野球とクスリ

24日にロッテのバレンタイン監督と楽天のキーナートＧＭが日本外国特派員協会で講演したという。
その際、話が薬物問題になり、バレンタイン監督は「ドラッグに対する締め付けがきつすぎる」と訴えたとか。
オリンピックと異なり、プロ野球の薬物使用に関してはベールに包まれている。
なので、どれだけ現在のプロ野球界に薬物が使用されているのか、詳しいことは判らない。

ただ、噂話のレベルでだが、「あの選手は禁止薬物を使っているのでオリンピック代表に選ばれない」
なんて話は聞いたこともある。
確かに、だれとは言わないが、最近流行りの「肉体改造」を行った選手の中には、素人目にも、明らかに不自然な？筋肉のつき方をしていると感じる選手はいる。

生活を掛けて必死に戦うプロ選手なのだから、人よりもいい成績を上げたいと考える中で、薬物に手を出す選手が出るのは当然のことなのかもしれない。
ただ、一人のファンとして、その後の人生に大きなダメージを与えるような薬を使うことだけは、控えてほしいと思う。

折りしも、元プロ野球選手の犯罪行為が相次ぎ、引退後の選手の人生の過ごし方が話題となっている昨今である。
お金の面だけでなく、健康の面でも、常識を外れたことにだけにはなってほしくないなと、思う。