じじい日記

日々の雑感と戯言を綴っております

 京都 銀閣寺

2021-04-27 16:27:19 | 日々の雑感
東寺から徒歩で京都駅に行きバイクを駐輪場から引き出し向かうは「銀閣寺」であります。

紙の地図で確認すると本日回る予定の寺で銀閣寺だけが左京区で離れているのであります。
ならば最初にやっつけておこうという魂胆で向かったんですが、同じ道を何度も通っている感じがしたのは私の錯覚では無く昨日建仁寺に行くのに通っている道なのでありました。

閑散としていた銀閣寺への参道

一説によると観光客の入らない銀閣寺を撮るなど至難の技、と聞いていたわけですが参道に人の気配がないわけで、これもコロナかと思いつつ登って行きました。




大きくは無いが端正な総門

恐らくコロナでなければ外国人も含め大勢の観光客で混雑するであろう銀閣・慈照寺は山門まで来ても静かでありました。

入りと出の仕切りが平時の混雑を思わせる

総門と呼ばれる門をくぐった自分はまずは石積みの上の竹垣に目を見張りました。
なんと、石垣の上に丈の短い建仁寺垣が組まれているではありませんか。
これは・・・これが銀閣寺垣か、と美しさに見入るとともに、一切中を伺え無い仕掛けに驚いた次第であります。

この松不思議に見えませんか

で、中門で木戸銭を支払い一歩足を踏み入れた途端、左手に見えた松に私ゃ腰を抜かしました。

私とても植木屋の端くれ・・・いや、見習いの端くれではありますがこんな不思議な松は有り得ないと思ったわけであります。
しかし、後ろから人が来たのでどー考えても分からないまま先へ進んだ次第であります。

教科書通りの庭

いや、参りました。
自分のような半端者にはとても手の出せない緻密で精密な仕立ての庭で有ります。
全てが計算され繊細の極みとばかりに調和している様は過去のどの庭にも無いものでありました。

あれです、桜の盛りや紅葉では色に惑わされかえって見え難いかも知れない繊細さなのかと思いましたが他の時期を知らないのでなんとも、であります。

銀沙灘と向月台と銀閣 

銀閣寺を訪れる前の自分は写真の向月台を見て、なんだこりゃ、と思っていたわけです。
しかし、銀沙灘の向こうに向月代を置かずには銀閣の姿が浮かばないことを知り只々唸るばかりでありました。

なんという美意識で有りましょうか、銀閣だけを見に来るのも有りとしみじみ思った眺めであります。

足利義政のセンスに脱帽

この寺の樹木で手の入っていないものは恐らく皆無と自分は思いました。
さりげなく透かされた樹は幹や枝を自然に見せるんですがそれが絶妙なのでありまして、ここを日がな一日眺めていようかと真剣に思ったほどで有りました。

いや、回遊式になった庭園を歩くとそこかしこに手の入った跡が見られるわけで、苔や樹の根元などにも目を奪われるのであります。

さて、中門を入ってすぐ左手の五葉松ですが、どう見ても幹がひねってあるのです。
私ゃ自然木でこんなものは見たことが無くどーにも不思議で中門で入場券を売っている係りの人に尋ねてしまいました。
するとやっぱり、であります。
五葉松の元は義政公が盆栽で育てたものを地植えにしたのだそうで有ります。

いやぁ〜尋ねて良かった、であります。

  次は 仁和寺・瀧安寺・金閣寺・延暦寺

   つづく
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京都 東寺

2021-04-27 14:52:35 | 旅と感想
 4月23日 金曜日 天気晴れ

京都の朝、自分の目覚めは頭が少し重い感じで始まりました。
その理由には心当たりがあります。

昨夜ホテルの近くを散歩しようと外に出たんですが洒落た飲み屋があるでも無く無闇に歩いて迷子になるのも嫌なのでコンビニで酒とつまみを買って部屋に戻り呑んだわけであります。
が、少し度を越していたようで頭が重いのは通称二日酔いというものだと思うのであります。

さて、8時ちょうど、ヘルメットとバックと革ジャンを抱え、クーポンも駆使して一泊朝食付き3000円のホテルを出て「東寺」へ向かったわけです。

遠くからでも威厳を感じました

東寺はホテルの前の道を東へまっすぐ徒歩8分と近くでありますが、何分にも抱える荷物が重く朝から高い気温と相まって南大門に着いた時には汗だくでありました。

南大門 あっ、この門は昔見た記憶が、と

南大門の前に立った自分は、あぁここには随分前に来ているなと感じました。
その頃、抹香臭いものに興味のなかった自分は何も感ずる事なく少し境内を歩き立ち去ったわけであります。

しかし、ジジイとなった自分は何れ仏様のお世話になる年頃なわけで、ならば少しはお近づきになっておこうと参拝させて頂いた次第であります。

金堂 ずっと眺めていたかった

やはり宗派によって匂いが違うと言いますか寺の雰囲気は全く違うと思うんですが東寺はこの度回った寺社仏閣の中で一番重い空気を持っていました。

へっ、凡夫がほざくなと言われると黙るしか無いんですが東寺はどこを歩いても仏様を感じるとでも申しましょうか、まずなんであれ空気感が重いのであります。

深山幽谷さえ感じました

なんと申しましょうか、今回の京都の寺巡りの目的は庭を見る事なんですが東寺のそれは自分の小賢しい知識で語れる範疇のものでは無く次元が違うものだと思った次第であります。

いや、庭師の腕とか造りとか、そういう話の入り込めない仏性とでも申しますか、なんだか寺の石一つでも仏を感じてしまうのでありました、なんちゃって。

どーしても五重の塔を入れてしまいます

あれです、庭の手入れという視点で見たら一級品ではありますがそれほど驚くものではないのであります。
しかし、塔や御堂との調和で見ると溜息しか出ないのでありますが、惚れ込みすぎですかね?

東寺の本当の価値は建物や庭だけで無く所蔵品の数々なわけでありますが、自分は仏像オンチでしてどれもが同じに見えるので今回は遠慮した次第であります。

と、いう事で、宿から近かったという理由で訪れた東寺は私の心に深く刻まれたわけですが、我が家地方にも随分とゆかりの深い弘法様お住いの寺だったんですね。

  次は 銀閣寺 

    つづく








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今日は出勤日

2021-04-27 13:47:34 | 日々の雑感
あれです、我が家地方は全国に先駆けてマン防が発令され三月末からバイト先が休業しているんですが本日は諸々の打ち合わせがあるので出頭しろとのことで行って来たわけです。

なんだかずーっと休んでいると働くのが面倒くさいと言いますか、本業の植木屋は12月から4月半ばまで仕事が無いので冬場の暇つぶしとして勤めているんですが少し嫌になっているわけであります。

何が嫌なの、と問われましてもこれですという決め手は無いんですがなんだか嫌なんであります・・・簡単にいうと面倒クセェ、でありましょうか?

で、ボチボチと植木屋が始まってまして気持ちはどーしてもそっちに傾くわけで、夏場の俺はあてにしてくれるなと伝えてはあるんですが、あー面倒クセェ、であります。

私も貧乏だから働いているわけですがバイト先の皆さんは生活掛かっている人もいて大変だと思います。

休業中は6割程度が補償されるらしいんですがガチで収入を当てにしている人は6割じゃ困ると思うんですが、まっ、他人のことなんでわかりませんけど。

私ゃ死んでも良いから気侭にしていたと思うんですがそーすると私が感染者で他人様にうつす可能性があるとなると俺だけ死んでお終いとも言えないので困っちまいます。

今朝のニュースで聞いたんですがアメリカはワクチン接種を終えた人から活動的になり個人消費が上向いて景気回復しているんですってね。
まっ、個人消費の原資は国が配った日本円で1人15万円ってことでありました。
確かアメリカの配給はトランプとバイデンがそれぞれ配って2度目ですよね。

なんと申しましょうか、日本国政府も国民にこんだけの我慢と圧力をしいるんですから糠喜びのために現金を配れよな、そしてGoToと地域クーポンも配って景気回復に努めろよ、なんちゃって。

あれです、私の持つ知識では、ワクチンの効果は感染しないことでは無く発症しにくくなる、と思うわけです。

と、なると他人様にうつすのでご迷惑をお掛けするって事は考慮しなくて良いのかと思うんですがドーなんでありましょうか?


上記のグラフの味噌は感染者であって発症者では無い事だと思うんですが如何でありましょうか?

コロナ騒動の不思議な事は感染することが致命的かと報道されていることだと思うわけです。

インフルエンザなんてウィルス拾っても無症状なら気付きもしないのに何故にコロナは接触者を探し出して感染者を把握しようとするのか?
それほど死亡率や重篤になる危険な病気なのでありましょうか?


上記のグラフによると死亡した人の8割が70歳以上であります。
あれ、京都大学の専門家が語ってましたが、コロナで亡くなったとされる高齢者の多くは高齢者施設の人なんだそうで、言い方はアレですが遅かれ早かれ的な人だと申していました。

で、

老衰で弱っていたが死亡したので調べたらコロナが出た、なんてのも多数だそうであります。
そもそも80才代ともなればお迎えも遠く無いわけでして大騒ぎする事なのかと思うんですがこの手の発言は顰蹙、なんですよね。
ちなみに死亡者の平均年齢は79才だそうで、やっぱしそー言う事なんだなと自分は思うんですが、まっ、いいでしょう。

いや、自分は日本国の総死亡者が一万人を超えたというニュースを見て年齢別の数字を知りたかったわけであります。
しかし自分の検索では出ないのであります。

ちなみに東京都のデーターで死亡者の推移を見ると2月がピークで4月は随分と下火になっているわけであります。
が、ニュースで聞く限りでは只今が緊急事態なんですね。

と、言う事で私にはどーにもコロナ騒動が胡散臭く感じられ、お上と言いますか、私のような下々の民には窺い知れない大きな何かが動いてやしないかと感じるんであります。

まっ、自分も高齢者の入口を潜っちまっていますのでこの先は余生であります。
未だやりたい事は多少ありますが思い残す事は無く何時逝っても良い身の上であります。

余生ですぜ・・・コロナなんてのに煩わされずに穏やかに暮らし静かに逝きたいもんでありますが、まっ、いいでしょう。



数日前に自分は愛知から始まり、三重に行き、和歌山に遊び奈良を通り過ぎ大阪に至ったわけです。
そして京都と滋賀の歴史を堪能し福井・石川・富山・新潟と抜けて家に帰ったわけですが見事に汚染地域を重点的に回ったんですね。

あれ、潜伏期間ってのが有るんですよね、コロナには。

もしも二週間後に自分のブログが途絶えていたら笑ってやってください、なんちゃって。

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