今日も何事もなし

いや、本日は学校はお休みでして、のんびりと庭の草取りやら畑の野菜の手入れなどをした訳であります・・・しかし、それって学校でやっている事と大差ないんですけれども。
ナント申しましょうか、私はすっかり土に親しむ人に成っちまったと申しましょうか・・・植物の魅力に取り憑かれちまったと申しましょうか・・・まっ、ナンであれ他の事に気が行かないのであります。

それにしましても一週間に七日のうち、土日のお休みって幸せですね・・・そして、待ち遠しい物でありますね。
ナンとなれば私はつい2週間前までは無職の自由人であった訳でして時間的束縛とは無縁だったのであります。
それが今では毎朝8時には学校にたどり着き、午後は4時までびっしりと草むしりや草刈りや草取りなどしているのであります・・・そして訪れる土日のお休み・・・至福の時であります。
いや、お務めの人などは土日でさえも出勤とか、残業で日にちをまたいで帰るなんて過酷な一日を過ごしている場合もある訳でして私の環境など甘い訳ですが・・・しかし、束縛と無縁であった私には土日は宝石の輝きよりも魅力的な訳であります。

しかし、そんな輝く休日の土曜日、私がした事と言えば家の庭の草取りとツツジの剪定とは竹野野菜のお手入れ・・・ああ、そこまで土いじりと植物が好きになってしまったのか、と、我ながら驚きであります。
いや、ホントは今日は山に行きたいと思っていた訳ですけれども昨日の授業での穴堀で精根尽き果てた感じでしてとても山に登る気にはなれなくなっちまったのであります。


キィウィの花　色も作りも派手ですなぁ


枝豆の芽　（山形産ダダチャ豆）


初音と言う品種のイチゴ　大量に成ってます


ブドウの花　この段階で薬品処理して種無しに

本日はやっちまいましたぁ・・・スイカの苗の要らない枝を切り落としたつもりが伸び盛りの本筋を切断しちまいまして後の祭り、であります。
いや、込み入っていたのは確かなんですが、コレから造園屋になろうかと言う者が、ナンテこったい、であります。
しかし、造園科ではこのような時の対処法を入学と同時に教わる訳でして「何を切ってもアッと言う声を出すな」であります。
まっ、自分の畑で自分の苗なんで心置きなく叫んでみたのは言うまでも無いのでありますが、ショックは大きかったです。
そんな訳でリカバリーとしてまだ育ち切っていないポットで育苗していたスイカの苗を早々と後釜に据えた次第であります・・・だって空いていると心が痛むんですものぉ。

本日はキヌサヤと大根を一本とサニーレタスなどを収穫して食べました。
で、サニーレタスなんですが、食べ終わって何気無くお皿に目をやると、何やら小さな物がニョゴニョゴと動いている訳であります・・・あぁケムンパスであるか？と、思ったと同時に、一匹だったのだろうかと言う疑問も浮かんだ訳であります・・・しかし、既にお皿は空な訳でして、喰っちまったからと言ってジタバタのしようも無い訳であります。
ナント申しましょうか、無農薬の自然農法的栽培にはこのような予期せぬ出来事は結構多い訳でして都会の人でチョウチョが嫌いとかケムシなんか死んでもいやとか、青虫見たら倒れ込むなんて人は我が家の食卓へはご招待できない訳であります。
それにしましても太陽光線をたっぷり浴びて育ったサニーレタスは美味いモンじゃ無いですゼ。
ナント申しましょうか、お陽様の力をたっぷりと受けて育っているので身体堅固とでも申しましょうか、まっ、ナンであれ歯応えがあって食味に優しさが無いのであります。
味は・・・いや、市販のサニーレタスのような感じては無く、どちらかと言うと「菜っ葉」的な食味と風味でして青臭い感じさえします・・・ドーですか、青虫付きでさして美味しくも無い自然栽培のサニーレタス、貴方も食してみたいと思いませんか？　思わないっ？　でしょうね。

で、サニーレタスは全量収穫して終わりましてそこは堆肥と肥料を入れて耕した訳です。
次はそこに枝豆が植えられる訳なんですが、何分にも枝豆は発芽したばかりでして苗になっていないのであります・・・サニーレタスの成長が予定より早かったと言う事ですかね。

で、トウモロコシもそろそろ一本立ちにするのに間引いた訳です。
しかし間引いた苗は捨てないで植えてみる訳であります・・・5割くらいの確率で根付くんです。
アレです・・・トウモロコシは同じ品種で統一しないと味がダメになっちまうんであります。
ナンとなれば全てのトウモロコシは品種改良されて作り出されているので異種格闘技戦は苦手でして同じ種類で受粉させないと予定した味にならなくなっちまうのであります・・・とは申しましても隣りの畑で違う種類を植えていたらアウトなんですけれどもね。
と、言う事で、美味しいトウモロコシはバカでかい畑で大量生産されている物に限るのであります・・・コレ、ホントです。