレストを眺める絶景のテラスで、一杯300RPのブラックティーを飲んでは来ましたが、ただそれだけなので他の事は解らないのが正直なところなのです。
しかし、ナムチェの宿で40RPのブラックティーが300RPと言うのは、エベレストビューの拝観料を含んでも中々のものだと思うのですが。


ホテルの高価なお茶代に渋い顔の謎の東洋人

ナムチェからエベレストビューホテルまでは比較的なだらかな丘陵地を登りました。
汗を書く事も無く、息切れする事も無く、未だ緑の残る牧歌的とも言える景色に和みながらのハイキングでした。


峠から コン デ と ナムチェの街を見下ろす
これで殆ど街の全景で、私としては村だと思いますが「街」です
ナムチェはルクラに次いでエベレスト街道で二番目に大きな街です




たぶん前衛がヌプツェからローツェで後にエベレスト


手前のタボチェからエベレストとローツェとヤク

私としてはまだまだ遠くて小さなエベレストよりも眼前に迫るアマダブラムの迫力に目を奪われていた。
アマダブラムは標高6856mとそれ程の高峰では無いが、頂上を空に突き出したような鋭角的な姿と、登っては標高の割りに雪氷が発達した登攀的要素から人気の山だった。
組織を持たないアマチュアクライマーが自前の力でアタック出来る最高峰の山だと私は思っていますが、自分には手が出ない技量の山なので推測です。


アマダブラム 10年前、いや5年前なら登れたさ、と、思ってみる


俺が見るヒマラヤの花って こればかりだな、と


絵のような景色の中に絵描きさんが居た

私としてはエベレストビューホテルよりもこちらの景色の方が好みだなと言うところにホテルが在って、そこに滞在して絵を描いている人が居た。
大きめのビデオカメラや中盤のスチルカメラが据えられていたので本職の画家で名の有る人なのかも知れないと思いつつキャンバスを覗いたが、目の前に広がる景色とは随分印象の違う絵で良く判らなかった。

そうだなぁ~・・・こう言う場所に三脚を立ててじっくりと撮るのが写真だろうなぁ、と、思う反面、それをやってしまって何も撮れなかったら後が無くなるから、持ち歩いているのがオモチャのカメラなのでろくな写真が撮れないと言う免罪符は外せないな、とも思ったり。
しかし、いずれ足腰が弱ったら、こう言う場所で定点の写真を撮る日が来るのだろうな、この場所は覚えておこう、などと、暢気にナムチェへの道を下った。

ナムチェの宿には11時に戻った。
天気が良く陽が当たって暖かかった。
ラムさんがナムチェから先は寒くなるからシャワーは諦めろと言っていたのを思い出し、この天気なら洗濯も出来ると踏んで350RPを支払ってシャワーを浴び下着の洗濯をした。

昼食を食べていると、今日はバザーの日だからと教えられ出掛ける事に・・・。

11月7日 血中酸素濃度データー
ナムチェ (3400m) 90% 心拍数90 (散策から戻ってすぐ AM11:30)




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