エース、ステップ

ペーニャ、勝ち越し２０号＝プロ野球・オリックス―ソフトバンク(時事通信) - goo ニュース

２回表に１点を先制されるが４回裏に長谷川のタイムリーと明石の内野ゴロでホークスが２－１と逆転。
オリックスの先発が金子ということを考えればこれ以上の展開はないのだが、５回表にホークス先発岩嵜が先頭の伊藤にセンター前に打たれ、安達の犠牲フライで２－２の同点とされる。

そして６回表、先頭の糸井、Ｔ－岡田に連打を許し、ペーニャには内角の球をレフトスタンドにホームランされた。
これで２－５。
試合としてはかなり大きな失点だが、岩嵜はなおも伊藤のフォアボールからピンチを作り安達のタイムリーで６点目を奪われた。
７回には２点を返し、９回には柳田のソロで５－６までしただけにもったいない６点目だった。

ペーニャに一発食らった時点で代えればいいと思うのだが、そうはしなかったのは岩嵜の能力に掛けたのだろうか。
確かに球そのものはいいのだが、自信を持って投げていない、そしてボールゾーンに落ちる変化球がないのでバッターに粘られて下位の打者にもヒットを許してしまう。
マリーンズ相手には好投している岩嵜だが、首位相手には上手くいかなかった。

エースとして君臨する金子と、将来のエースと言われながら踊り場でぐるぐる回っているような岩嵜との差が出た一戦だった。