4年間を10分に映像に編集するという作業を数日していましたが久しぶりにテレビ局員時代を思いましました。4年間と言っても20名の死者不明者を出した兵庫県佐用町で30人あまりの住民ディレクターが撮影した映像やわたし自身のもの、また登場する人々も全国中からです。これを「10分で見せる」住民ディレクターの大きな力がここにあります。
しかも10分の映像の手前には当事者として活動してきた数多の住民ディレクターがカメラのスィッチを入れたり押したり、時には泥を一緒にかき分けたり、不明者の捜索に加勢したり・・・。住民ディレクター一人一人の等身大の身体があります。そこまでをイメージしてもらえると素晴らしい映像編集です。
時間があったとかなかったとかも関係なく10分の映像が語りかけるものがここでは全てです。、本日総務大臣懇談会にて披露させていただきますが久しぶりに茶の間の視聴者の評価が気になるディレクターの心境です。