初日ですか・・・？

本日、無事に「北海道ツーリング登山」から戻った・・・初書き込みなんだから言った事さえ知らないよって。

これは、はっきり言って「旅」でありましたね・・・日数が短いのは旅にならないと思っていたおっさんにとってはこれは少し衝撃が有りました・・・まっ、ガツンと言う程ではないけれども、ズン、と頭に響いたね。

ガツンの元はね、八日間テレビや新聞やネットと無縁の日々を送って何一つ困らなかった事なんだね。
で、困るどころか、それらは元来必要無かったンじゃねぇ？　と気づいた、と言うか・・・。
まあ、おっさんが日本の政治や国際経済を憂いても騒いでも無意味であるし、無駄な事は分かっていたんだが、一番良いのは知らない事であるな、と言うのに気が付いた訳だね・・・おっさん、元来頭は悪く無いからね、馬鹿だけどもさっ。

で、一人きりの山小屋でろうそくの火を見つめて「生きる」事の意味を考えたさ・・・焼酎飲んで真剣にさ。
答えは、何となく分かりつつ有ると言うか、掴みかけていると言うか・・・まっ、まだ朧げです。
解り掛けた断片を記してみれば・・・「生きる」と言う事は「無」なのだな、と言う事になってしまうんだけれども、後少しでこの事を一般人にも説明できそうな何か、を掴みかけている訳です・・・分ったら教祖になるんだからなっ。

北海道は、ありきたりな感想で申し訳ないけれども、広かった・・・そして、寒かった。
テントに強い雨粒がビシバシと叩き付ける音を聞いていると、なんだかとても嬉しくて、テントの中で一人、笑っちまった。
しかし、明日雨が止まなかったら悲惨な現実が待っている事が頭を過って、泣いた・・・だって寒いし、着替えももう無いし、コンビニに買い物に行くと周りから人が居なくなるんだぜ、多分臭いから。
そんな中でまた一日中雨の中を走るのかと思うと、俺ってナニしに来たんだろう？と、思うでしょ？普通はさ。

臭いから温泉に入るんだけれども、着替えが無いから事態は進展も好転もしていない訳で、これは惨めだった。
いや、着替えはそこそこ持っていたんだが、二着持って行ったカッパのどちらもバイクの風圧では浸透圧が高すぎて防御しきれずに濡れたのよ。

まっ、110ccの原二カブで回った七泊八日は、ハードだったぜい。
いや、フェリーが二泊なんで実質道内五泊なんだけれども、そのうち三日は山に登っていた訳で、それがキツかったかな・・・歳だな、歳なんだよな、現実はさ。

ここもアレだな・・・古いマックにゃ冷たいんだな・・・画像がうぴ出来ないや。