じじい日記

日々の雑感と戯言を綴っております

今度は昼飯

2018-07-12 14:46:55 | 日記的雑談
昼飯を食べようと外に出た・・・正確に言うとホテルのドアから外に出た。
だが、雨なのであります。
雨季なのだから、それで安く来られるのだから仕方がないのですが、ここパンパンガの雨季はまことに正直ではっきりしているのであります。
まず、朝昼晩の3度は必ず降られます。

で、フィリピンでは屋外労働者も多いからと天の神様も慮るのか、日中は意外と降らないんであります。
いや、降るんですがすぐ止むんであります。
なので雨に逢ってもコーヒーショップなどで雨宿りしていれば大概はすぐに遣り過ごせるのであります。

本日はホテルのすぐそばに昔ながらの小さなフィリピンスタイルの飯屋を見つけました。
以前贔屓にしていた地元民御用達の食堂マブハイより手前であります。

まっ、値段的にはそれほど安くも無く、味的には洗練されていない昔ながらのフィリピンの味なんですがそれもまた嬉しいと言いますか、許せるのであります。

で、コンビーフ ログと言う・・・まっ、簡単に言うとログと言うのは定食みたいな物でしてトシーノが付けばトシログで、ハムが付けばハムログであります。
しかし、絶対に外せないのは目玉焼きでしてそれが付かないとログにはならないのであります。

と、言うことで私はコンビーフログとサンミゲールのピルスンとコーヒーをいただきまして230ペソ(480円)・・・やっぱし安いな、であります。

さて、小雨の降る通りを眺めながらビールを舐めていますといろんな人が通る訳です。

これを写真に撮ったら絵になるな、なんて人も居るんですが意欲がイマイチ盛り上がらずビールを舐め続けちまう私でありました。

ちなみにその人はジーンズを履いて居るんですが足元はスニーカーで上には糊の効いたパリッとしたボタンダウンを着て居る訳です。

良くは知りませんがニューヨークの街中でのカジュアルなら良いんでしょうがナンボ砕けても許されるフィリピンだとキッチリしすぎて浮いて見えます。
なのであんましフィリピンに馴染みの無い初アンヘレスの人かな、なんてみて居る訳です。

そんなことを言う私の出で立ちは・・・草臥れたサーフパンツにこれまた着古したポロシャツであります。
足元はアジアの各地で犬の糞を踏みまくって居るチビたビーサンであります。

このホテルの前からその飯屋の前を過ぎるあたりまで、相当大きなビルの建設がされて居るんであります。
で、飯屋のおばちゃんに此のビルなんなのと訪ねてみましたが分からないんであります。
この辺は日本と大違いでありますね。
誰がなんの目的でなんと言う建設会社が立てていて工期はいつまで、なんて表示も一切ないんであります。

私はこれはホテルでは無くショッピングモールだろうと思うんでありますが・・・たぶん当たりだと思います。
ナントなれば、ホテルなら横に長くとかしませんもの。
高く積み上げて地面を節約するはずなんですが横に長いんでショッピングモール・・・SMが道を挟んで向こう側にあるんでロビンソンとかその辺じゃないかと思うんであります。

アレです・・・安い飯屋のそばには必ず安い宿があるのがフィリピンの常と思うんですが、やっぱしありました。

1日だと1200ペソ(2600円弱)と看板が出てますが交渉すれば900以下になると思われます。
で、二週間なら26000円で、一ヶ月だと36000円程度でホテル住まいが成り立ちます。
もちろんシャワーやWi-Hiは有るし、ここは朝食付きであります。

惹かれますねぇ・・・一ヶ月、ここでボケーっとしていたいもんであります。
まっ、一週間で飽きるか銭が底を突くとは思いますが・・・。

しかし今夜の便で帰る自分には魅力的な看板でありました。

一ヶ月居るのならば臨時のガールフレンドなんかも捕まえやすいと言いますか、まっ、逆に捕まっちまうんですけどね。

さて、今夜は短時間の出撃を予定していますので英気を養うためにも昼寝をしたいところであります。

では・・・おやすみなさい、と




コメント (2)
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朝飯難民

2018-07-12 10:54:34 | 日記的雑談
素直にホテルの食堂で朝飯をとれば簡単なんですがそれでは面白く無い訳であります。
なので私はむきになってフィリピンでも昔風のスタイルになりつつあるオープンテラスや外向きのカウンターのある店を探すのです。

このホテルは繁華街からちょっと離れていまして、だから静かで少し安いので選ぶんですが、人が少ないと言うことは商売も厳しい訳で馴染みだった古くて汚い飯屋は時代の波に浚われてしまったいました。

と、言うことで新しい店を探し当てたんですが、アメリカの年寄りもそんな雰囲気が好きなのか朝飯時の席確保の競争率は高いのであります。

なんとなれば、カウンター席で椅子の数だけ人が座るなんて無粋なことは誰も好まない訳で、最低でも一つ置きか、理想を言えば三つ置きであります。
なので大体3人も座れば息苦しくなるのであります。
本日はすでに2名の先客がいたので諦めました。

いや、アメリカ人のじい様達は食べ終わったからといってさっさと席を立つなんて事は殆ど無く、その後マグカップの冷めたコーヒーを舐めながら暇をつぶすのであります。

あれです・・・ここアンヘレスが他のアジアの歓楽街と違うところはクラーク基地の跡、と言うことでありましょう。
この近辺にはベトナム戦争時代に重要だった米軍基地が二つありました。
一つはオロンガポのスービック海軍基地で、もう一つがアンヘレスのクラーク空軍基地でありました。

ついでに言うとアンへレスという歓楽街はタイのそれと同じでして米兵の慰安のために作られたのであります。

と、言うことでフィリピンには年金暮らしのアメリカの退役軍人が多いんですが、ここアンヘレスは特別多いのであります・・・と、これは私の勝手な見立てなんで意義は認めます。

さて、そんな訳で朝飯を食べ損なう危険に迫られた私は仕方がないのでなんの面白みもない泊まっているホテルの食堂で食べた訳であります。

それにしてもフィリピンのインフレは凄いですね。
ビールなんて値段だけで見たら20年前の2倍半上がってます。
なので朝飯なども昔のようにアメリカンブレックファスト90ペソ、なんてのは望むべくもなく、いつの間にやら日本よりも高い200ペソが普通になっちまいました。

まっ、裏道の現地人御用達の飯屋では昔ながらの料理と値段で食べられますけどそこにはアメリカンブレックファストやらコンチネンタルは無いので仕方がありません。

昨日午後5時ごろ、晩飯を食べて飲みに行っている間に部屋を掃除してくれと言ったら、面倒だから部屋ごと移動してくれと言われちまいました。
まっ、それは掃除するよりも手っ取り早いと言えなくも無いですけど一度広げた荷物をまとめて引っ越すのは難儀なことであります。
でもハウスキーパーが帰ったので無理と言われると仕方がない訳で、6階から10階に引っ越したのであります。

で、1002号室に入ったんですが、ここは数年前に泊まった部屋でして、馴染みがあった訳であります。

しかも、10階はリニューアルが施され下の階よりも幾分か綺麗・・・のような気がします。
エレベータの前なのですが泊り客は隣の部屋だけのようでとても静かであります。

たぶんこの部屋の方がなんぼか高いのだと思います。
なので6階のバスタブは栓が無くて湯が溜められませんけどここはちゃんと風呂として機能していました。

まっ、それでも排水やら傾斜の問題でバスルームが水浸しになる不快な現象は同じでありましたが。

今夜はもー帰り道であります。
深夜の2時の飛行機なので11頃にはチェックアウトであります。

到着した日は深夜の2時に入り帰りも一泊までできない時刻にチェックアウトしても支払いは4泊分であります。
いや、予約しないで来て深夜だからまけろ、とか、最終日は一泊しないんで延長料金だろうといえば少しは安くなるんですが元が安い宿なんで値切って浮くお金は大したこと無く、その割にはやり取りに労力を要するので止めています。

昨夜はバーで大騒ぎして来ました。
いや暴れた訳では無く後先見ずに自分の席に来た女性には気前よくドリンクを提供して盛り上がったのであります。

一人でバーに行ってポツンとビールを飲むのは部屋で一人で缶ビールを飲むより寂しい訳です。
なので行くとなったら覚悟して財布を厚くして行く訳であります。

で、最初は海の者か山の者かわからないので用心して近寄って来るオネェちやんもやがてこいつの財布の紐はゆるいと察して皆が群がって来るんであります。
そこでおいらは大盤振る舞いしてバカを承知で騒ぐのであります。

と、申しましても2時間以上も飲んで騒いでのお支払いは日本円で一万にも満たない訳でして・・・昨夜は8500円くらいですかね? それで寂しく無く過ごせれば安いもんではありませんか。
しかも彼女らも滅多にこない景気の良いバカが来た・・・今夜は良い晩だと喜んでくれるんですから。

でもね、昨夜はオネェちゃん方も節度があると言うか、無理強いしないのでこちらから気前よく出したんですけど店によってはしつこく強請れてて辟易して退散することも少なく無いのであります。

この手の店は自由恋愛が基本でしてオネエちゃんと気が合えばムフフな関係になれなくも無い訳であります。
まっ、ある程度言葉が通じないと間が持たない訳でして二人きりになっても困っちまう、なんて事を言う話も聞きますがベッドに入っちまえば言葉はいらない・・・なんて言いつつ自分はその道は閉ざして久しいんですけど。

昨夜も自分好みの可愛い娘がいまして話をしていた訳です。
彼女はサマールの出でビサヤ語が解って話が弾みました。

で、あれこれ話して行くうちに、年は25才で5歳の娘が一人いて御多分に洩れず未婚の母でありました。
そして地元においてある娘の面倒を見ているのは母親で、やっぱし彼女にも父親は居ないのであります。

どーしてフィリピンの男って子供を置いて逃げ出すのかねぇ~と、思いますが、そう言う境遇の娘が金に困ってこの手の仕事に集まるから自分との遭遇率も必然的に高いのかもしれません。

でしょうね・・・普通の家族は普通に一家揃って親子して居ますもんね。

で、話をして行くと毎度のことなんですが子どもの学費のことになる訳であります。
今はキンダーだけど来年からエレメンタリー・・・ハイスクールまではなんとかなるとしてもカレッジはお金が、と。

なんども同じ話を聞いたんですが、どれもホントでして嘘では無いんですけど、子どもの父親はいなくても彼氏や内縁の夫はいる訳であります・・・推測ですけどほぼ間違い無いです。

なので若い日本の男性が鼻の下を伸ばして口説いても金だけせびられて話は中々上手く進まない、なんてことも多い訳です。

と、まぁ、見て来たような嘘も交えて書き飛ばしますけれども、フィリピンの変貌に自分はついていけそうに無いな、なんて思いつつ、私には心地良いこの国はどんな目にあっても憎めない・・・やっぱしまた来るんだろうな、なんて思うのであります。



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帰り道は遠い

2018-07-12 08:08:16 | 旅の記憶
昨夜は酔って書き込みをしたので誤字や誤変換があって赤面であります(*_*)

まっ、元々戯れ言ですので無問題と思いますが。

昨日はずいぶん歩き回ったのでネタがありました。

シシグを食べた事やトライシクルのドライバーの追い剥ぎにあったことなど、珍しくも面白い話しが有ったのであります。

あっ、帽子も盗られました。
前の方から数人の子どもが走って来たのでバッグを身体の前に抱くように身構えたらすれ違い様にキャップを持って行かれたのであります。
アディダスのロゴが小さく入ったシンプルなデザインが気に入ってましたが、後を追う間も無く走り去って行きました。

トライシクルドライバーの追い剥ぎは、追い剥ぎと言うほどの事でも無いんですけど、路上の両替屋が使うマジックを応用したものでありました。

歩いていると格安で乗せるから乗って行かないか?と声をかけられました。
折しも雨がパラついて来たのでどーしようかと考え足を止めると演技が始まったのであります。

まず、この界隈の子どもに気をつけろ、と来てバッグに手を伸ばして来ます。

その間休み無くリトルギャングの手口を語って気をそらし、いよいよバッグのファスナーを開け、表側はカッターで切って盗られる、ここはファスナーを開けられて盗られる、など話し続けるのであります。
そーしてお目当ての財布を見つけるとバッグから抜き出して中身を抜き取ろうとする訳です。

ここで自分は大声で触るな、と叫び財布をひったくり事無きを得ましたがドライバーが札を握って数秒後にはポケットに入れらるのであります。

で、怪しいと気付いて騒いでも後の祭りでして入れたはずの札はどこにも無いのであります。

まっ、フィリピンに限らず笑顔で近づいて来る見知らぬ輩は絶対的に下心有蔵な訳であります。



アンへレスのトライシクルは狭くて乗り難い。
多分歓楽街と言うこの街独特の需要とはっきりした雨季の雨対策かと思います、が定かではありません。

トライシクルドライバーは旅行者と地元民の料金を二本立てで営業しているのであります。
その差はとんでも無い差でして甚だしい時は10倍にもなったりします。

そもそもアンへレスのトライシクルはビサヤ地方に比べ高いんですけど観光客には容赦無くぼったくるので腹が立ちます。

因みに地元民が35ペソの距離も一律100ペソ要求されます。




コーヒーカップの奥に見えるクリーム色の車がジプニーであります、が、見にくいですか?


自分の対抗手段は乗り合いバスのジプニーで8ペソで移動しています。

おおっと、朝飯に行く時間であります。

昨夜は大盤振る舞いをして騒いで来たので酒が抜け切って無い感じであります。

財布は空っぽでまたATMに行かなければなりません。

ATMは一度の利用料が500円掛かるので小分けにして使うと損します。
が、余らせたく無いと思うので結局は足り無くなり、大した額を
下ろしもしないのに500円払う羽目になるのであります。


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書いた記事が消えてる

2018-07-12 00:57:33 | 日記的雑談
今日二本の記事を飛ばしたんですけれども全部消えてます。

なしてぇ~と問うても後の祭り・・・無いものはないのであります。

一つは、フィテリピンのテレ日ニュースを見ての感想・・・相変わらずのシャブ狩りで多くの貧乏人が捕まっている、と、のニュースから最下層の民は何処も生きにくく成っているんだなぁ~なんて事を思ったのを書きました。

いや、結構詳しく書いたんですが消えちまった今、再度書くことは難しいのであります・・・何故ならば、書いたことはほとんど思いつきだからであります。

そして次に書いたのは「シシグ」のことでありました。

私はフィリピンには結構詳しいと思っていましたが、シシグは知らなかったのであります。

で、本日、たまさかフィリピンレストランに行ったのでシシグに巡り会えそれを書いたのであります。
が、消えちまったんでは仕方がない・・・しかし、これも再度書くとなると難儀なことであります。

今夜は出撃しまして散財しました。
で、戦果はと言うと・・・WARA であります。
WARAはビサヤ語で、意味は「無い」であります。

と、言うことで散財した割には戦果無く撃沈したのであります。

いや、今夜はもう遅いのでシシグのことは明日にします。

美味いもんであったとだけ言って おやすみなさい、と。



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